紹介記事目録 | |
ヤギさんコーナーの玄関へ | 分類表に戻る |
記事紹介の留意事項 |
読売 | 2001/05/19 | 朝刊 | 6 | 面 | No .N910y010519m6 |
|||||
イギリス | 英農漁業食料省 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 口蹄疫発生初めてゼロ/英で17日に |
||||||||||
メモ : 英農漁業食料省は2001年5月18日、口蹄疫の前日の発生件数がゼロだったと発表した。 2月の発生以来、一日の間に新たの感染例が見つからなかったのは初めて。 |
読売 | 2001/05/04 | 朝刊 | 2 | 面 | No .N910y010504m2 |
|||||
イギリス/ロンドン | ||||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 英、口蹄疫終息を宣言 |
||||||||||
メモ : ブレア英首相は2001年5月3日、口蹄疫に関し、事実上の終息宣言を発し、週明けにも議会下院の解散と総選挙の6月実施を発表する。 今回の口蹄疫禍は、2001年2月20日に第1例が確認された後、瞬く間に拡大。全英の1539ヵ所で感染が見つかっていた。 ブレア首相 「我々は口蹄疫の感染をコントロールするにいたった。口蹄疫は最終局面に入った」 |
読売 | 2001/05/01 | 朝刊 | 15 | 面 | No .N910y010501m15 |
|||||
日本食鳥協会/日本タンナーズ加工協会 | ||||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 口蹄疫 影響じわり 狂牛病/鳥肉・原皮の需要高まり値上げ |
||||||||||
メモ : ヨーロッパで口蹄疫や狂牛病が広がり大きな社会問題になっている。牛肉は7割近くを輸入に頼っているが、大半はアメリカとオーストラリア産で、両国では狂牛病の発症は確認されていない。豚肉は国産が6割を占めており、相場には大きな変化はない。 しかし、日本食鳥協会によると、ヨーロッパで牛・豚肉の代わりに鶏肉の需要が高まり、日本の輸入もとであるタイ産がヨーロッパ向けに廻回り、国内の外食産業では加工用の冷凍鶏肉の手当てに追われている。また、円安の影響も重なって、国内では15〜20%値上がりしている。 カバン、服などの材料となる原皮についても価格が上昇。皮の加工業者で作る日本タンナーズ加工協会によると、原皮の価格は昨夏に比べ50〜60%上昇。 日本タンナーズ加工協会 「欧州からの原皮供給はゼロに等しいほどなくなってきている。アメリカだけでなく、ほかの国の相場も上がってきており、円安も影響してダブルパンチ。狂牛病、口蹄疫の完全クリーン宣言が出るまで、品薄と値上がりが続きそう」 大手服飾メーカーが、相場の値上がりや品薄になることに備えて、ジャケットやコート用に早めに発注を済ませた。 このほか、美白化粧品は原料となっていた牛のプラセンタ(胎盤)の使用を、厚生労働省が2000年12月に禁止。 化粧品メーカーでは成分をビタミンCや植物原料のものなどに一斉に切り替えた。 |
読売 | 2001/04/29 | 朝刊 | 8 | 面 | No .N910y010429m2 |
|||||
イギリス/ロンドン | 公衆衛生研究所 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 英の口蹄疫禍/人間感染なし |
||||||||||
メモ : 英国の公衆衛生研究所は2001年4月28日、口蹄疫に感染した疑いのある家畜処理作業員ら13人の検査を終え、全員が陰性だったと発表。また新たに感染が疑われる2人が検査を受けている事実も公表した。 口蹄疫はごくまれに人間に感染し、流感に似た症状を起こすとされている。 今回の英国の口蹄疫禍で、これまでのところ感染者は出ていない。 |
朝日 | 2001/04/28 | 夕刊 | 16 | 面 | No .N910a010428e16 |
|||||
イギリス/ロンドン | イギリス保健省 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 英国男性への感染は「シロ」/口蹄疫 |
||||||||||
メモ : イギリス保健当局は2001年4月27日、家畜伝染病の口蹄疫への感染が疑われていた男性(35)について「感染はなかった」と発表した。 当局はさらに口蹄疫艦船が疑われている5人について精密検査を急いでいる。 |
京都 | 2001/04/26 | 朝刊 | 7 | 面 | No .N910k010426m7 |
