◆ パリ23日目 (2006.10.12) ◆
フランス製イソジンのおかげか、どうやら風邪を引かずにすんだようだ。
部屋にあった掃除機をかけてみる。やっぱりガッチャン系の重い掃除機であるが、とても合理的にできていて、性能もよさそう。
そのあと、エチュードをひたすらさらった後、フランステレコムの支払い手続きの手紙を出しに行く。
近くの画廊のショーウィンドウの隅に、テープで無造作に張って
あった誰かの手書きの個展のポスター。個展はもう終わってしま
っていて、すこし日焼けしている。ちょっと惹かれるものがあって
中のマダムに「これは売ってもらえる物?」と聞くと、冷たく「ノン」
と言い放ってそっぽを向かれる。こういっちゃなんだが、中の売り
物の絵より、こっちのほうがいい。
帰り道、ちょっといい感じの化粧品屋さんに、ラベンダーのドライフラワーがたくさん飾ってあったので、ちょっと迷ってから入ってみる。
お店のマダムに「ボンジュール。これは買うことができますか?」と聞くと「もちろんです。ひとつ4.5ユーロです。」とのこと。
ちょっと高いかな~と思ったが、ま、いいか、と、「ひとつください。」と頼むと、「お好きなのを選んでいいですよ。」とのこと。
よく見てみると、ちょっと貧弱なかんじのが多くて、比較的よさそうなのを選んでわたすと、「ああ、これはちょっとよくないですね。」と言って、別のを探してくれるが、やっぱりあまりいい状態のがなかったようで、店の奥のほうの束を見に行ってくれる。
そして「これがいいですよ。これはきれい。」といって、それを丁寧に包んで渡してくれる。
部屋に帰って無造作にぶら下げてみると、殺風景な我が家がちょっといい感じに変身。
・・・それだけのことなのだが、なんだかそれで今日はhappyな気分に・・・
化粧品屋さん(たぶん)。ここでラベンダーを買う。
こんな女の子チックな店ばかり行って、われながらどうかとも思うが・・・
試供品としてくれた「アフターシェーブローション」(たぶんジンの香り)と
ラベンダーの「フェイスローション」。案外男性客も来るのかもしれない。
その後スーパーに出かけるが、道すがら、道端に1ユーロ均一で食器を並べている店がある。ちょっとうすらでかいコップがあり、これで飲み物を飲むのはちょっと・・・な感じだが、ペン立てや歯ブラシ立てにちょうどいいな、と思って、いくつか買ってくる。
手ごろな価格帯の食器がたくさんあった店。
すべて1ユーロ。鉢はどんぶり大。コップはかなりでかい。
今日スーパー「MONOPRIX]で買ったもの。合計15EUR (\2250)。
スーパーでスープのブリックパックを6食分買ってくる。(風邪予防にいいかも、と、ネギのスープも買ってくる。これもけっこううまかった。)
とりあえずパンとスープ(+なにか適当な一品)があればそれなりにHappyな晩飯になるようだ。日本のご飯と味噌汁みたいなかんじか? (話はそれるが、パリに来て最初に恋しくなった日本の食い物は、米でも味噌汁でもなく、なぜかインスタントラーメン(しょうゆ味)だった。日本のラーメンが食いたい・・・。)
このスープのブリックパック、すごくたくさんの種類があるが、滞在中に全種類完食してみようかな。
いちばん手前の果物は、何かよくわからないが買ってみた。たべてみたらそれなりにうまかったが、けっきょく何かはわからない。(いままでに食ったことのない種類の果物のようだ。ぷよぷよしてて、みずっぽくて、しいて例えるならライチに近いような食感。)
|