Zelda Village / ゼルダの里
GBA:ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし 開発者インタビューより
2004年9月3日 19:20

 週間ファミ通9/17号(本日発売)に、GBA『ゼルダの伝説ふしぎのぼうし』の開発者インタビューが掲載されました。イメージスケッチイラストも交えながら4ページに渡る特集記事。それより、新たに得られた情報をお伝えします。

■”ふしぎのぼうし” の正体は、生き物 !
 帽子のような格好をしていますが、実は生き物なんです。 帽子のようだけど、長いクチバシを持った鳥のような生き物 ( イメージ1、 イメージ2 )
タイトルにあるように、本作ではとても重要なキャラクターになります。
ふとしたきっかでリンクと出会い、一緒に冒険するという設定。
「時のオカリナ」のナビィ、「ムジュラの仮面」のチャット、「風のタクト」の赤獅子のような存在ですが、特別な力を持っていてゲーム性に関わるアイテムでもあるようです。


■アドバンスならでは2Dの表現を追及した『ゼルダ』
 インタビューの際に青沼さんが持つイメージスケッチに収められたイメージスケッチを繊細なまでにみごとに描きこめられたほどの2Dグラフィック。イメージスケッチを、いかにゲームボーイアドバンスの2Dで見せていくのが最初のアプローチだった。
開発者の藤林さんは、”2Dだからアドバンスだからと言って、消して3Dのゲームに引けを取らない『ゼルダ』、2Dの最高峰となる作品を目している”とコメントされています。


■本作のテーマは”大小”
 今作のリンクは小さくなったり大きくなったりと、体の大きさが変化します。通常サイズと、小さくなったリンク、2つの視点で冒険することになります。小さくなったリンクはいつもとは違った視点で、行動することになるのです。体が大きい時には行けないような所で、小さくなったリンクは活躍します。
小さくなったからこそできる謎解きや、大小を切り替えてクリアーする謎解きも、、。また違った謎解きが生まれていそうです。


■小さなリンクが出会う小さな妖精 ”コビット”

↑絵板で描いたイメージ
 純粋な心をもった子供しか見えないと言われる、コビットの世界があります。ちなみに、ホビットじゃないです。(笑)←青沼さんがコメントされてました。(指輪物語ネタ) このコビットの世界に入る入り口は、リンクが冒険する世界に多数存在するようなのですが、小さくならないと行けません。
  そこで小さくなったリンクが出会うのが”コビット”と呼ばれる小さな妖精たちです。( イメージ ) 小さくて可愛いキャラクターです。ファミ通には、コビットの世界の様子や、コビットのイメージスケッチがいくつか掲載されています。 


インタビューに答えられたのは、任天堂の青沼さんと、開発を担当したカプコンの藤林さんです。 本作も、『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』や『4つの剣』同様に、カプコンが開発。任天堂とカプコンの共同開発といった感じです。

- 開発者データ-
ムジュラの仮面のディレクターを経て、 4つの剣+から『ゼルダ』シリーズのプロデューサーとして活躍されています。
 情報開発本部 制作部 政策課 課長代理
 任天堂 青沼英二 氏
  カプコン 藤林秀麿 氏
カプコン 第二開発部
「ふしぎの木の実」とGBA「4つの剣」で、ディレクターを担当し、本作ではプランナーも兼任。 

タイトル ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
ジャンル アクションRPG
価格 4800円(税込)
発売日 2004年11月4日
メーカー 任天堂 / 開発:カプコン


情報源:週間ファミ通9/17号、参考イメージはgamespotより
ファミ通の次号ではゲーム画面が公開されます。
本号共に、気になる方はぜひチェックしてみては?

過去ログ
 ⇒GBA「ゼルダの伝説ふしぎのぼうし」気になる新要素に迫る 8/28
 ⇒GBA新作タイトルは『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』 5/30

任天堂 公式公開ページ
 ⇒ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(任天堂)
 ⇒ZELDA Minish cap(N.O.A)

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