>>Balius>>Trouble etc...
バリオスでのトラブルなど書き留めてあるものだけ書いてあります。上に書いてあるほど新しいです。
01/02/13 また・・・
ここんとこトラブル続きだな。

バルブロービーム切れた・・。
まだ半年じゃねえかよ!

多分というかオレの予想だけど高速によく乗るようになってからバルブに負担がかかってるような気がする。
バリオスの場合、異常な高回転型だから回転数が高ければ高いほど高周波の振動が車体全体に伝わる。
当然ヘッドライトにも伝わっていくわけでいくら耐震動性に優れた二輪用のバルブでもかなり大変な状況だと考えられる。
まあこのまま当分ガムテープ&ハイビーム仕様でのることにしよう。

01/01/22 突然の異音
新古車で買って早4年が過ぎ今現在走行63000弱。
直す箇所を挙げたらきりがなく、新車が一台買えてしまいそうな勢いの我がバリ坊。

いつものように朝、通勤の道をフケの悪いエンジンに喝を入れながら走っていると、
会社の近くで突然エンジン回りからの音が急激に大きくなった!パワーの出方もおかしい。
朝は急いでいるのでとりあえず何とか会社にはたどり着き、不安になりながらも仕事をこなす。

帰りにエンジンをかけてもやはりエンジン付近から大きな音が聞こえる。
いつも帰りは遅いので暗くて何も見えない。走らないことはないので家まで恐る恐る走って帰った。
この寒空の中、懐中電灯で照らしながら作業する気力もないので、
休みの日に見ることにし、翌日からKSRを使うことにした。

雪の残る翌日曜、バリオスを見てみることにした。
不調になった時の音の感じでは、キャブのインシュレータが劣化して2次エアを吸っているか、
もしくはエキパイのどこかに穴が開いたのかなと考えていた。
キャブは外側から見える部分は知れているので、まずはエキパイを隈無く見てみる。
穴が開いている様子はない。

「うわっ!」

なんてことはない、プラグキャップが抜けてた・・。

まだまだ未熟です。

00/11/25 退院
フューエルコックを直したとの連絡があった。電話の話ではそこそこ走られるようになったとのこと。

早速行ってみるとエンジンはすんなりとかかるようになっていた。
アイドリングが少し高めに調整されていたけど、これは自分で後で直せばいいや。とにかく走れるようになったのは良かった。
バイク屋さんの話ではステムベアリングが潰れかけてるとのこと。
前回交換したって話だったんだけどって話したらしどろもどろ・・。
「ふぅ〜・・・・・・・・・・・。」
もういいや、好き勝手にミニバイクレースでも楽しんでくれや、せたどう沿いのクロス○ー○さんよ。
反論意見があったら直接お願いしますね、てんちょーさん。

乗っていて自分でもわかっているのだが、今の状況ではだましだまし乗るしかないのが辛いところ。
今のバリオスについて問題を上げればきりがなくバリオスの新車一台買えるほどになってしまうだろう。
FRサスへたり、メーターランプ全切れ&カバー割れ、タンク二カ所へこみ、マフラー傷だらけ&錆、Fブレーキキャリパー固着、ローター要交換、エンジンオイルヘッドカバーからにじみ、圧縮漏れの疑いあり、プラグキャップ接点不良寸前、クラッチ全開加速滑り、冷却水オール交換すべし(4年間無交換)、リヤシートいたずらによる裂け&鍵マウントボルト外れ、フューエルメータ故障、etc・・・。

こんなバイクに乗っていると無意識に余分な力が入って腕が落ちるのは目に見えているし実際明らかに乗りづらくなっている。KSRに乗る頻度を増やして何とかここを乗り切るしかない。
これだけ長く乗っていると愛着が染みついてしまって始末が悪い。
かといって俺にとって大金である10万円単位のお金を注ぎ込んで直すわけにはいかない。
直してたら大型どこじゃなくなっちゃうからガマンするとしよう。

