2002/05/04(SUN)
「遅い!」

4時半起床予定が起きたのは8時過ぎ(笑)。みんな相当疲れてたみたいです(笑)。

翌日は晴れる予報だったので順延することも考えたのですが、帰りが辛くなるのでやはり雨中強行としました。

てつをはカッパズボンを持ってこないし。慌てて清水市指定のゴミ袋を加工し、即席のカッパズボンを作成!
とても乗り切れそうにない格好だが・・(笑)。
まだ降り始めないうちに出発!

なぎさドライブウェイ。
着いた途端に雨が降り出し、たまらず朝食がてら海の家(?)に避難。
海を見ながら優雅な朝飯
おばちゃん握りたてごはんつやつやおにぎりがとてつもなくおいしい。朝ごはんがおいしいのは精神状態がすこぶるいい証拠だ。

少し待ってみるが止みそうにないので砂浜を爆走。
時々リヤをロックさせたりして楽しみながら走る。
なぎさドライブウェイ!さっそく雨が降ってきました。「ミニスカポリス!」とおかもが突然叫んだ(謎)のでこうなりました・・。
アスファルトの路面に戻りR159を走る。
増穂が浦世界一長いベンチを通り過ぎてしまい、戻るのが億劫になったので今回は諦めた。

メシを食った後は睡魔が襲う。先頭をフラフラ走っているとすかさずおかもが抜いていってくれる。あうんの呼吸だ。

義経の舟隠し。
写真は無いのです、雨がつらくてカメラを出すのも億劫でした。
ここは義経が48隻もの舟を隠したという名勝。
屹立した断崖に口を開けたそれはまさに舟を隠すには都合が良さそうだ。
しかし48隻は無理だろ(笑)!

100m走って今度はヤセの断崖
自殺の名所ということで青木ヶ原樹海にあるような看板が並ぶ。

確かに高くて先へ行くと結構こわい・・。

ヤセの断崖。おかもは今回も通学用逆ゴアテックス効果を発揮するカッパを装着(笑)。

手を伸ばして写真を撮ってみたが、へっぴり腰なので地面しか写りませんでした(笑)。
さてさて鳴き砂もこの天気では鳴かないので、一気に輪島へ。

輪島へ着くと朝市
とうに12時を回っているが、ぎりぎり軒を広げている店があった。
聞くとGWなので少し時間を延長しているらしい。

大判焼きがおいしそうだったのでアンコタップリーノのやつをいただく。
焼けるのを待つ間あじさんと話す。
千枚田は今の田植えの時期と秋の刈り入れの時期がいいらしい。
天気がよけりゃあなあとウチらも雨空を見上げ嘆く・・。

おかもは穴子の乾物がおいしくて買ってみた。今夜のつまみっす。
オイラはたこのするめ状になったものを購入。
雨も弱まり白米千枚田へ。

いつぞや雑誌で見た風景が目の前に広がりウレシイ。
この千枚田は機械植えや機械での刈り取りが難しく維持するのは結構大変らしい。ご苦労様です・・。

そろそろ出ようかなと思ったら突風と猛烈な雨に辟易。
カメラを落として壊れるし最悪・・。

雨ってやつはとことんライダーを苦しめるやっかいなやつだ。ピザハットの宅配バイクだったらさぞ快適だろうけど。
2000枚以上あるという千枚田。数えてみたが野鳥の会には所属していないので途中で諦めました。
凄い雨と風でした。
てつをは自作のカッパズボンをおばあちゃん軍団に笑われてました。

皆さんちょっと口数が少なくなってます・・。
禄剛崎への道はうねうねしたワインディングで起伏が多くなかなか楽しい。

途中きれいな砂浜を見つけておかもが停まる。
大事故をしてバイクから波に乗り換えたおかもは砂浜を見つけるといつもすぐに目が行くのだった。

日本海の水を触りはしゃぐ成人男性2人(笑)。

小さく見えるのが日本海を触り喜ぶおかも。
日本海は荒々しいというイメージがありますがそんなことはなく穏やかでした。

GW中はこどもの日ということもあり鯉のぼりがいっぱいはためいてました。八重桜もきれいです。
禄剛崎。

有料駐車場の脇に停めて、てくてく階段を登っていくと白亜の灯台が現れる。
短くて図太くどっしりと構える立派な灯台
またしても雨が強くなるのが雨男おかものパワーだ。

土産物屋の軒先に逃げ込んでてつをはサザエ、オレはイカ焼きを食う。

この時間では能登島は真っ暗になりそうなので諦めることに。

最後の見所、見附島へ。
ガススタで給油しているとツーリング中のKSRに遭遇。
港北ナンバーでリヤには荷物満載、サイドバッグもつけ、ガス缶まで用意してある。1泊してここまで来たという。
二言三言しか話せなかったが、同じようなことを考える人がいるというのは不思議というか何というか面白い。

