シングル

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バイクのホイールベースにもよりますが、80cm位までの真直角に近いステアケースを昇る場合に使うと良いと思います。漕ぐ方法と漕がない方法があります。

漕いだ方が高いステアに昇れますがアプローチが下りの場合は難しいです。逆に漕がない方法はアプローチが登りだと使えません。

進入途中では基本的にブレーキを使わず流れるように(早過ぎない)メイクしましょう!

まずは漕ぐ方法から!

ステアを昇るのに助走の距離によってペダルを何回転するか決めます

試合は別として、練習ではステアの角にフロントを乗せ、ペダルを車体に対して水平にし、その状態でスタート地点までバイクを下げます。すると、ペダルが逆回転しますので何回転で行けるかわかると思います。逆に1回転半とか2回転とかする位置をスタート地点にするのもいいでしょう。失敗と成功はここから始まります。
最終的には、試さなくても助走距離によってペダル合わせができるようにしましょう。

sin0.JPG (30968 バイト)

ペダル合わせが決まったらステアに向かってゆっくり進入します

勢いはいらないのでバランスをとる程度のゆっくりした速度を保ちます。

最後の逆足でフロントをゆっくり上げ始めます

逆足のクランクが 45度位の位置からフロントを上げ始めますが、ウィリーやバニーホップのように体を後ろに引いてフロントアップしてはいけません!あくまでも進入と同じ態勢をとること!

フロントがステアの角まで直線的に移動するイメージで漕ぎ続けます。

sin1.JPG (34347 バイト)

効き足でさらにステアの角までフロントを上げ続けます

フロントがステア角まできたら伸上りますが、伸上るためには体の下のペダルがほぼ水平になってないとできません。なので、ステア角をほんの少し越えたあたりでペダルが水平になるタイミングがいいと思います。失敗のほとんどはこのタイミングが合わず、ステア奥まで行き過ぎたりしてチェーンリングがステアに当たる事が多いと思います。

ステア角にはフロントを「ガツン」と当てず、そっと転がすようにいなします。本当に上手くいった時はフロントが触らずにあがってしまう感じがします。
ここまで上体は変わらずに「前に進む&フロントだけが上がる」ことに注目してください。伸上るためにしっかり溜めを作ります。

sin2.JPG (33797 バイト) sin3.JPG (33383 バイト)

伸上り

しっかり溜めた後ハンドルに上体を覆いかぶせ、両ペダルを踏み台にし一気に伸上ります。下の写真後、伸上りと同時に腕を伸ばし始めハンドルも前に押し出すとリアが跳ね上がってきます。

sin4.JPG (33344 バイト)

送り出し

リアが跳ね上がったらハンドルをしっかり前に押し出し完全に乗せます。

sin5.JPG (37554 バイト)

*** 動画 ***

mpeg:Download(749KB)

上記mpegの一部コマ送り画像

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