00/11/19 入院
この日曜までウィークデイ中も毎日乗っていたのだがやはり調子は戻らないようだ。

発進では油断してると単気筒や原付にまで置いて行かれる始末。アイドリングも安定しないし、フケが異常に悪い。
でこの日自賠責保険の更新にでも行こうかとエンジンをかけると、チョークを引いてかければかかるのだが、戻してしまうとすぐに止まってしまう。
チョークを引いてかけ、戻すと同時にアクセルを開けていっても止まってしまう。
いよいよやばい状態になってきた。もう自力ではどうしようもない。

自分なりに考えてみた原因としては、
1.長い間エアフィルタを清掃・交換せずに乗っていて久しぶりに交換し、キャブレタを清掃したので 逆に今までの燃調が狂ってしまった
2.走行距離6万kmだし、 ここ2年程は高速全開長距離走行が多い(東京−大阪3往復など)のでエンジンに負担がかかり、油膜切れを起こしシリンダー・ピストンの摩耗、それによる圧縮抜けがある

1.の場合はまあ仕方ないとしても2.になるとかなりタチの悪いことになる。
可能性は無いわけではなく心配だ。ともかくバイク屋に持っていく。安く直ればいいのだが。

細かいことは省くが、バイク屋から連絡があり燃料供給が怪しいとのこと。
フューエルコックが怪しいので新品に交換して様子を見ることにする。
タンク内の錆や埃の堆積も懸念されるとのこと。

いやな展開になってきた・・。

00/11/11 新品フィルタ&プラグ交換
前回オイル交換のついでにフィルタ交換をしたのだがこれが原因かわからないけどついに恐れていた類のトラブル発生!

フィルタ交換した翌週の連休で実家に帰った。
往路はそれほど急いでなかったので学生時代以来のフル下道で実家着。
実家生活を満喫した復路でそれは起こった。

清水から沼津までは由比バイパスなどの快走路が続くのでかなり飛ばして行き、
沼津から高速に乗る予定だったけどここは渋滞の名所ってのを忘れてた(汗)。
でここで給油して裾野から乗ろうと思ってGSに入ろうと右折待ちをしていると突然のエンスト。
いつものことだろうとリザーブに回しセルを回すとかかったのでそのまま給油。
しかし満タンにしてメインにコックを回してもエンジンが止まりそうになるぐらいアイドリングが安定しない。
エンストはしなかったのでとりあえず裾野から高速に乗った。

いつものように全開で走る。
山北のあたりでは下りで久々に170まで出たので、すっかり不調のことは頭から消えていた。
青葉で降りるとまたエンスト。しかもフケ上がりがものすごく悪い。
まあなんとか走れるのでそのまま帰宅。

この時点では、先日のフィルタの破れが高速全開走行でさらに酷くなって燃調が狂っている程度、
もしくは1万km以上換えていないプラグがちょっと関係してるぐらいかなとタカを括っていた。
しかし週末までなんとか走りにくいバイクを走らせて週末にプラグ交換とエアフィルタの交換をした。
フィルタは先日と同じ手順で外して新しいものを組み付ける。これはすぐに終わったが次は問題のプラグ交換。
作業空間が非常に狭いのでこれがいつも厄介だ。プラグキャップを外し、手がつりそうになりながら4本外す。
特に焼けすぎているわけでもかぶっているわけでもなさそうだ。試しに火花を飛ばしてみるが普通に飛ぶ。
それでも新品よりかなりのギャップ差があるので交換する。これも手がつらい。
全ての作業を終わらせてエンジンをかけると以前より幾分改善したような気がする。
この日はこれで作業を終わらせた。

00/10/29 オイル交換
走行距離が遂に6万キロに王手をかけた。

オイル交換は買った当初からほぼ3000km毎に確実にやってきたから(北海道8000kmを除く)単純計算でも20回はやっていることになる。
一回のオイル交換で2.8l。2.8×20=56リットル、凄い量だな!

