#24 Hokkaido  2052.6マイルの軌跡 


めざせ、青森!

青森へ向け10:30過ぎ出発。
出発時間も適当なら予定も適当。東北を廻るか、向こうへ渡るか?
とりあえず青森に着いたら考えるさと東北道を北上する。
吾妻PAで北海道へ向かうBMWF650と遭遇。
体中から「いいひとオーラ」がぷんぷんする笑顔の素敵なひと。
仙台からフェリーに乗り苫小牧に上陸するらしい。
こっちは何の下調べもしていなかったのでちょっとうらやましい。
満タンからリザーブになるまでノンストップで走ること2回。(略しすぎ?)
18:30過ぎ青森ICに到着。760kmを8時間ちょっとで来られるならかなりいいペースだ(笑)。

東北道を制覇ー!

くだらないですが浦和本線で受け取ったチケットと青森料金所の看板。
いや〜、嬉しかったですな、ここに立ったときは!!

意外と疲労は少ないが達成感はタップリこってり
東北道が思った以上に空いていたので緊張が少なかったから疲労度が予想以上格段に低い。
それと「タンクバッグアゴ載せ上半身弛緩走行※」はやっぱり有効らしい。

※使用法
フルフェイスヘルメットのアゴ部分をタンクバッグ前方に載っける。
胸あたりをタンクに覆い被さるようにタンクバッグ後方およびタンク後方に寄っかかり押しつける感じ。
そうすると両手は完全にフリー、ぶらぶらになるので左手は完全に弛緩して下に垂らす。
右手はアクセルに手を添え、開ける力だけを使うように心がける。
前方視界が上目遣いになるのと、後方のパンダ発見用ミラーチェックがおろそかになるのが難点だが
空いている高速ではかなり有効な手段。真似は勧めないけど。

ココまで来たら北海道だ!
とそのままフェリーで渡ってしまうとどうしようもない時間に函館に着いてしまう。
思案した結果、北海道内のプランを練ることにした。

全くのノープランで来てしまい、漠然と宗谷丘陵・知床横断に行きたい位しか考えてなかったのだ。

とりあえず腹が減っては戦ができぬということで駅前の食堂でメシ。
ホタテいくら丼とビール!
絶頂期のヒロスエのようなぷりぷりっの新鮮さ!(爆
味は言わずもがなですな。いきなりの豪勢なメシとなりました。
どうせ長生きなんかしやしないんだから使えるときは使う!それがささやかなおいらのポリシー!!

青森駅前。ごっちゃりした統一性のない感じがいい雰囲気です。
奥に見えるのが青森ベイブリッジ。

フェリーターミナルに戻り早速マップを取り出しルートを練る。
日数、フェリー、走行距離、疲労具合予測、睡眠場所、見所、ペースなどあらゆるファクターを検討・調査してぐるぐると頭を回転させ計算する。
考えに考え抜くこと3時間以上(←ずーっとではないよ)。

何とも言えない静けさと緊張感の漂う受付。
受付の事務的かつそっけなさがまたいいのです。(JRほどではないのでね)

!!!!!!!!けってーい!
天にも昇る気持ちとはこのこと。
洗面所で携帯などのバッテリも満充電を済ませ(東日本フェリーさんすいません)、
すっきりした気分で乗船手続きも済ませ、5年ぶりの青函をつなぐフェリーへ乗船。
乗船前の一枚。
気の早い人が必ず居るもんですが今回も「慌てるなよ!」って人が居ました。

早速二等室の睡眠スペースを確保し出航前にスバヤク眠りにつく。
本来ならライダーと情報交換でもするところだが、あいにくライダーの数は少なく、
かつ睡眠時間はこのフェリーの3時間余りだけなので仕方ないのだった。
zzz...
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