2001年10月のひとりごと


2001.10.31
やっぱり、昨日ゼミで感情的になったことをなんとなく考えてしまう。その甲斐あってか、理由ははっきりした(ような気がする)。

まず直接的には、某柔道家は「30分という短い割り当て時間だから口頭発表は10分にする」と言ってたにもかかわらず、20分しゃべり続けたことが原因。これは言うまでもない。「これまで何回、発表時間は守れ!」って言ってきたと思ってんだ? 「またダメなのか」という思いが、いらいらを募らせたことは間違いない。でも、これだけで、僕がそれほど感情的になるとは思えない(とはいっても、実は意外に短気なんだけどさ>僕)。そこで考えた・・・・・・・

僕が冷静さを失ったのは、「言いたいことがあるのに時間が足りない」という焦りからだ。
焦れば焦るほど、冷静さを失うのは当然。じゃあなんで焦ったのか? それは時間がないから(←当たり前)。そう、僕は時間がないことに腹を立ててたのだ。

「なんで30分しかないんや!」。理由は、これだこれ。ここでふと振り返ると、以前「修論・卒論が5人いるから、論文発表は3回とろう」と僕が主張したにもかかわらず、当事者たちの反対によって、却下されたことも今回の怒りの下地になっていたのかもしれない(結果、2回しかとらないことになった)。

修論の発表って、やっぱり時間をかけて気合いをいれて準備してるだけあって、普通の発表よりもおもしろいんだよね。しかも、相手は才能溢れる某柔道家だ。予想に違わない進み具合。だから、話のネタも随所に転がってる。この内容だと、30分どころか90分フルに使う価値は十分ある。そう、僕は、90分使いたかったんだ。それなのに30分しかない、このことが苛立ちの原因だったに違いない。

某柔道家にしてみれば、毎度毎度「いいかげん発表時間は守れ」と半ば怒り半ば呆れながら、忠告する僕に対して、「その気になれば、私は修論の発表でも30分でおさめられるんだ」ってことを示したかったのかもしれない。だから、あえて30分の発表を選んだのかもね。

でもなあ。あの分量と質だと、30分じゃやっぱもったいないよ。90分とるべきだったと思う。普段は強気なくせにこんなときに、変に謙虚になるんじゃない。あんたが90分使ってたら、僕らだって90分間楽しめたかもしれないのに。自惚れるのは醜いことだけど、自分の実力&人に及ぼす影響は、正確に認めるべきだ。あの発表は90分の価値はある、と。

・・・てな感じで、「せっかく時間かけて話し合う価値があるものが目の前にあるのに、時間が足りない」ということに腹立ててんだな>僕。うん、そうだそうだ。同時に、30分の発表を選んだことにもいらいらしてた、と。そして、とはいえ何とか少ない時間で言いたいことは言っちゃおう、という思いが焦りにつながって、端的にうまく言おうと思いながらうまく話せないことが、焦りに拍車をかける。・・・こんな感じでどんどん感情的になっていったのでしょう。以上、自己分析終わり。苛立ちの原因がある程度はっきりして、だいぶすっきりした。

・・・にしても、あのバカが最後まで時間通りに発表を終えることができなかった、のも事実だ。おぬしの発表を聞くのは、おそらくこれが最後なのに。結局最後までこうだったな。自分のプレゼンの時間ぐらい自分で制御しろよ! その場の空気を読みつつ、時間内にまとめろ! この辺りのバランス感覚は、やっぱ僕の方が上だな。研究者としての他の適性(行動力・やる気・自己主張などなど)は、僕の完敗だけど、さ。・・・切り口は互角だと思ってんだけど(そういうことにしとこう)。


・・・ただいま、ClubIBMオークションで激闘中。



2001.10.30
やれやれ。今日のゼミで、久々に感情的になってしまった僕。こういうのは2度目だな。1度目は忘れもしない・・・なんて語ってもしかたないのでやめとく。いらいらしたのは確かだし、まあ、しゃあないか。

明日はClubIBMで会員限定の恒例オークションがある。今回は、初めてマジで気合い入ってます。お目当ては、ThinkPad X20 or X21。新製品のX22を買うつもりだったけど、少し高すぎるので、型落ち品を安く買う方向に方針転換。うまくゲットできたらいいな〜。