前回のオイル交換でフィルタを買い忘れ、交換していなかったので今回は交換する。
オイルは毎度のカストロXF-08。
5分ほど暖機してオイル吸油用の新聞を入れたビニール袋をドレインの下に受け、ドレインボルトを外す。抜けがよくなるように注油口を開けオイルフィルタを外す。
ドレインボルトを見たら磁石の部分に結構大きめのスラッジ(小指の爪切りかす位)が3〜4個ついていた。
10月初めの若狭・北陸ツーリングで初日に酷使してしまったのが効いてるのかな?ちょっと心配だ。
ちなみによく廃油処理箱が売られていてそれを使う人が多いようだけど、新聞紙の方が断然安く済むのでお試しあれ。
ちゃんと吸わせてやって、しっかり漏れないようにしてやれば可燃ゴミとして出せるし、何も問題はありませんよ。

今回は何年ぶりかにエアフィルタの洗浄をやることにした。
俺の記憶では多分3年ぐらいは全く何もしていない。開けてびっくり、クリーナーボックスもフィルタも汚い、汚い。

クリーナーボックスで汚れがひどいところはキャブクリーナーを使い、ふき取り掃除。
エアフィルタは樹脂が硬化してしまったらしく、スポンジのつなぎ目が裂けてそこから空気が漏れるようなフィルタになってしまった。これはあとでホッチキスで補修する。
フィルタ自体も長年の汚れが溜まっていた。バケツに少し水を入れ、ジョイでもみ洗い。
そして流水ですすぎ。これを10回ほどくりかえすと見違えるほどきれいになった。
よくフィルタ洗浄剤なんかが売られているけど高くて手が出せない。
一人暮らしで灯油も使わないので灯油洗いも無理。で、ジョイで洗ったけどこれはオススメです。
あとは元通り組み付けて終了。

この作業の合間に車体を何度か傾けてエンジンオイルを抜けやすくしてやる。
オイルが抜けきったらドレインボルト、オイルフィルタをつけ、新しいオイルを規定量入れ暖気。
エンジンを止めしばらくしたあとレベルゲージで量を確認し、足りなかったら継ぎ足して終了。
これだけやるとちょっと調子がよくなった気がするから不思議だ。
大して変わってないんだろうけど(笑)。

00.08.30 事故
会社帰りにやってしまった・・。

相手は原付スクーター。
今考えても間然にはっきりとは思い出せないけど、印象をありのままに書いてしまうとハッと気がついたら目の前にほぼ停止状態の原付がいてそのまま突っ込んだという感じ。

詳しく書くと片側2車線道路の左側の車線を俺と原付は走っていた。
原付はその車線内の右寄り、俺は左寄り。
でおもむろに原付は左手の郵便局でお金をおろそうと思い立ったのか、郵便局の数メートル手前で急制動、そこから突然左ウインカーを出して曲がり始めた。
俺はその原付の左寄りを走っていたからそのまま避けきれずぶつかった。
原付の後方斜めにぶつかったので原付はほぼ無傷。
俺のバイクもその場では重傷そうではなかった。
けがは相手の人は全く外傷なし。
俺は肩、腰を打ち、すり傷といった程度だったので
大丈夫か声をかけそのままサイナラ。
相手の人は、あとあとむち打ちとかになるかもしれないけど
相手にかなり落ち度があるし(過失割合は突っ込んだ方が悪いですが)、
その人もわかってるみたいだったので面倒な事は避けた格好になった。

そのあと家まで数キロ走ったけど光軸が狂っちゃって対向車の顔丸見え。
バーハンドルが少し回っててポジションがおかしいしミラーも全く見えない。
うちに帰ってみてみるとメーターも割れてるしタンクは凹んでるし・・・。
おまけにキーが抜けづらい、回りづらい。

