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考えるヒントのお蔵 人と自然の棚 第7番
南の島で暮らす夢

小さな頃に「ハメハメハ大王」の歌を唄った覚えがある人もいるのではないでしょうか?
ゴーギャンの絵や小説、「月と六ペンス」などでタヒチに憧れたヒトもいるでしょう。それで私も新婚旅行はタヒチのボラボラ島に行きました。

北の大地か南の島か!どっちかで暮らしてみたいという人が結構いる事は、「田舎暮らし」の雑誌を見ても丸分かりです。

そこにつきまとう大きな問題はお金。移住のためのお金は何とかなっても、そこで暮らしていく生活の手段を手に入れる事ができなければ、多くのヒトにとって南の島暮らしは、「定年後の見果てぬ夢」に終わりがちです。

かといって、体も弱くなってから不便な土地に行くというのもまた大変。「どうせなら、新しい生活を切り開くだけの気力と体力のあるうちに移住したい」と思う人がたくさんいても不思議ではありません。

ただ、移住者が現地の「水」に馴染めず撤退する事もありますし、自治体が音頭を取って村おこしで誘致したものの頓挫してしまうこともあります。南の島ではありませんが、日本海の隠岐の知夫里島の「Iターン」計画も、厳しい現実に直面しているようです。

その一方で、悠々自適の老後が送れる、健康と経済力にゆとりのあるヒトでなくとも、思い切って移住を果たしたヒト、十年以上もかけて地道に計画を進めているヒトもいます。

南の島への移住を呼びかけているメールマガジンやホームページもいろいろあります。体が動かなくなる前に、とにかく一度「下見」に行きましょう。

管理人の私も、今までに9つの島を見に行きました。今一番のお気に入りは石垣島。憧れは、南十字星を臨む波照間島。石垣島東部の米原海岸にあるレストラン「やしの実」のご夫婦のようにはなれなくても、牧草地やサトウキビ畑の一角で、「ヤギとダチョウの共和国」を作るのが夢のまた夢です。



そんな夢を思い描いているうちに、妻は癌に倒れて2004年7月3日に他界し、同じ年に母を失って独り者になっていた父も2007年3月23日に他界。上の子どもは就職し、下の子ども来春には大学を卒業予定。どうやって自分の余命を過ごしていくのか惑う中で、奄美諸島の奄美大島加計呂麻島沖永良部島与論島屋久島口永良部島を独りフラフラ巡りました。

その島それぞれに魅力がありましたが、具体化できそうな移住の第一候補地は屋久島。ヤギ計画も盛り込んで作ってみたのがProject H  honey com. cabin 六角堂計画です。六角堂って何、なぜ六角堂なのかとお思いの方は是非計画をご覧ください

最終更新;2007.08.16
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  • N930 モロビト
    • 南の島 弁護士は行く/離島で初 石垣島公設事務所長に/「憧れの地仕事も生活も」
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