2001.10.29
あーあ、郵送しちゃった。予想通り解放感は、まるでなし。「あれでよかったのか? ちゃんと必要書類全部入れたかな? 何か忘れてないかな? etc.etc.」。仕事を終えても、達成感がないとは、因果な商売だ。

なにはともあれ、2ヶ月で論文3本という無謀な試みも、残すところあと1本! やれやれ、やっとここまできたか。これまでは、「まだ先があるから」と意識的に力をセーブしなきゃいけなかったけど、これで一つに全力投球できる。基本的に、マルチタスクの苦手なタイプなので、1つに絞れたのはうれしい。締切まであと3週間! 間に合うか? また明日から気合い入れ直していきましょうか。



2001.10.28
今日は、わりとのんびり。来週の講義の準備をしただけ。来週の範囲を見てたら、だいぶ雑談できそうな内容だった。ラッキー。ということで、若干プリントの内容を少な目にしたので、けっこう楽だった。また明日からがんばらなきゃ。久々に短いひとりごとでした。


2001.10.27
今日、論文仕上げて、書類一式揃えて封までする予定だったけど、できなかった。その理由は、今日が土曜日だから。翻訳から引用している箇所で、どうしても、英語の原語を確かめておきたい箇所があったんだけど、学部の図書館は無情にも閉まってる。この時点で、今日の完成はムリ。だけど、ほぼ仕上がった状態に近いところまでは、やってきました(だいぶ遅くまで居残って)。やっぱ英語、へぼすぎる・・・。

でも、ね。なんだか不安になってきた。以前書いた論文も一緒に提出しなきゃいけないんだけど、ちょっと似てる箇所が多いから。「これは未発表のものじゃない」なんてことで、選考対象外になっちゃう可能性もあり、かも。ちゃんと読めば、明らかに違う論文だということははっきりわかる筈なんだけど、中身を読まないで形だけで判断されちゃうとやばいかも。

・・・なんて不安になるのも、今回の論文に手応えがあるからこそ。おそらく、僕の今まで書いた中では、完成度&着想ともに最も良いデキの筈。なんとか、陽の当たる場所に出してあげたい、なんて思うから、余計に不安になっちゃうんだよね。こういう変な執着心が生まれると、ロクなことはない。形だけを違うように見えるように変化させるのは、今からでもやろうと思えばできる。でも、バランスを崩しちゃう可能性もあり。どうすっかなーと悩んでたけど、今はこのままいく方向で。逃げと言われようが、一度完成しちゃったものをいじるのはイヤ(去年も同じこと思ったが)。これでだめだったら、また次の時に直せばいいや、と開き直ることにしましょう。

・・・なんてことを、考えてたけど、帰りに江國香織の「なつのひかり」を読んで、笑い転げてたら、どうでもよくなってきた^^;



2001.10.26
なんとなく、衝動的に「大切な本」を並べてしまった。

うーむ、今日は寝過ごしてしまった。気づいたら、9時すぎてるんだもん、焦った焦った。で、当然今日は帰りが1時間遅くなる。この辺の時間の融通がきくのは、自由業(?)ならではかも。ちなみに、今日は某短大の講義は学園祭の準備のため休みだったのだ。

今日は詰めの作業+和文の要旨。これで明日は英文の要旨だ。提出が近づくとホント落ち着かない。どこまで推敲するか、に終わりはないんだもん。「こんなもんやろ」「いや、ほんまか。そんなに簡単に妥協して良いのか」・・・という自問自答がずっと続く。その結果、提出した後でもなんだか落ち着かない気分がしばらく続くのだ。きっと。



2001.10.25
昨夜、当サイトが4444Hitを記録しました。もちろん、4444Hitをひいたのは僕。かなり真剣に狙ってたんだもん^^。4は僕のラッキーナンバーだから、ね。ちょっとうれしくてスクリーンショットまでとってしまった。

