4/30(日)
朝4時、寒さで目を覚ました。
そのまま眠れそうにないので天気を見に甲板へ向かう。どんよりとした曇り空。やはり予報通り雨か・・。
数十台のバイクが係員のゴーサインとともに堰を切ったように船を出ていく。これから1台1台のツーリングが始まるのだ。
俺達はまず平尾台に向かうことにした。うねうねとしたワインディングを、バスの排気を被りながら登るとカルスト地帯が見えてきた。以前行った四国カルストが濃霧だっただけに感激もひとしお。
雨が今にも降りそうなのでパッキングをすることにした。走り出してしばらくすると案の定雨が降り出してきた。わかっていたこととはいえ辛い。道端でカッパを着込む。
福岡市内でラーメンと晩飯のおかず明太子購入の予定だったが、あまりの雨に明太子は却下。ラーメンは雨宿りした近くのビッグカメラのにーちゃんに聞いて一蘭に決定。変わったシステムの店でちょっと驚き。一人一人の席が仕切られていて注文の仕方も普通とは違う。興味のある人はお試しあれ。味はなかなか。
雨のせいでブーツの中に水が入りグローブも水浸しになってきた。
次は亮が行ってみたいと言った柳川へ向かう。
385号は途中狭い区間があり雨なので苦労する。アスファルトがはがれて大きな穴が空き、そこにはまったときには慌てた。
柳川へ行く途中、吉野ヶ里遺跡の看板が目に付くので寄ることにした。
あいにくの天気とGWということもあり人影もまばら。カッパを着てメットを被ったまま復元された物見櫓や竪穴式住居(だっけ?)を見て回る。雨なのでこのまま泊まれたら快適だと思った。
柳川へ近づくにつれて徐々に水郷らしき水路が増えてきた。観光客の川下りを見ていると乗ってみたくなってくる。水路には各々の家から階段が延びていて昔の生活が垣間見ることができた。
この辺りにキャンプ場がないので210号を東へ、地図で見つけた道の駅へ。
この道の駅は当たりだった。近くのスーパーで生しいたけ、米、カレー、総菜の豚カツを買い夕食とする。そうしているうちに雨もあがった。道の駅から徒歩1分の共同湯で冷え切った体を温める。暖まったところで夕飯。ツーリングの夕飯は腹が減りまくっているのでいつも買いすぎてしまうのだが、今回もちょっと多めだった。
明日の天気は晴れ。天気が悪いと沈みがちな俺の気分も晴れてきた。明日からが楽しみだ。10時就寝。
|