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尻屋崎は寒立馬がいる東北最涯地の一つだ。
県道のまばらな住宅地を抜けていくと、あたりに人の気配は少なくなり、アスファルトの道が岬に向かっていく感覚がはっきりと感じられる。
岬が近づいてくるとでっかいコンクリ工場が現れ、さらに先へ進むと尻屋崎へのゲートが現れる。
寒立馬がいるのでゲートを閉めておかないと外に出てしまうかららしい。二輪車用の開閉ボタンを押して中に入る。
路面の所々にフンが落ちている。馬がいる証拠だ。灯台まで走っていくが馬は見あたらなかった。
きれいな芝生が広がる気持ちがいい岬だ。大間よりもこっちの方が断然いい。
霧雨が降っていて寂しい感じがしたけどそれがかえって端っこに来たんだなあということを強く感じさせてくれた。
今度は天気のいいときに来てみたいと思う。ゼヒ行ってもらいたいオススメの岬。
でも馬はどこにいるんだろう? |