ESL授業システムが完成
成績が上がるということはある法則に基づいており、それを確実にクリアーできれば誰にでもそのチャンス が生まれるはすです。その法則とは決して難しいことではなく、次の4段階の手続きを確実にこなすことです 。 それは【聞く】→【理解する】→【練習する】→【記憶する】の4段階です。私達は、「この手続きを確実 にクリアーできるために、4段階の流れを自然に実行できる全く新しい授業システムを作る必要がある!」と いう強い思いを持ち、昨年3月『ESL(栄光自立学習)システム』をスタートさせました。
この1年、成功例、失敗例は数々ありましたが、事実として、実施6ヶ月でオール3の通信簿をオール4に した生徒、これまで数学の得点が60点台だった生徒が、後期中間テストで一気に100点を獲得、通信簿に 2があったのに半年で2が消えた生徒、5教科をオール5にした生徒等々…出現しました。
本年は実施2年目。さらに進化したESL授業システムが完成しました。以下で、段階別にESL授業システムを ご説明致します。
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@成績が上がる法則 第1段階 ― 【聞く】
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できない子供たちに必ず見られる特徴は、「人の話を聞かない」ことです。この大切な学習の入り口を切り 開いてあげることこそが、成績アップの大きな第1歩です。話を聞けない理由の主なものは、「気が散る」「
先生の説明が難しい」「周りに影響される」などです。これは、一人の先生が多くの生徒に説明する集団授業 で必ず起こる現象です。ESLではこれを解決するために発想の転換をし、とにかく一斉に説明をする形の授業 を全てやめました。そして私達はまず、とてもわかりやすく授業を解説したDVDの制作に着手し、それをパソ コンを通して生徒一人ひとりが理解できるまで何度でも繰り返し聞ける(見れる)システムを作り上げました 。すると、これまで先生の話を聞こうとしなかった生徒も自分の画面に向かって集中して説明を聞くようにな り、理解しようという学習への意欲が以前の何倍にも高まりました。これで「聞く」という姿勢が十分確立で きました。
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A成績が上がる法則 第2段階 ― 【理解する】
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「聞く」だけで得られた知識ではもちろん不十分です。しかしESL授業での「聞く」ステップでは、集団授業で先生の話を聞く場合よりも多くの内容を吸収できていることが昨年の実績で分かりました。そこに「理解する」ステップを上乗せしていきます。
通常、塾の授業では講師が端から端まで説明をするのが常識ですが、ESLではそれをしません。前のステップ の「聞く」には問題を解く作業までが含まれており、当学院講師が個々の生徒の間違えているところや、分 からなかったところ(弱点)を発見し、徹底的にその部分のみを説明していきます。分かっているところの説 明までもしてしまう従来型の学習塾の授業スタイルには間違いなく無駄があり、ESLでは一人ひとりが持って いるそれぞれの疑問点を個々に教えていくことで理解力を高いものに仕上げます。
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B成績が上がる法則 第3段階 ― 【練習する】
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「聞く」「理解する」のステップの後に「チェックテスト」を受けます。これは、理解度を確かめ、理解でき ていない箇所をさらに「反復練習」させて学力を引き上げるステップです。このテストには厳しい合格基準を 設けており、これを突破した生徒のみが次の単元に進めます。合格点になるまで、講師による徹底指導と再テ ストを何度も繰り返し行い、必ずその単元を理解させます。「わかるまでは次に進ませない」これがチェック テストの強い姿勢です。
ここまでの【聞く】→【理解する】→【練習する】の3種類の指導は、ESLだけの手厚いフォローシステム であり、これを【トリプル指導方式】と呼んでいます。
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C成績が上がる法則 第4段階 ― 【記憶する】
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「聞く」ことが成績アップの入り口であるならば、「記憶する」ことは成績アップへ通じる出口です。どんな に学校や塾で頑張っても、最終的に覚えたことを忘れてしまうのでは成績が上がるはずはありません。この忘 れることを防ぐ最大の方法が、「家庭学習=宿題」です。ESLでは、授業が終われなかったテキストの残りの 部分を宿題にするような、付録のような宿題は出しません。まず、学習する内容とそっくりなプリントを何種 類も作成しておき、その日の授業で自分が進んだものと同じ料だけ宿題として配布するようにしています。
ESLは授業も宿題も、個々の進度に合わせ一人ひとり違いないようになっているのです。この宿題をすること で、塾で学習したことに強い記憶を植えつけます。
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ESLシステムでは成績アップへのベルトコンベアーのようなものです。4つの法則に沿って一つ一つの行程を 、しっかりルールを守りながら学習して行く事で、自然に成績アップへとつながっていきます。時代が変わり 、ただ教えているだけの塾ではなく、人間力と機械力を駆使し、根拠を持った方法で成績を上げようとするの が栄光進学院のESLシステムなのです。
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栄光進学院 鈴木 亨
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