企画応募キルト(1)
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企画応募なんて私には絶対無理だなあと思ったけど、メル友さんからインターナショナル キルトウィーク大阪の企画応募を一緒にとのお手紙で背中を押されて、思い切って参加することにしました。
企画は「好きやねんキルト」。私の好きやねんは、そりゃあ玄ちゃんとのお散歩です。
6年前病気が進んで車椅子になって心のバリアがなかなか取れなくて、知っている人に会うのが嫌で、なかなか近くの散歩に出ることが出来ず、奈良の町は大嫌いでした。
ネットのお蔭でいろんな方と知り合って、近くをお散歩できるようになるのに4年もかかりました。
今では奈良の町も人も大好きになり、街角で絵手紙描くのが習慣になりました。
そんなこんなをキルトにしました。
で出来上がったキルトはかな〜り自己満足そのもので、ネット友達にしか意味がわかんないだろうなあって玄ちゃんに言われました。

私の散歩道

下地は2cmのヘクサゴンで大和三山を。
絵手紙は街角でスケッチしたのをアップリケして、奈良特産の奈良ふきんを下地に使いました。
狐に扮した私がスケッチしてるのは東大寺です。
そこは刺繍しました。

(大きさ50cm×50cm)
   

奈良公園をお散歩したとき、春日大社の中までは車椅子で行けなかったけど、興福寺と一緒に絵手紙に描きました。
神聖な気分になりました。


うちの近くの法隆寺は、年2回夢殿が開きます。
でも車椅子では中に入れないから、お宝は残念ながら見たことはありませんが、想像するだけでもワクワクします。


奈良では鹿は神の使いと言われています。
奈良公園で絵手紙描いてる時、ちょうどアベックの鹿がこっちを向いてくれました。

 
東大寺も入り口にスロープが出来て、車椅子で入れるようになり、大仏さんをスケッチしました。
奈良県人なのに大仏さんを見たのは、まだ2回目です。


椿の花の造花は東大寺のお坊さん達の手で造られ、大和路に春を呼ぶお水取りで使われます。
布で椿を折り紙風に折って作りました。


私が絵を描いてる隣でいつもじっと待ってくれてる玄ちゃんのお蔭で私は安心して車椅子でお散歩が出来ます。私たちは来年結婚30年、狐とタヌキの化し合いの毎日です。

   (2005/6)