09年9月19日 | 地元活性化シリーズ第一弾 焼酎を割り続けて30年 博水社の宴会で一杯! | ||||||||||||
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、眞鍋かをり、井筒和幸、田中秀子(社長)、吉川仁(営業部課長)、徳永直樹(業務部)、近原徳芳(経理部長)、田中雅子(経理部)、橋口昭美(業務部)、岩崎哲也(営業部) | |||||||||||||
目黒界隈の有名企業が暑気払いの宴会をやるというので、今回はそこにお邪魔する。有名企業というのは焼酎割り用の飲料メーカー、博水社。ハイサワーでおなじみの企業だ。ということで、ハイサワーを飲み倒しつつ、タモリの住まいでもある目黒区の企業・博水社に潜入する。 一見パートっぽい社長の田中秀の手引きで、まずはハイサワーの作り方から。グラスについている星のマークまで焼酎を入れ、氷を2〜3個入れ、ハイサワーを入るだけ注いだらハイサワーの完成。なお、家で飲むときは焼酎1:ハイサワー3くらいがいいらしいし、甲類に限らず麦や黒糖でもいいのだとか。で、乾杯。 博水社の歴史をざっくりなぞって(創業1928年、ハイサワーの登場は1980年、登録商標は「輩サワー」など)、レモンの他にもあるハイサワーシリーズをテイスティング。それぞれ眞鍋が飲んで、アイドル風のコピーをつけていく。ハイサワーうめには「しっかりした風味、優しい甘さ」、ハイサワーライムは「一口で南国気分」、ハイサワー青リンゴは「お子様にもぴったり」。コピーを言うのがばっちりカメラ目線だったり、アイドル風なのがぶりっ子っぽかったりでタカや井筒からは大ブーイング。とくに「お子様にもぴったり」にはタモリからもクレームがついた。 ビジュアル系バンドのボーカルを務める徳永、社長の妹で姉とともに「三代目シスターズ」を結成してしまった田中雅など、宴会に集まった個性派メンバーの紹介を経て、いろいろな酒をハイサワーで試し割ってみる。博水社の提案するウイスキーはまずまずの相性、それを受けてタモリはウイスキー×うめを提案。より飲みやすくなったようだ。泡盛もかなり評判がいい。挑戦的なカルーアとの組み合わせも、タカはけっこう好みの味とのことだった。 そのまま社員一同の宴会芸披露へなだれこむ。トップバッターは田中秀のボーカルでスタンダード「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」。学生時代からジャズの嗜みがあったそうだが、最近は宴会専門とのこと。次は橋口の秘技・瓶ケース5段重ね運び。もちろんハイサワーが積まれたケースで、これを軽々運んだ。そして岩崎の自作ポエム「夏の終りに…」の朗読へ。えもいわれぬ空気にしたポエムだったが、そのような詩をノートに書き溜めているようで、持ち込んだノートのトップを飾る「19の挫折」も詠んでもらった。 最後に締めの一杯、ハイサワーハイッピー。ビールテイストを味わって終了。 ハイサワーを中心にしながらもとっ散らかった印象の回だが、宴会という設定のせいか、呑み企画にしては呑みよりもその他の要素に目が行く。特に岩崎のポエムはすべて持ってってしまうほどの威力がある。あれで本気なのだから恐ろしい。社長は社長で妙にぶりっ子っぽく、この社長あってこの社員あり、か。社の雰囲気は悪くなさそうだからいいのだろうけど。井筒(文句を言いつつぐいぐい呑んでいるのはさすが)が呑むのに浅草キッドがいない、という展開ながら、眞鍋がかなりの働きをしてキッドの穴を埋めた印象。ワイングラスの回で相当な酒好きを見せていたものの、まさか井筒と互角に渡り合うほどとは思わなかった。試し割りのあたりからかなり出来上がっていて、裸足で歩いてしまうなど素の反応がなかなかいい。アイドル的な売りの人がそれでいいのかと思わんでもないが、もうアイドルという歳でもないか。女子がいるおかげで、井筒の攻撃性も幾分か薄れており、いい組み合わせだと思った。C。
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