んで、論文はとりあえず初稿はなんとか完成。ボスに見てもらったら、「運がよければ、ひょっとしたらいけるかも」とのこと。言い方を聞いてると、「ちょっと難しいだろう」と思ってた匂いがする。まあ、確かに、自分の所属分野じゃなくて、少し離れた分野に投稿するから、そんなもんなんだろう。そんなに悪いデキではないとは自分では思う。少なくとも去年よりは、かっちりしてるだろう。後は、ほんとに運次第。今年も運に左右されるレベルのものしか書けなかったわけだけど。

といっても、まだ作業が終わったわけではない。ボスに指摘された点を修正して、もう1回自分でもバランスを微調整しなきゃ。それが終わったら、日本語の要約を作って(これはすぐできる筈)、最大(!)の難関、英語の要約だ。これは時間かかるぞ。できれば、土曜日までに完成させて、日曜日に来週の講義準備して、月曜からまた新しい論文(これで最後だ!)にとりかかりたいなあ。



2001.10.24
なんとか最初から最後まで話は通した。「おわりに」にだいぶ頭悩ましたから、これはもう一度時間をおいて推敲する必要あり。明日もう一度全部読み直してみて、違和感あるところを修正しなきゃ。そして、注・参考文献つけの作業に突入。・・・毎度のことながら、つらいんですけど、この作業。でも、なんとか明日中に終わらせて、ボスに見てもらわないと。提出までにしなきゃならない作業は、推敲・書き直し・注・参考文献・日本語と英語の要約・関連論文のコピー・提出用原稿のコピー、といったところか。なんとかこの週末には仕上げたい。

なんだかんだいって、今日は目一杯作業に没頭。ほとんど休憩とらなかったな。久しぶりに頭が「もうだめ〜」状態だ。充実感のある疲労感、という感じ。明日もこの調子でやらなきゃ。

今日は午前中かなり風邪でつらかったけど、午後になって無理矢理作業に没頭してたら、いつのまにか楽になってた。今もわりと調子よし。気合いで吹き飛ばせたかな。

ThinkPad X22が今日、ようやく日本でも発表。欲しい〜。でも高〜い。これじゃ買えない。うーん、しばらく時間が経つのを待って、値段が下がり始めたときに強引にゲットする方向で。


2001.10.23
依然風邪気味、昨日強引にお風呂に入ったのはまずかったかな。
昨年投稿して採用されなかった論文を大部分使い回せそうだ。これはこれでひとまとまりになってるし、それなりに愛着のある文章なので、これでいきたいな。明日は、「はじめに」と「おわりに」を書き直して、できれば注をつけるところまでいきたい。明日で初稿完成となるかな。
去年までは、背伸びして挑戦して無理にでも書き上げる、って感じだったけど、今年は自分の考えたことをそのままいかに正確に書けるか、っていうのが目的になってるような気がする。


2001.10.22
依然、風邪気味。でも、今日はだいぶ、がんばった。懸案だった先行研究のレビューもとりあえず書き上げて、10枚ほど進んで、現在計17枚ほど。この調子で一気に、といきたいところだけど、明日はもう一つ山がある。今日はそびえたった山が見えてきたところで筆をおいたから。にしても、書いていくにつれ、最初に書いた問題設定と本文のズレが大きくなってるのを感じる。このズレをどこまで抑えきれるか、だな。どっちにしろ、明日に備えて、頭の調子を整えておかねば。


2001.10.21
今日は、結局あまり筆が進まなかったな〜。枚数にして1枚程度か。でも、なんとなく全体像は見えてきた。明日以降、書き始めると一気にいけそうな予感。・・・でも、なんか身体だるいぞ〜。ほのかに頭痛いし。明らかに風邪気味だな。理由は明白、寝冷えだ。まったく、人に風邪ひくなよ、なんて言う前に自分が気をつけろ、って(←あほ)。

ま、幸か不幸か結果的に、今日はけっこうのんびりして、明日以降の下準備をした、ということにしておこう。何気に、菊花賞当ててるし・・・。マンハッタンカフェの単勝17倍を400円ばかり^^。

さらに何気に、ワイヤレスの光学式マウスを購入。コードがないのはちょっと感動的。あまりに感動したので、思わず紹介したくなっちった。こちらをどうぞ。右手前がワイヤレスマウスね。ボールもコードもありません。なんか開放感!
ちなみに真ん中が愛機ThinkPad600X、左奥がWorkPadc505、左手前がDiamondMako。