見附島は横から見ると何てことはないのだが、正面からみるとなるほど軍艦を舳先から見たように見えなくもない(笑)。

軍艦なのでレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットはいませんでした。
さてここからは半島を縦断するツーリングマップルオススメルートで此木まで。

なるほど最高に快適なクルージングロードだ。
信号が一つもなく交通量もまばら。見通しが良いので追い越しし放題だし、R6で来たらあっという間だろうなあ。
しかし今回は原付なのでそんなクルマたちに抜かれていくのだ。

そのクルージングロードをひたすら走り此木で夕飯。
こっちでよく見る「8番ラーメン」。
おかもはハラヘリヘリハラ状態だったらしく、タンタン麺に餃子一枚、おにぎり4個とよく食った。

またまた食い過ぎて眠くなる一同(笑)。
さて表に出るとすっかり雨も上がりもう降らなそうな感じだったんでカッパの上着だけ着て走り出す。

案の定能登島に着く頃にはあたりは闇に包まれ、能登島の中は街灯がほとんどなく漆黒の闇の中をスローで走る。
真っ暗なのでどこを走ってるのかわからなくなるほどだ。
海沿いに出ると対岸に見える七尾の街が見えた。

能登島大橋を渡っていると何かを見つけたおかも。
走りながらオレとてつをは指さす方向を見る。
おぉ〜!!
その七尾の街から打ち上がる花火だった。
コンビニに停まり花火を眺めつつ休憩。
あまり見たこと無いような作品も見られてちょっと得した気分♪
能登島の昼の姿は拝めなかったが、代わりにこの花火が見られたのだから結果オーライというとこだろう。
七尾の花火です。とりあえず撮ってみました。
下から見るか?横からみるか?ってそんな岩井さんの作品ありましたな・・。

真っ暗になった七尾の街で信号待ち。
七尾からは何の見所もないのでひたすら金沢へ帰るのみである。
ガス給油を済ませ国道159号を金沢へ。

七尾を出たあたりから断続的に雨が降り、じみーに湿ってくる我がジーンズ。断続的なのでカッパを着るタイミングを逸してしまった。

そんなこんなで走っているうちに止んだと思った雨が本格的に降りだし下半身は大変なことになってきた。
携帯電話が浸水するかもと思ったので、走りながら財布と携帯を抜き取ってカッパのポケットに避難させた。
それほど強く降ってきたのだった・・。
金沢に着く頃には「水も滴るいいオトコ」とはならなかったが水は確実に滴っていた。ジーンズの重さはハンパじゃない。
これがキャンプだったら・・と思うと大変だが、ごえの家があるので助かる。
でもやっぱ部屋は汚ねえ!!

いらつく一同。

近くのコンビニに行くのも億劫だが、一発じゃんけんに負けたので仕方なく小雨の降る中ビールを買いに行く・・。ついでに諸雑誌を少々・・・。
諸雑誌ね、諸雑誌(苦笑)!!

ったく全然成長してないな・・・。

2日間の蓄積疲労でぐったりするてつを。この際布団が汚かろうが関係ないのです。
こんな部屋です・・。足の踏み場がありません。

そんなこんなでビールでかんぱいっ!
初日ほどではないがビールがまたまたうまいっす♪
輪島で手に入れたあなごの乾物やらをあてに飲みました。

そして諸雑誌を眺めつつも4年ぶりの例のブツ鑑賞会
ストーリーなどを思い出しつつ結末はやっぱり笑えた(謎)。

ヒショビショになった靴とジーンズを干して眠る。
いつもは1分も経たないうちに眠ってしまうのだが、気持ちが高ぶっているのかすぐには寝付けなかった

おかもの鼾がスゴかったっす、普段のオレ並にね。疲れてたのね・・。
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