バニーホップ

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障害物を越えたりステアに飛び乗ったりと、ストリートではウィリー・マニュアルに並んで是非マスターしたい技ですよね。ウケ狙いですが・・・。(^^;

トライアルでは、斜めになったステアで下が無い場合など(平らな石が斜めにしてあるような)、バニーで下が無いところを一気に飛び越し、斜めステアに乗る時など非常に有効でしょう。毎年、板取世界戦のステージ横にある石々セクションの最後に有る斜め石などが代表的ですよね。それとジャンプ台が作ってあり、高い所に飛び乗る場合もよく使ってますよね。

ウィリーは実用的ではないけれど、バニーは意外とセクションでも使えるでしょう!

それでは方法など。ただし私も完璧ではないと思ってるので参考程度でお楽しみください。

助走&タメ

まずはフロントを上げない事には話になりません。バニーでは漕がずにフロントアップします。

人が走る程度にスピード上げたら、ペダル水平状態でしばらく滑走し、フロントを引上げるためのタメを作るために上体をバイクにかぶせます。念のため両ブレーキに指をかけておきましょう。

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フロント引上げ始め

この後、バイクを下から前に送り出すようにし、腕が伸び始める頃から上体を後ろに引きます。

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いきなりでは難しいと思いますので、バイクにまたがり両足で地面に立ち、ハンドルを前に送り出しバイクを前に持ってくる動作で練習してみて下さい。そして、送り出しきる前に体を後にそらしてフロントを腕を伸ばしたまま引き上げてみてください。サドルは無い方がいいでしょう。

引上げ

上体を引くのと同じくバイクを前に送り出すイメージを持ち続けていると、体の軸がバイクのリアホイール上に来て、フロントが上がってきます。

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このまま引き続けるとマニュアル状態になり、さらに引いてるとひっくり返ります。(^^;
まずは、ここまで出来るように練習してみるといいでしょう。

伸上り

フロントが上がり始めたら、引いていた動作を止め上にジャンプするように伸上ります。ここからは引上げでフロントが上がるのではなく、伸上りでフロントが上がってくることに注意してください。無理に意識しなくても、ちゃんと伸上っていれば自然にフロントは上がってきます。
上体の角度が上の写真とほとんど変わらずに、腰の位置だけが高くなってる事に注意してください。

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この辺りからウサギ跳びになるんでしょうね。私のイメージだと、イルカが海でピョンピョン跳ねながら泳ぐイメージなんですけど・・・。

ジャンプ

しっかり伸上ればそのままジャンプします。

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写真右では、まず体が上にジャンプしている様子を良くあらわしてます。

引上げ&前送り

ジャンプしながら、下にあるバイクをハンドルで引上げつつ前に送り出し、膝を曲げてリアが上がってくるのを助けます。

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かなり体を小さくして、体全体でバイクを引上げてるのがわかりますね。

着地

縮めていた体を伸ばし着地します。

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*** 動画 ***

mpeg:470KB

コマ送り写真

以上いかがだったでしょうか?

バニーを使ったステア上がりのムービーです。
ダウンロードして見た方がいいかもしれません。(^^)

*80cm弱のステア上がり(wmv)

*下がスロープの1mを越えるステアへのジャンプ(mov:725KB)

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