はあ〜、情けねえ。

00/8/6入院 00/8/11退院 ステアリングステムベアリングの交換
晴れてKSRにナンバーがついたのでようやく代わりにバリ坊が入院する事になった。
店に持っていくと若い女性の方しか居なかったのでどれぐらい迄逝ってるのかわからない、ということで取り敢えず預けることにした。
メーカー側がそろそろ盆休みになるので、遅くなると20日頃にずれ込むというのを聞いて躊躇ったが、仕方ない。
11日の昼間に留守電が入っていたようだが、家の電話は親くらいしか番号を知らないので殆ど使っていない。
で、机の下に眠っているそれには気づかず、たまたま実家に電話する用事があり携帯のコミコミも残り少なかったので、家の電話を使おうと思いそこで気づいた。
バイク屋に間違って家の番号を書いてしまったのだった。早く気づいて良かった。

土曜の朝、起きると体がだるい、「あたまいたい、ネツモアル」ってな感じでとうとう来ちまった、夏風邪が!
木曜位から喉が腫れぼったく風邪かな?と思っていたのだが案の定そうで、
土日月と3連休にも拘わらず寝ては起きての繰り返し・・・。
天気はいいけど病人には最悪。
エアコンぶっ壊れてて部屋は生ぬるい風が偶に通る程度。
あまりの暑さにドトールに一時避難したり、ドライヤーの「cool」の風を体にあてたりしたけど気休めにしかならない。
来週の土曜までエアコンは取付できないとのこと。
夏風邪は最悪だぁぁ!

って話が大幅に逸れたけど結局気合いでその日バイク屋に取りに行った。
行ってみるとこの間とは違いメカニックや店員らしき人が他に居た。
しかし奴らは何も言わずにジロジロこっちを見て、目があっても知らん顔、
結局この間のお姉さんに対応してもらった。

ったく、バイクのメカ屋にはこういう人間が多い。「どうも〜(笑顔つき)」の一言でだいぶ印象が違うのに。
多分常連客だけで食ってる店なんだろう。これが4輪のディーラーなら大問題だがバイクだから許されてしまう。
修理の説明もまるでなく「ベアリング換えました」だとさ。工賃12000(たぶん2h)で部品代が3000弱。
自分でやりゃ良かったと後悔・・。

ハンドリングは今までがあまりに動きが悪かったのでふらふらして落ち着かない感じがするが、
自然に蛇角がつくようになったので疲れから解放されて乗りやすくなると思った。
これで椿を走ってみたい!

00/7/29 スプロケ・ハブ交換
佐渡ツーリングの帰りに購入以来初めてヘッドライトのバルブが切れたので、
29日の前の週、ナップス相模原にハイパフォーマンスバルブを物色しにいった。
その時何気なくスプロケットをみるとなんと「波濤」のように減っていた。
前回チェーンとともに前後スプロケを交換し、チェーンを最高グレードのものをいれたので、
チェーンの伸びがほとんど無くて気づかなかったのだ。うっかりしていた。
考えてみればその時の交換が確か走行25000くらいだから当然といえば当然だ。
歯が大げさに言えば波濤のような形になっていて、走行中にいつチェーンが外れてもおかしくないと
感じる程ヤバくなっていた。
でもって29日にセール価格で前後スプロケを購入。前サンスター、後AFAMとちぐはぐ。
リヤは金より黒か銀が欲しかったのだがAFAMしか在庫がなかったので諦めた。
前回交換時にハブダンパーを換えたほうがいいと言われたので、今回換えようと注文。
取り寄せに1wくらいかかるので来週まとめて交換してもらうことにする。