2001.10.20
今日は土曜日だけど、大学行って論文と格闘してきました。1つ目の山はなんとか越せそうなメドが立ちつつある。あと2つくらい山はあるんだけどね。でも少しだけでも目に見える形で前進したので、ちょっと気分はいい。明日は家でお仕事ってことになるけど、少しだけ気楽かも。

明日は菊花賞。一年で一番好きなレース。ダービー同様、ジャングルポケットは無条件に応援する態勢。やっぱり一番人気みたいだけど。


2001.10.19
行ってきました、総合展示会eEXPOに。無事、ThinkPadドックも注文できました。いぇーい。って、このオプションを使えるパソコン本体は持ってないのに、どうするつもりだ>僕。近々発表される予定のThinkPad X22購入確定だな、こりゃ。ま、発表されて2ヶ月くらいは値動きが激しいから、様子を見てからだけど、ね。研究室のパソコンは3年前に買ったやつだし、そろそろ役割を全うしただろう(CPUをCeleron300→500に、HDDを4.3GB→20GBに拡張してあるから、まだしばらくは使えるんだけど)。

さて、授業、人数激減! 教室入ったときに、日本人学生が一人もいないのは目を疑った。まじっすか、みなさん。まあ、少ししてから3人来てくれたからいいんだけど。で、教室変更。定員15名のセミナー室に。こりゃやりやすいわ。ということで、今日は、自分的には満足いく授業ができたような気がする。久しぶりに喋りながら自分的に乗ってきたと思う。ただし、日本人学生3人+日本語がそれなりにわかる留学生1人以外は、ほとんど聞いてなかったと思うけど。残りの10名ほどは日本語まだきつそうだしなあ。まあ、約4名だけでも、だいぶ好意的な視線を感じるようになったからよしとしよう。


2001.10.18
昨日から、我が愛しのIBMが大阪で総合展示会eEXPOをやってる。それは知ってた。IBMグッズももらえるし、特価品もあるようだ。先日アメリカで発表されたばかりの新製品も展示してあるらしい(日本ではまだ未発表。来週の水曜日に発表されるらしい)。行きたい〜。今日も大学に行く途中(会場前を通過してるのね)、一瞬「立ち寄りたい」という思いが頭をかすめたものの、「論文書かなきゃ」と抑える。寄ったが最後、一日中そこにいることが目に見えてたから。

だが、しかし、研究室で息抜きを兼ねていつも通り某掲示板を見ていると、「ThinkPadドックが半額以下で売ってた」との情報が! 遅かれ早かれ、これは買うつもりだった。それが半額以下ですと! とっさに時計を見る。4時半。5時半までだから、今から駆けつけても間に合わない。あと1時間早くこの情報を得ていれば! この展示会は、明日まで。絶対明日行ってやる〜。だが、しかし、明日は講義だ。12時には大阪駅にいないといけない。展示会は10時からだから、せいぜい1時間半しかないな。でも、行く。ThinkPadドックが売り切れてなければいいんだけどなあ(祈)

・・・論文はどうした>僕。 余裕だな>僕。 あきれたわ>僕。 あはは。


2001.10.17
今日、一日中頭をうんうん悩ませた結果、なんとなく方向性は定まってきた。ま、時間がないから手持ちの資産でどう組み立てるか、と考えるとできることは限られてくるわけだけど。こうしたいけど時間が足りない、ああしたいけどやっぱり時間が足りない、となるとこうすればどうだ。・・・これなら間に合うか、といった感じ。ま、妥協の産物やね。

あと今までぱらぱらと読んでみて、「使えね〜」と思って捨て置いた本を、今読むと「けっこういろいろ書いてあるやん」なんて思うのが不思議。時間が出来たらもう一度、全部読み直してみなきゃ。やることはいっぱいあるな〜。


2001.10.16
さてさて、状況を改めて見てみると、かなりやばいかも・・・あはっ。でも、久しぶりに頭が研究モードになってきた。追い詰められてるけど、こういう緊張感は実は嫌いじゃない。けっこう楽しんでるかも。