|||||
イギリス | 英公衆衛生研究所 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 新たに2人感染の疑い/口蹄疫 英市民に不安広がる |
||||||||||
メモ : 英公衆衛生研究所は2001年5月24日、家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いのある人が新たに2人見つかったと発表。 人間への感染はほとんどありえないとされていただけに、市民の間では動揺が広がり、政府は「極めて特殊なケース」と異例の声明を出し沈静化に躍起になっている。 保健当局者 「口蹄疫に感染して処分されたまま放置され、腐敗した牛を搬送する際に腹が破れて内臓の一部が患者の口に入った。(仮に感染が事実だとすれば)これが原因となった可能性が強い」 |
京都 | 2001/04/24 | 夕刊 | 8 | 面 | No .N910k010424e8 |
|||||
イギリス | 英保健省 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 口蹄疫が人間に感染/英の男性緊急検査/高まる住民の不安 |
||||||||||
メモ : 英保健省担当者は2001年4月23日、「家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いのある男性が見つかった」と述べ、公衆衛生研究所で緊急検査をしていることを明らかにした。 この男性は口蹄疫の被害が最も激しい中部カンブリア地方で、家畜の処理に従事していたとされるが、氏名や年齢は公表されていない。 男性はインフルエンザに似た症状に加え、口や手に水泡(すいほう)ができているといわれ、1966年の症状と同様の症状という。 イギリスでは1966年に農機具セールスマンが口蹄疫に感染した例が一件だけ確認された。 公衆衛生研究所のニコル博士 「動物から人間への感染はごくまれで、人間から人間への感染例はない」 |
京都 | 2001/04/23 | 夕刊 | 5 | 面 | No .N910k010423e5 |
|||||
ジュネーブ | 生物兵器禁止条約機関 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 条約違反で強制査察/生物兵器禁止条約/議定書草案明らかに/規制対象/口蹄疫、エボラも/国連制裁 罰則を導入/最終合意波瀾含み/中国やイラン 「西側主導」と反発 |
||||||||||
メモ : 2001年末までの合意を目指す生物兵器禁止条約の検証議定書の草案全容が2001年4月12日明らかになった。 1975年に発行した同条約は、順守を検証するための制度や規制対象、罰則規定などが存在せず、機能しない状態が続いていた。 今回、初めて明確になった規制対象では、エボラ出血熱ウイルスやボツリヌス菌など人間を対象とした病原体や毒素に加え、口蹄疫ウイルスなど動物に害を与える病原体を平和目的以外で開発、使用することも禁じた。 条約違反の疑いがあるケースでは、強制力のある査察を実施。「生物兵器禁止条約機関」(OPBW)の執行理事会などを経て改善を求め、著しく深刻な違反は、国連安全保障理事会に事案を報告し、制裁の対象となる。 |
朝日 | 2001/04/20 | 朝刊 | 8 | 面 | No .N910a010420m8 |
|||||
イギリス | ||||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 口蹄疫の教訓/私はこう見る/英国の関係者/農業の集中化・広域流通が原因? |
||||||||||
メモ : 狂牛病騒ぎに続いて欧州を襲った口蹄疫流行を機に、英国では農業や食品流通のあり方を見直すべきだと野声が広がっている。 ■口蹄疫の流行 口蹄疫のウイルスは人や車、風でも運ばれるが、汚染された肉を食べても人間にはうつらないとされる。 2001年2月20日、イギリスで20年ぶりに確認され、英国全域1400ヶ所に拡大。フランス、オランダ、アイルランドに広がった。 英国ではこれまで家畜120万頭が処分された。 英国での感染源は、イングランド北部の養豚場で、英国保険当局は飼料の残飯に含まれていた密輸肉が汚染されていたとみている。 ■家畜の大量・広域輸送 1967年の口蹄疫流行は、イングランド中部に限られた。その後の家畜取引の広域化が今回、短期間に広がる原因となった。 1990年代に食肉処理場への獣医師配置が義務付けられ、英国ではコスト増から多くの小規模処理場が閉鎖。 