作者について。

むらかみと申します。「作者について」という表題にそぐわないかもしれませんが、このページに関して述べます。

〜わたしとタモリ倶楽部のかかわり〜

[偶然知った]たぶん高校2年の時分だったと思う。寝る前に居間に降りたら(部屋は2階だったので)母親がテレビを見ていた。「外国の歌なのに日本語に聞こえるのを紹介してるんだって。面白いよ」。そう、空耳。しかもデーモン閣下を迎えた「空耳アワー秋の新作コレクション」だった。最後の数分しか見ていないが兎にも角にもこれが原初体験。
[そして]その番組がタモリ倶楽部であることをどのようにして知ったのか、全く覚えていない。大方新聞でも見たのだろうが。で、初めてのタモリ倶楽部体験からほどなく見始める。空耳のインパクトが強かったので、当時は空耳が見たくて見始めたのだろうと思う。
[実家にいたころ]当時ビデオデッキがおんぼろでABA(青森朝日放送)の番組を録画することができなかったので、オンタイムで見ることを強いられる。高校生でも日付が変わる頃には寝ていたわたしには夜更かしのレベル。小学低学年の頃からエロへの造詣が深かったので番組の「笑えるエロ」に大ウケ。ただ親もいる場でエロギャグが炸裂した時は、果たして笑っていいものか迷いつつ笑いを噛み殺していた(若いのう…)。そのうち会話の一語一句をも逃すまいとイヤホン装備で見るようになる。視聴者がわたしだけだったからできた業。ただ端から見るとわたしの笑い声だけが聞こえるわけで、家族には気味悪がられた。
[そんな時期もあった]受験期に数ヶ月番組断ち。4ヶ月くらいだったような気がする。今思えば別に断つ必要はなかったのだが、大好きな(その頃にはいちばんのお気に入りになっていた)番組を断って縁起でもかついだんじゃないだろうか。まるで恋する女子高生(死語)じゃーん。
[引っ越して]大学に受かったので関西に引っ越す。ひとりぐらしなので誰にも気がねすることなく笑えるようになったが、驚いたのが放送遅れ。実家にいた頃はずっと関東圏と同じ時間に見ていたので、関西という一大都市圏なのに「放送遅れ」というものがあるのが信じられなかった。放送時間がまたその頃のわたしには遅かった。引っ越ししたばかりということでちゃんと大学にも行っていたし。1時台すら未知の領域だったのだ、あの頃は(若いのう…)。
[ビデオデッキきたる]タモリ倶楽部を毎週確実に見たいという思いが強くなったのでビデオデッキをディスカウントショップで並んで買う。¥14,800は当時の底値だった。ビデオデッキを買う理由として掲げていたのがタモリ倶楽部を録る、赤ずきんチャチャを録る、その他見たい番組を録る、だった。ウエイトはタモリ倶楽部5割、チャチャ3割、その他2割。しかし購入後3週間ほどで赤ずきんチャチャは終わってしまい、結果的にほぼタモリ倶楽部のためだけに買ったことになる。最初は3倍で録っていたはずだがそのうちなぜか標準で録り始める。以降、頑なに標準速録画を続ける。ここで現在の視聴の形がほぼ完成され現在に至る。
[でもなぜか]ビデオデッキ購入後はまず見逃していないはずだが意外と知らない回もあったりする。録り逃し、昔は結構あったのだ。例えば…って、見てないのだから挙げられるはずもない。また、購入した頃から夜更かしの度が激しくなり、放送時間に起きていることが当たり前になった。
[その頃地元では]関東圏と同じ時間にタモリ倶楽部を放送するという全国でもごくまれな県だったのだが突然枠移動になった。追い出した番組がまたしょぼい(昼にやっていたローカル情報番組が移ってきたのだが母親曰く「昼にやってたほうがよかった」)のでバカだなあ。と呆れる。
[続・引っ越し]本業の関係で愛知県に引っ越す。愛知県といえば関東から放送遅れが12日というタモリ倶楽部後進県。辛く苦しい日々の始まり。これさえなければわりといい街なんだが。
[保存していない忘れじの回]○辛島美登里がゲストに来た空耳アワー復活スペシャルの回。残していたはずなのになぜかない。ビデオテープを全部あさったのに出てこなかった。○みうらじゅんのエロスクラップの回。実家に帰っていた時に見た逸品。ひたすら笑い転げてた。傑作だった。○キッチュの折り顔の回。この回でキッチュに感心して、いまのキッチュ大好き人間ができあがったのだと思う。
[お気に入り出演者]おなじみの顔で言うなら松尾貴史・爆笑問題・みうらじゅんか。続くのが渡辺祐・ひさうちみちお・杉作J太郎。この6人のうち誰かが出てれば、それだけでわたしにとっては平均点。客観的に見てもこの人たちが出る回は滅多にはずれないと思う。あと、蛭子能収の位置付け・役回りも好き。ほとんど出ない人でいうとしりあがり寿あたりか。萩原健太もいい味。この番組に関しては、出演者の好みは王道を行っているような。

 

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[昔のすがた]個人ページの一コンテンツ。テキストオンリーで、フレームもテーブルタグも使わない味気ない(今も味気ないけど)画面だった。
[半独立サイトへ]今でも体裁的には一コンテンツだけど実質独立サイト。Yahooにはこのページが登録されてるし。独立サイトの体裁にしたのは、このコンテンツの反響がそれなりにあったからで。実際、カウンタの伸びも個人ページよりこちらのほうがずっと大きい。メインがこっちという説も。
[画像がほとんどない]軽いページをめざしているといったリッパな理由ではない。確かに重いよりは軽い方がいいさとは思ってるが。1.つくれない。2.つくるのがめんどくさい。3.どのような画像を作ったものか、どこに置いたものか途方に暮れる。といったような理由。それでもなんとかタイトル画像だけはつくった(これもサポートをいただいたけど)。
[リンクフリー]もはや個人HP文化が廃れていますがリンクフリーです。
[転載・掲載]そんなことを企む方がいるか?という気はするけど、一応。無断転載・掲載はお断りです。

 


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