2001.10.15
まず一本目の論文提出。締切は明後日だけどやることは他にもいっぱいあるので早めの提出。そして、昨日から引き続きの編集作業にほぼメドは立ったと思う。あとは若干の手直しで済むだろう。・・・・・・さて、これで露払いは終わった。こっからが本当の勝負。と思うと、少しテンション上がってきた。いざ、勝負!(結果はともかく、やるべきことをやるだけ)


2001.10.14
今日は家で研究誌の編集作業。・・・面倒くさい作業だ。全角数字を半角数字に直したり、図表の大きさを調節したり・・・。なんでこんなことしなあかんのや・・・。まあ、下積み下積み、しょうがない。下っ端は、こんなもんや。って、我が研究室には私の後輩がいるはずなんだが。なのに、なんで先輩の僕が後輩の論文の整形をしなきゃいけないの?・・・しかも2人? うーん、世の中理不尽。しかも自分の論文の締切3本も抱えてるこの時期に! 慎重さが求められる単純作業、しかも、あまりに論文の様式をわかっていない論文を提出されると、今日、編集作業をしながら、殺意を覚えた瞬間が何度もあったのは否定しません。まあ、でも去年もやった作業だけに、文字サイズとか様式は去年のを真似すればよかったから、思っていたよりも時間かからなかった。一日作業かと思ってたら、16時には終わったもんね。でも、仕上げの作業がまだいくつか残っているのも確かだ。
念のため、このひとりごとを見ている後輩Kへ。君の論文の編集作業は10分もかからずに終わった。これでいいのかどうかしらないけど・・・まあ、楽やったことは間違いない。


2001.10.13<その2>
「楽器と人柄」公開開始です! これまでマジメ一辺倒のコンテンツしかなかったんだけど、ようやく楽しめるコンテンツができました。是非、ごらんになってください。
それとともに、でくのぼうさんの「梨木香歩」コーナーの背景を一新しました。梨木香歩のイメージにぴったりのデザインになりました。
本当にご苦労さまでした&ありがとうございました>でくのぼうさん。

2001.10.13
今日も講義ネタ(ネタ切れがバレバレ、という説も・・・)。今日は土曜日恒例の来週の講義準備なのだ。けっこう集中力を使う作業だから(←何も知らないから集中力を使わないとテキストに書いてあることが理解できないとも言う。だめじゃん)、どうしてもちょっとやっては休み、ちょっとやっては休みの繰り返し。これだと、「よく仕事したあ」という充実感をあまり味わえないんだよね。うーん。金曜日に講義終了後に力尽きるんじゃなくて、家に帰ってから準備開始できればいいんだけどねえ。


2001.10.12
1周年記念企画の第2弾、「子どもに読ませたい本」への投稿を掲示板で呼びかけています。詳しくは掲示板をご覧ください。第1弾「楽器と人柄」はまもなく公開できると思います。

で、今日の講義。人数が劇的に減ってる。・・・前回つまらなかったもんな>みんな。効果てきめんというか、なんというか。んで、今日も話し出したら、寝る寝る。前回ほどつまらなくはないと思うんだけど、総崩れ。で、いたたまれなくなった私は、ゼミ形式への強制移行を呼びかける。前回、前々回の授業終了後、こまめに顔を覚えている人に根回しをしていたこともあって、幸い2人が個人発表してくれるとのこと。ひとまずこれでよし。でも、かなり人数減ってる時に、出席してる人にこちらから発表をお願いするなんてことしたら、もっと減っちゃいそう・・・(まだ日本語が頼りない留学生もけっこういるし)。最低、4人は残ってくれると信じているが、概論なのに出席者4人とかだったら、・・・首だな、こりゃ。ま、しゃあねえか。


2001.10.11
明日はまた講義か・・・。先週よりは、ましな講義ができるとは思うけど、もう一つかも。見せ場が一カ所しかない。一カ所だとちょっときついんだよなあ。明日、電車の中で、もう一度頭をひねってみて、何か出てくればラッキーってな感じか。3回目だし、そろそろ、きっかけが欲しいな。でないと、前期の二の舞かも^^; 

