MTBの部屋
Trek970shx('97モデル)
「僕の」ではなく、「我が家の」MTB、Trek970shx('97モデル←もう?年前か・・・)です。
数年前ですが、世帯を持って自転車に乗れなくなるのを危惧した僕が、独身時代の貯金をはたいて新しいMTBを買うことにしました。カミさんが乗れるように、とフレームは小さめの420mmサイズ。そして軽いものを、ということでこのトレックが選ばれたのです。15万円位だったと思います。対抗馬としてGTのアバランチェRS(←最後のアルファベットが速そうだ・・・)も名前があがったのですが、クロモリのスリムで色も渋いフレームが決め手となりました。一応カミさんの自転車なのですが、今ではすっかり僕のものになっちゃってます。いひひ。やっぱりいいものを買っておくべきですね、こういうときは。
当時、TREKのスチールバイク(クロモリフレーム)でいちばんいいモデルで、重量はカタログ値で11kgちょうどと、なかなか軽いです。実測はもっとあるみたいですが・・・ クロモリは乗り味がやわらかくて、アルミに比べて疲れにくい、と聞きますが、アルミに乗ったことがないので何ともいえません。
そして、クロモリは錆びます。輪行をしてキズだらけになり、そこからさびが出てきました。あまり気にしてませんが・・・
僕にとってのMTBは2台目です。1台目はミヤタのリッジランナー('91)で、グレッグヘルボルトとかいう選手がカタログとかにでていました。当時は「オーバーサイズフレーム」がはやっていて、これも13キロ以上あったような気がします。デザインは電信柱のようなグレーで、渋くてかっこよかったです。
でも、そのMTBは壊れていたわけではないので、一時期はMTB2台とランドナー1台をアパートの玄関先にとめておいたりもしており、カミさん→トレック、僕→ミヤタのMTB(河川敷に遊びに行くとき)/ランドナー(輪行ツーリング用)、と楽しいDINKSを送っていたのでした。
<いろいろいじってみました> タイヤの話はこちら
場所 パーツ コメント フレーム クロモリ 420mm アルミに比べてスリムです。 フロントサスペンション ロックショックス IndySL 単体では1210gとなかなか軽いです。 ハンドル Bontragerの軽そうなストレートバー。 145gとカタログには書いてありました。バーエンドをタイオーガのショートタイプへ。 サドル BontragerPlus10 ディレイラー DeoreXT(前後) シフターはLXです。 ハブ System3(って何?)(前) LX(後) リム Matrix Swami(いったいどこのブランド・・・?) フロントホイールを計ってみたら約750g。けっこう軽いです。リムフラップのかわりにコットンテープが貼ってありました。 フリー シマノHG70(11〜30) DeoreLXクラスか? タイヤ コンチネンタル ナビゲータプロ(前)
コンチネンタル トラクションプロ(後)重くてごつごつのタイヤ。一度も使わずにIRCのフィエステラ(ツーリング用タイヤ:幅1.95)交換しました。 その他 2.0の幅のタイヤなのに、チューブを見てみたら1.5サイズのものが入っていました。人によっては「不良品じゃ〜」といってお怒りになるのでしょうが、僕は軽量化に対する努力を見せられたような気になって、ずいぶん感心したものでした。
<これからどうしようかな?>だいたいこれ位の荷物でキャンプしてます。初秋の渋峠付近にて
このMTBの目的は、ツーリングでした。そこで、ツーリングに使えるようにいろいろとチューンをしました。
・ペダル
ノーマルではSPDのがついていたと思いますが、普通の靴で自転車に乗りたいので、即交換。自転車購入時にお店にあった、タイオーガの「シュアフット6」というものと、トウクリップ+ストラップ(←ランドナー世代がばればれ)を取り付けました。
・ライト
夜になっても走れるように、ライトを付けます。これはすでにCATEYEのHL500を持っていたので、それをハンドルバーに取り付けました。ところが、フロントバッグを取り付けるようになって、困りました。バッグがライトの邪魔をして、取り付けはできるけど、道路を照らせないのです。これじゃあ意味ない。
そこで、CATEYEのランプホルダー。フロントのVブレーキの台座のネジを延長して、その先にライトを取り付けられるという優れものなのです。これでフロントバッグをつけていてもライトが付けられる!そして、ライトの位置がひくくなったので、道路も明るく照らせるように。これは意外なポイントでした。
さて、ある日ライトを2つつけてぴかぴかで走ろうと思い、もう1つCATEYEの安いの(HL-550)を購入しました。けっこう明るいという宣伝文句もあるし、電池が単2で長時間もつと言うのもポイント。ところが、明るいは明るいのですが、照射パターンがキレイでないので、地面を照らしてあまり明るい感じがしません。HL500の方がよっぽどよかったです。がっかり。0.4Aのバルブがついているのですが、これを0.5A(HL-500用のもの)に付け替えました。少しは明るくなったでしょうか?
白色LEDのモデルも考えたのですが、お値段高いし、地面を照らすにはイマイチということなので、やめました。でも夜間走行でそれをつけてるのを見たところ、結構明るくて、車のミラーなどでも確認し易いので、よかったのかも。ハロゲン+LEDの組み合わせがベストかな?
ただ、単2電池使用のライトは重いです。単2の電池と単3の電池は、幸いなことに長さがいっしょ♪ そこで、電池を入れるところにちり紙を詰めて、単3電池2本で光るようにしました。これで約90gの軽量化です。・・・・なんかけち臭いですね、やることが。書いていて少し恥ずかしくなりました。
・サドル
ノーマルで付いていたボントレガーのサドル。けっこう硬めで特に問題はなかったのですが、真ん中が盛り上がっている上に硬いので、お尻とXXXの間が痛くなるのです。 そこで、真ん中で穴があいてるサドルを試してみました。セライタリアのXOと書いてありました。1800円と激安です。実測320g。
で、付けごごちは・・当たる場所が変わったから、痛くなる場所も変わったんですね。ちょうど「中心線」のところ(お尻よりもすこ〜し前ですね)から、お尻の「左右」に変わった(少し後ろにずれて、左右に分かれた)・・・どっちが痛いのがマシか?というところでしょうね。きっと。でも僕はだいぶ楽になったのです。
・その他
テールランプは赤LEDのがつけてあります。また反射テープもいっぱい貼ってあります。
とりあえず今はホイールが欲しくて、いろいろ見ているのですが、スピナジーなどの完組みホイールは高くて買えない・・・。MAVICの軽いリムで組んでもらおうかなとも思うのですが、今のホイールもけっこう軽いようなので、「投資効果」はあんまり期待できないですね・・・おまけにカミさんは「私の自転車なのに・・・・」と・・・しくしく。
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