大手スーパーや流通業者は大都市近くに処理場を設けて全国から安い家畜を買い付けるようになったことも大量・広域輸送を加速した。 1998年には1200万頭の豚、牛、羊がEU加盟国で取引されている。 [環境団体] 政策の転換必要 英国野鳥保護協会の政策担当者:ピート・ハードスタッフさん 狂牛病と口蹄疫は、農業の集中化と流通のグローバル化が生態系の破壊だけでなく、食品の安全や消費者の健康まで損なっている現実を浮かび上がらせた。 近代農業は効率的なようで、実は莫大なコストを消費者に強いている。食品の大量輸送は燃料消費という形で環境を汚染し、水の浄化コストが高い水道料金として跳ね返っている。 農家の生産量などを基準にした補助政策から今後は環境保全や衛生管理を促す政策に転換すべきだ。 [消費者] 食べ物に不信感 料理研究家:コリン・スペンサーさん 英国で肉が毎日食卓にのぼるのはこの半世紀のこと。肉の大量消費時代を迎え、生産力向上のために農業が集中化し、農薬、化学肥料や飼料への添加物が多く使われるようになった。 それが食品の安全どころか品質も損ねている。 今回の伝染病流行で消費者が自分たちが食べるものに懐疑的になるのはよいことだ。 [農家] 輸入監視 厳しく 全国農民組合政策部長:マーチン・ハワースさん 口蹄疫は途上国の日近代的な農業が残る地域で流行しており、近代農業批判は的外れだ。 食品流通を地域レベルに縮小すべきだという意見は地域振興の観点から歓迎するが、価格に敏感な消費者がこれを受け入れるか疑問だ。 再発防止には感染地域からの食品輸入に対する厳しい監視が何よりも必要だ。生産地表示など食べるものがどこから来たかわかるようにする取り組みも大切だ。 [食品業界] 衛生規制強化を 食品メーカー会長:ハスキンス卿 農業の近代化と口蹄疫は関係ない。残飯利用も市場間の家畜の転売も昔からの慣行だ。また、小規模処理場のほうが衛生上問題があった。 安い食品求め便利なスーパーを好む消費者の嗜好が変わらなければ流通を地域レベルに転換するのは非現実的だ。 だが、輸入家畜を申し訳程度に肥育して「地元産」とする手法の広がや、短期間だけ家畜を預かり家畜数を多く見せかけて補助金を得ようとする手口の横行が、家畜輸送の大規模化の原因ともなっている。 今後は衛生や環境面で規制を再強化する一方、流通の透明性を高めていく必要がある。 |
朝日 | 2001/03/15 | 朝刊 | 2 | 面 | No .N910a010315a2 | |||||
日本 | 農水省 | |||||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 仏産豚・羊肉輸入を禁止/口蹄疫で農水省 |
||||||||||
メモ : 2001年3月14日、農水省は、欧州で広がる狂牛病の国内侵入を防ぐため、欧州連合とスイス、リヒテンシュタインからの羊、やぎ肉の輸入を近く全面禁止する方針を明らかにした。 牛肉や牛臓器は2001年1月から輸入禁止にしているが、羊やヤギでも狂牛病が発症する恐れが出てきたことに伴う措置。 日本は年間3万トン程度の羊肉を輸入しているが、そのうち欧州産はフランスからの80トンのみ。 また、悪性の伝染病である口蹄疫の発生が2001年3月13日にフランスで確認されたのを受け、同国からの豚、羊肉などの輸入を全面禁止した。 管理人: 狂牛病についての内科医池田正行さんのページへリンク |
朝日 | 2001/03/10 | 朝刊 | 29 | 面 | No .N910a010310m29 | |||||
口蹄疫 | ||||||||||
シリーズ・特集;ニュースのこ・と・ば | ||||||||||
見出し: 口蹄疫/家畜に感染、生産性が急落 |
||||||||||
メモ : 口蹄疫(こうていえき)は牛や豚、ヤギなどひづめが偶数の偶蹄類がかかるウイルス性の急性伝染病。感染すると高熱を出して多量のよだれを垂らし口の中、ひづめ、乳頭に水泡ができる。効果的な治療法はなく、肉質が落ち乳量が減るなど生産性が急落。唾液などから広がって伝染力は強い。人は感染動物の肉を食べたり乳を飲んでも感染しない。 英国では2001年2月21日に20年ぶりに発生が確認され、3月7日現在で95ヵ所の牛、豚、羊、ヤギに感染、北アイルランドでも羊が感染した。 欧州連合は英国からの輸入羊などを処分。家畜・畜産品の輸入を禁止。 英国では感染を防ぐためにラグビーの国際大会や競馬が次々に中止されている。 汚染された土も感染源となるため、英国の車は周辺国に入る時、タイヤ消毒が義務づけられた。 日本では2000年3月に宮崎市、5月に北海道別海町でうしが口蹄疫に感染。国内では92年ぶりの発生だった。 管理人:関連リンクはこちらから |