今日はネタが思い浮かばなかったので、苦し紛れの授業ネタでした。全国推定約5名のひとりごと読者のみなさん、すまぬ^^;


2001.10.10
まあとりあえず完成ということにしておこう。締切は17日だから、それまでにもう1回くらいはちゃんとチェックし直さないといけないけど。でも、息つく暇はなし(泣)。さっそく、某研究雑誌の編集作業にとりかかる。この作業は頭は使わないけど、人のをいじるときは気を遣うんだよな。まあ、約2名はどうでもいいから気は楽なんだけど(笑)。これはさっさと終わらせて、11月締切の次の2本が勝負だ。ということはさておき……

<予告>
本棚1周年記念企画第1弾、でくのぼうさんによる「楽器と人柄」、間もなく公開です。現在、なんだかわくわくしながら、総仕上げに入っています。お楽しみに。


2001.10.9
何とか初稿完成。当初の予定だと9月中にここまでやっとくつもりだったから、10日遅れか。ちょっと見込みが甘かったな。ぎりぎりになって良い本が見つかってそれを読んでたというのもあるけど。なんとか明日推敲して完成させよう。果たして、これでいいのか、という不安はついてまわるけど、しかたないな。だいたいこんなところまでだろう、今回は。

2001.10.8
今日はまず講義案の作成。その後、論文の仕上げ、と思ってたら、まだ講義案作り終わってないっての(汗)。けっこう時間はかけたんだけどなあ。ということで、これからまた作業に戻りますので、今日は短めでした。

2001.10.7
昨日作った、携帯版の本棚に何気に掲示板も作っておきました。・・・うーん、利用者いるのかなあ。←実はかなり期待薄かも。なくてもしかたないっかと開き直ってたりもする。でも、誰か書きこんでくれてもいいんですよ、もちろん。当然、携帯からだけじゃなくてパソコンからでも書き込めます。

我が家の休日の一コマ:
今日のお昼は、天ぷらうどんとおにぎり。ふと見ると、僕は1個で、親父は2個だ。
僕「なんでー?」
母「だって、お父さんが2つ欲しいってだだこねるもん」
僕「・・・・・・(いつものことだ)」
食後:
母「おにぎり少なかったから、饅頭でも持ってきたろ、と思ってん」
僕「うん、食べる食べる」
母「・・・・・・でも、お父さんが『あ、おれ、おにぎりより饅頭が欲しかったな』と言って食べちゃった」
僕「・・・・・・・やれやれ」
我が家ではごく一般的な日常の一コマでした。
我が父上は、子どもを自分より優先するという発想とはまったく無縁のお人。我が家で一番手のかかる駄々っ子は、この人だ・・・・・・(家族一致で可決)。以前、バカ犬が生きてたときは、駄々っ子指数は良い勝負だったんだけどね。


2001.10.6<深夜版>
今日、2つめのひとりごと。こないだ某所で、このページを携帯で見てる人が何人かいる、という驚愕の事実を知る。おいおい、こんなページは携帯で見るもんじゃない、と思いつつも、そういうことなら、携帯でも見やすいようにしないと、と思って作りました。携帯版の本棚です。今のところは、「読書日記」と「ひとりごと」の最新版だけしか置いてありませんが、多少はみやすくなるでしょう&通信費の節約にもなるでしょう。

見に来てくれる人がいるのは、とってもうれしいんだけど、そんなにたいしたこと書いてないのに、なんだか申し訳ない気もしますが、今後ともよろしくお願いします。

おっと忘れてた。実は昨日、10月5日は、このホームページを開設して、ちょうど1年の記念日だったのだ。1年間で4000Hitちょい、というのは多いのか少ないのか? しかも半分は自分だし。それはともかく昔からの常連の皆さん(約2名)&最近常連になりつつある皆さん(約?名)には、本当に感謝しています。これからも飽きずになにとぞよろしくお願いします。1周年記念企画も立て続けに用意してあるので、来週末をお楽しみに。

今、とっさの思いつきで、勝手に1周年記念企画ということにしたから、よろしく>でくのぼうさん(笑)