店から電話があり、翌週8月5日に交換に行く。
作業2時間待ちということでその間に町田ヨドバシで買い物。
戻ってきてすぐ作業が始まり、40分ぐらいで終わった。ハブ交換の工賃は無し。
ついでだから当たり前なんだけど・・。
で帰り道、店から1kmぐらいのところでエンスト。なんじゃい?と思いつつリザーブにしてみるが
全く掛かる気配がない。最後の望みをかけてPRIにして少し経ったあと掛けてみるとかかった。
原因不明だがとりあえず走るので帰宅。スプロケ交換で何故エンストするのかと念入りに車体を見ていると
スプロケカバーがキャブレターのバキュームホースを圧迫しているではないか!
バリオスの場合燃料供給が負圧式なので、このバキュームホースが圧迫されるとキャブに燃料が
供給されなくなる。PRIは圧力に関係なく強制供給なので走れたというわけだ。
これは完全にショップ側のミスなので電話すると初めは
「ピット作業確認のサインをしていますよね?」
ときた。
この店はピット作業を見届けた証明としてサインを求めてくるシステムがある。

「ふざけるんじゃない!」
ピットに行って、メカニックから何の説明もないから黙って増し締めの作業を見ていただけだぞ!
試乗しなけりゃそんな異常わかる訳ないだろ!
大体ピット作業の確認をする事自体、作業に自信がない証拠じゃねえかよ。逃げ場を確保しやがって!
普通取付を頼んだら100%信頼するだろ、ガキの使いじゃねえんだからよ!

というのが正直な気持ちだったが、「試乗はしてませんよ」の一言で抑えた。
すると電話の店員は謝ってはくれた。
工具があれば自分で直せるのだが、ないので翌日店に持っていく。

メカニックの態度は相変わらずで「どうも昨日はすんません〜」の一言もなく終始無言。
何なんだ、こいつは!と切れそうになったが抑えた。二度とピット作業は頼むまい、と誓って。
で淡々と作業を済ませ、出てきた言葉が
「昨日言い忘れたんですけどスプロケカバーのボルトなくなってますねえ」ときた。
「元々ないんで・す・け・ど!」
無言でガレージから出して「すいませんでした」と蚊の鳴くような声で一言。
もう一度言っておくけど店の名前は○ッ○○相模原店、メカニックはのっぽ爆発頭が特徴。

同じ○ッ○○でも横浜店で換えたときはとても丁寧な対応だった。
「きれいに乗ってますね」
「ハブダンパーがヘタっちゃってるんで機会があったら換えたほうがいいですよ」
「在庫があれば換えたんですけどね」
とスプロケとチェーン交換の時はこんな感じ。
ブレーキホースとマスターシリンダーを換えた時は
「マスターの径が変わってますから入力に対するタッチと制動力が変わってます」
と説明をしてくれたりもした。
やはり人間の質の問題だなと感じた。

親しいバイク乗りには丁寧なんだろうけど、サービス業である以上、最低限の礼儀は守って欲しいよ。
ただで頼んでいる訳ではないのだから。
これから相模原店はパーツ購入だけにしようと決めた。

00/7/22 ヘッドライトバルブ交換
ヘッドライトのバルブがいきなり切れた。

といってもこういうモノはいきなり切れるものだが。
ツーリング最終日、小木のたらい舟に乗った後、亮のバイクのハザードランプの消し忘れに気づいて追いかけ、急に奴が停まったので俺も急制動(オイッ!)。
そして奴はそんな俺に気づかず右折したので、俺もバランスをとったほぼ停止状態からクラッチをつないで右折しようとした。しかし、急制動のため、ギヤがキッチリ落ちきっていなかったらしく、ニュートラル状態でバンクさせたため、その場で右側にコテッと転けた(笑)。
ダメージは全くと言っていいほど無かったのだが(傷だらけでダメージだらけなので)、その衝撃でバルブのフィラメントが切れてしまったのかもしれない。昼間だったので前を走っていた亮もその日の苗場のあたりのトンネルまで気づかなかったようだ。当然おれも全く気づかなかった。
3時半ごろ本州に上陸して休憩も殆どせずに頑張って走ったので月夜野ICには予想より早く着いた。
一つ目の赤城高原SAで暗くなってきたのでいよいよやばいと思い、GSでガムテープを借りてヘッドライトに貼り、ハイビームの上向き光をカットして走ることにした。無事ツーリングは終了。

