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パリ12日目 (2006.10.1)

日曜日。今日はどこにも出かけず、一日練習したり、フランス語の勉強をしたり。
明日はまた朝から滞在許可書の申請に行って1日がつぶれて、フランスに来てこんなことばっかりやっててもなあ・・・の1日になるのだろうか。

昨日あたりから下の階の住人がヴァカンスから帰ってきたのか、ピアノの音が聞こえる。

昨日と今日、突然強い雨が降る。何の前触れもなく突然ガーッと激しく降り出し、しばらくすると突然何事もなかったようにからっと晴れる。

今日の晩飯もまたまたキッシュ。
あいかわらずパンとサンドイッチとキッシュばかり食べている。
キッシュ、大好物だが、さすがに飽きてきたな。
授業が始まったら、だれかに、他に手軽に食べれるものはないのか聞いてみよう。

ところで、昨日買ってきたインスタント・コーヒー(値段は中くらい)、これがインスタントだけど妙にうまかった。(紅茶はまずくてやっぱり飲めない。)
コーヒーはこっちの水と合うのか?

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パリ11日目 (2006.9.30)

きょうは、起きてからまずスーパーで買い物。
日曜日はほとんどすべての店が閉まって、ひもじい思いをすることがわかったので、今日のうちに明日の食料を確保。
午後は、『初回のレッスンに手ぶらで行くわけにもいくまい』と思って、とりあえずバッハのホ長調ソナタと武満のエアを練習。
夕方、練習に疲れてぶらぶらと散歩。この、ちいさなこの島をぐるっと一周してくる。
今日は雨模様。



島の周りをぐるりと一周


あ、カモ。


これが「ローザン館」だろうか?


月曜日は、また滞在許可書の申請に行かなければ・・・
火曜日は、初回のフルートと室内楽のレッスン。
どうなることやら・・・。

今日、電話が開通するはずだったが、やっぱりつながらない。
なんとなくそんな予感はしてたけど。

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パリ10日目 (2006.9.29)

今日は、朝から銀行に行って滞りなく口座が開設できて、その後、銀行のすぐ近くにあったスターバックスで日本の銀行への海外送金登録の手紙を書いて、ついでにやはり銀行のすぐ近くのオペラ座をちらっと見物。


銀行。遠方にオペラ座が見える。


近寄ってみると・・・ おー、すごい!


オペラ座の裏。
(スリ・引ったくりを警戒してたので、なんか険しい顔になってるなぁ)
ちなみに左にあるのは、パリのいたるところにあるゴミ箱。(というか、ごみ袋)


バス停。と、パリのいたるところにあるポスター。(こんなのありか?)


で、いよいよ、学校に学生証をとりに行く。
ところが、例の受付のマダムに「学生証が・・・」と言いかけたとたん、『またあの話の通じない中国人が来たか』(←中国人だと思っている)、という目で、なにやらわーっと喋ったあと、あとはひたすら無視。
なにか話そうとすると「ムッシューには話すことはありません」と、また無視。
いつまでもボーっと突っ立っててもしょうがないので、他の入学生の列に並んで順番を待つ。
自分の番がくると、近くにいた中国人に「この人わけわかんないから、この人にかくかくしかじかと言ってやって。はい、じゃ次の人。」というので、「えー、私は日本人です。」というと、しっしっという感じでなんか早口で言っていうので、これはしょうがないと思って、こちらもまくし立てるような剣幕で話す。もう必死だ。
その結果、どうも、学生証はプレフェクチャル・ポリスに行って滞在許可書を交付された後でないと渡せない、ということらしい。
「わかりました。ありがとうございます。」というと、マダムは、まわりの学生たちに向かって肩をすくめながら、「ふぅー」。

・・・このやり取りを後に並んでる生徒たちがにやにやしながら眺めていて、その中の一人がぷっとふきだした。



学校の螺旋階段


急いで帰り、日本からの荷物を受け取る。ダンボール箱、よれよれ。


手前は、飛行機の20時間から始まり、今日まで毎日歩き続けた靴。よれよれ。
(ちなみに後ろの二足の靴は、きょうの荷物で届いた。)

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パリ9日目 (2006.9.28)

今日、学校で、M先生と面会。
「フルートをL先生に習いたい」と伝えると、あっさりOKが!
それから「室内楽の授業を受けたい」という希望を伝えたら、これもあっさりOKが!!
やったー!

その後、学校の登録手続きに行くが、授業料の支払い手続きの話になると、さっぱり話がわからず、受付のマダムに「これは話にならない。ふぅー」とため息をつかれる。
現金を持ち歩くのが怖かったので、振込みか小切手で払いたかったのだが、支払いが終わるまでは登録書&学生証がもらえない(=滞在許可書に必要な書類がそろわない)ので、思い切って現金で払うことにする。
近くの郵便局を探し、トラベラーズチェックの換金を頼むと、またお互いさっぱり話がわからず、またもや「これは話にならない。ふぅー」と、ため息。
(この「ふぅー」がけっこういやな感じ。)

その後、現金をひやひやしながら学校まで運び、なんとか登録手続き完了!

いま住んでいるサン・ルイ島は、通を歩いているのは外国人観光客が多く、お店の人も郵便局も下手なフランス語に慣れているのか不自由しないが、島を出てしまうともう何言ってるんだかわからないし、こちらの下手なフランス語も通じない。


部屋の窓からのながめ

ところで、うちに帰ってから学生証がないことに気がつく。
学校の登録書には「学生書がなければ滞在許可書を交付することはできません」というようなことが書いてあるような・・・
たぶん、事務の人が渡すの忘れたんだな。
明日、下手なフランス語で事情を話してもらってくるしかないな。

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