2001.10.6
今日初稿を仕上げるつもりで、気分良く、表の整形を終えて、
注をつける作業にとりかかって間もなく、電話が鳴る。
「あれ、誰や? 今頃」と思いつつ、電話をとって
相手の声を聞いた瞬間全てを理解する。

あっ! しまったぁ!
相手は大学の同期。東京で勤めてる。
今週の初め、「週末に京都に行くから。歓迎会の準備をしておくように」
とのメールが僕を含め5人に回っていたのだった。
こういうときの慣例として、
僕は「ま、誰かが反応するのを待って、反応しよう」とお気楽モード。
こういうときには約1名以外は動かないことになってるのだ(暗黙の了解)。
……とそのまま日が過ぎる。
すっかりこのメールのことを忘れていた僕。
で、今日に至る。おいおい誰も反応しなかったのかよお。
いつも渋々腰を上げて世話役をかってでるT氏はいったいどうしたんや?
「悪い、悪い。今、研究室にいるから」
「お、そういうことならもうちょっとしたら寄る」

・・・・で、到来。
その数、わずか・・・2人? うん? 他の奴は?
こういう場には必ず登場するT氏は?
「あいつら合コン・・・らしい」「はあ?・・・・・・」
すっかり忘れてた僕も僕だけど、
久々に京都に来る奴を放っておいて、というよりそれに合わせたように合コン?
・・・まったくあいつら何考えてんだ?
久々に京都に来るというのに、これだけ見事に人が集まらないとは・・・
この人徳のなさ、さすがは官僚といったところか?

で、結局総勢3人。さぶっ。
でも、さすがにみんな年取ったなあ、と感じた。
良い意味か悪い意味かは別にして、丸くなったよなあ。
交わす言葉は悪いけど、相手のことを尊重しているという空気が漂う。
こんなこと今までなかったのに。
みんなそれなりに苦労してるんだ。

んでもって、夜通しつきあう気は全くない薄情な僕は、
終電に間に合うように帰ってきた。2人だけ残して。
でもまあ、合コン終えた後には他の連中もなんだかんだいって、
駆けつけてるだろう。きっと今頃は・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・買いかぶりすぎだな。
僕には関係ない話だし。うん、そういうことにしとこう。



2001.10.5
2回目の授業。反応最悪。まったく手応えなし。
だいたい人数減ると思ってたら、1回目より増えてるとはどういうことなんや?
まずここでテンポくるった。
やっぱこわごわと薄氷を踏む思いでしゃべってるときは、
的確に反応悪くなるんだよなあ。
どうすっかなあ。3回目に向けて、具体的対処法思いつかず・・・。やばい。

そんな状態の中、某学校の3人娘、ありがとうでした。
普段着の会話が聞けてかなり興味深かったです。
授業中もこれぐらいしゃべってくれるとおもしろかったのになあ。
予想以上におもしろかったよ。ありがと。

2001.10.4
なんだか少し風邪気味。寝冷えしたかなあ。
でも、なんとか今日のノルマはこなしたもんね。
週末に初稿は完成させたいものだ。

さて、明日は2回目の講義。
かなりやばい内容。薄氷を踏む思いの授業が続くなあ。
・・・90分持つかなあ。
雑談を多めにするつもりでやって、ぎりぎりかも(汗)


2001.10.3
時折、やりきれない思いが襲ってくるけど、
僕が立ち止まっていても何にもならない。
僕は僕のすべきことをするだけ。

ということで、論文執筆再開。
なんとかメドはついてきたような気がする。
でも、誰にも見せる気にならない論文なんて初めてだ。
今回は、あくまでも自分のための整理、資料的価値はある。
そう自分に言い聞かせながらも、何となく落ち着かない。

帰り道、偶然ボスと一緒になる。
状況を説明すると、やっぱりボスもやや不満そう。
ほんとに厳しいお方だ。
でも、確かに、ほとんど誰の目にもふれないからといって、
自分が落ち着かない状態のまま、提出するわけにもいかないもんね。

今回は、書きっぱなしでほとんど再構成しないで、
提出するつもりだったけど、
初稿があがったら、念入りに全体の切り方を考えてみることにしよう。
それで、一本、きっちり筋を通せば、印象はだいぶ変わってくるだろう。