翌週ナップスにて購入。セール期間中のタイムサービスで割り引きしてもらった。純正品でも明るいと思っていたのだが、やはりこちらの方がかなり明るい。光量の概念はわからないが感覚的にはだ。
純正品を白熱灯に例えるなら蛍光灯のような明るさだ。けっこうおすすめ。
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高効率バルブ
KOITO WHITE BEAM ver.U(ハイパワーハロゲンホワイトビームバージョンU)
H4u/12V 60/55W → 110/110Wクラス
車検適合
ナップス標準価格\3240→\2880

アクセルワイヤー切れ
クローズ側が切れた場合、オープン側の張力が無くなると(つまりアクセルを戻すと)自然と閉じるようにキャブ自体にスプリングが付いているので、そのスプリングさえ機能してくれればそのままでも走ることが可能である。
これはあそびの調整をした直後に起こりやすく、普段の簡単な注油メンテを怠っているとやはり寿命が短くなるようだ。
ちなみに買ってから2年位のことである。交換は純正パーツを注文し、元付いていたとおりに組み付ければできる。

オープン側が切れたのはクローズ側が切れてだいぶ前のことだった。
オープン側が切れるとクローズ側と違い、全くアクセルが開かない状態となるのでかなり焦る。

実家に帰る東名高速上でそれは起こった。
山北のあたりの下り線でトラックに2車線を塞がれて少し苛立っていた。そして強引に追い抜こうとアクセル全開にして、「カッ」と手応えが来たと思ったら、直後にするりとそれ以上にグリップは空転し、速度は勢いよく落ちていった・・・。
幸い後続車がいなかったので即座にクラッチを切り、路肩を自然に止まるまで走らせた。ここは少し上り坂になっており、足柄ICまでだいぶあったので少しでも距離を稼ぎたかった。我ながら冷静に対応できたのだ。

路側帯にいると危ないのでとりあえず小山のバス停まで押していった。とりあえずどうするかと一服して気持ちを落ち着け、友人に電話をした。あいにくの留守で、仕方なく車載工具を取り出し、あがいてみることにした。
こうしている間にもいろんなバイクが目の前を通り過ぎていく。全く見向きもせずかっ飛ばしていく人、何やってんだろ?と減速しながら眺めていく人。

とりあえずタンクを外し、切れたオープン側のワイヤーを外した。普通はだいたいタイコの部分から切れるそうなのだが、私のは丁度真ん中あたりが切れていたので手の施しようがなかった。
クローズ側のワイヤーは全く無事なのでこれをオープン側に流用出来ないかと考えた。トラブルに備えて普段から布テープをもっていたのでFフォークをうまく使ってワイヤーの被覆部分を固定し、何とかアクセルを開閉できるようになった。
試行錯誤している時から公団のパトロールカーが停まったり、どんなバイクだったか忘れたけど、停まってくれて一緒に修理の方法を考えてくれた人もいて、ちょっとした騒ぎになってしまった。
その人にお礼を言うと、気を付けてという顔をして去っていった。名前きいときゃよかったな。

次の御殿場ICですぐ降りようとも考えたが、このあたりにはバイク屋があまり無いので沼津ICまで走ることにした。
沼津のレッドバロンに行くが、当然カワサキ最マイナー車のアクセルケーブルなど置いてあるはずもなく、そのまま下道で実家まで帰った。静岡の友人と連絡がとれたので、そのまま彼の家に行き、タウンページでカワサキの店を片っ端から電話して問い合わせると、静岡市の登呂の方に「置いてあるよ!」という店があり、すかさず取りに行き交換した。

今後はアクセルワイヤーの予備も必要かな?と思ったりもしたが、やはり予備は買っていない。だってそんな余裕無いもん・・。

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