こういう作業は、そんなに手間のかからない作業のはずなのに、
妥協するつもりでいた自分に反省。さすがボス。

心配かけてごめんなさい>心優しき人々


2001.10.2
今日、突然の訃報が……。
今年の春、僕の研究室から卒業していった後輩が死んだ。
しかも、自殺、とのこと。

何? この知らせを聞いたほとんどの人が、僕同様、
我が耳を疑ったに違いない。
2年間の短い間、授業で接しただけだけど、
到底、自殺するようなタイプには見えない。

飄々と少し掴み所の無いところはあったけど、
何があっても、人生を前向きに生きていくタイプだと思っていた。
たとえ嫌なこと、どうしようもないことがあったとしても、
自分の中で解決する術を十分知っているタイプだと思っていた。

人は見かけによらない、
この言葉で片づけてしまうわけにはいかない。
あまりにも大きな衝撃だ。
僕には想像もできないほど、つらい何かがあったのかな、とも思う。
僕が想像できる範囲内のつらさで、あいつが死を選ぶとは思えないから。
なんでやねん……

決してやる気を表に出すタイプではなかったけど、
ゼミで時折ぼそっともらす発言は、とても高い確率で的確で、
はっとさせられることも何度かあった。
「彼はやるなあ」とよく研究室で話し合ってたのを思い出す。

卒論もいっこうにやる気は出さなかったけど、
期待した通りに、土壇場できっちりと仕上げてきた。
卒論書く上で、メールで何度も何度もやりとりして、
とってもお世話になったアメリカの研究所員のことを話す、
うれしそうな顔は印象的だった。
「卒論の扉に『○○に捧ぐ』って書いていいっすか?」
「このメールのやりとりを論文の末尾に参考として収録できたらうれしいっす」
……

そういや、卒論提出した直後、
シベリア鉄道で真冬のユーラシア大陸横断、
という僕から見たら信じられないことを実際にやってしまってたな。
ようやるわ、と、自分には持ってないものを持ってる彼に正直舌を巻いていた。

……とあれこれ思い出しているうちにやってきた違う感情が駆けめぐる。
なんで死ななあかんのや。死んだら終わりやないか。
僕は自殺という行為を決して認めない、ということを初めて明確に自覚した。

ちょうど今日、「からくりからくさ」の最後の部分を読んでいた。
「人はきっと、日常を生き抜くために生まれるのです。そしてそのことを伝えるために」

僕の大好きな一節。
「日常を生き抜くために生まれる」、この言葉を聞いて、
「その程度じゃ志が低い」と言う人は当然いると思う。
だけど、この言葉を聞いてほっとしない人はいないと思ってた。
この言葉はどんな人にでも、生きる勇気を与えられる言葉だと思う。
……だけど、彼は、もうこの言葉が意味を持たない世界に行ってしまった。
自分から生きることを否定してしまったのだから。
こう思うと、なんとも言いようのない気持ちになった。

彼は、死ぬことによって何かを伝えたかったのだろうか。
もし、そうだとしたら、その何かは伝わったのだろうか。
せめて、そうあることを願うことぐらいしか僕にはできない。

今の僕は自殺という行為を到底認めることはできない。

「伝えること 伝えること 伝えること
大きな失敗小さな成功 挑戦や企て
生きて生活していればそれだけで何かが伝わっていく」
(からくりからくさ)

こういうことをわかっているように見えた奴だけに、ショックは大きい。
そうじゃないのか? 君の見た世界はどんな世界だったんだ?
なんでやねん・・・・・・



2001.10.1
今日は時間と集中力を使ったわりには、はかどらない。
こういうときが一番いらいらする。
さて、どうすっかな。
歴史をおもしろくできないとなると、現状分析で攻めるしかない?
でも、そっちは苦手だしなあ、きっと誰にでも言えることしか言えないだろうな……。
まあ、今回の目標はおもしろいものを書くんじゃなくて、正確なものを書く、だから
別にいいんだけど。
って、ついに自分の研究のための研究を始めたか……
↑こういうのバカにしてたのに。



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