悩んだ末の選択だった。 久しぶりの平日の休暇! 秋イカシーズンに絶好のチャンスではないか!! いつも週末しか釣行できないモノにとっては、エギンガー密度の少ない夢のような言葉。 「平日釣行」!!(笑) せっかくの貴重な1日をどのエリアで楽しむべきか・・・。 私は真剣に悩んだ。(笑) 本来なら、単独釣行なので交通費とのバランスで島根半島辺りが有力候補なのだが、 天気予報で山陰地方は雨と風の大荒れの可能性が高いとのこと。 大荒れの中のエギングは先週たっぷりと味わったので、もう満腹である。(^^;) 山陰を除くと、後は瀬戸内海か宇和海か。 人の少ない「しまなみエリア」も悪くない。いつも人だらけだもんな。 先週、イカ濃度を確認できた宇和島エリアは間違いなく爆釣だろう。(←勝手な想像) 東へ目を向けると、家島諸島も気になるエリアだ。 同じ方面として小豆島はどうなんだろうか。あまり情報はないが、プレジャーボートはたくさん釣っている。 な、悩ましい〜!!(>o<) 前夜寝る時間ギリギリまで情報収集を繰り返すが、結局決まらないまま布団に入った。 朦朧とした頭でセットした目覚まし時計の時間は・・・5時。 釣りに行く朝にしては遅い時間だ。 どうやら体は爆釣より休息を求めているらしい。(笑) アラームの音で目が覚める。 5時ピッタリだった。 準備を済ませ、車を走らせると、思いの外、頭はスッキリ体はしゃっきりしていた。 「これだけ元気なら、3時に起きて宇和島に行けたかもなあ・・・。」 ちょっぴり未練が残る。←よく寝たからに元気なのに決まってる。(^^;) 「もしこのまま宇和島に行けば、釣り開始は・・・10時前か・・・。釣りできんな・・・。」 そう自分に言い聞かせながら、車を新岡山港に走らせる。 フェリーに乗ることにしたのだ。 今回の釣りは「小豆島一人旅」に決定した。(^^) 散々悩んだ末、小豆島を選んだ理由は3つ。 その1・・・「ワクワク感」(いつものコトだ。笑) 初めてのエリア、初めてのポイントを攻略するコトにワクワクするからだ。 その2・・・「体に優しい」 疲労が溜まっている時の釣行には、ちょっぴり運転に不安がある。 移動の行程のほとんどがフェリーというのは本当に体に優しい♪ その3・・・しまなみよりはプレッシャーが低い(勝手な想像) このところのエギング人気はスゴイものがあるらしく、人的プレッシャーは相当なモノだろう。 橋でつながっていない小豆島は「しまなみエリア」よりイカがスレていないのでは? 問題は交通費。 なにしろ、フェリー代が私の車で(5m未満)片道6,420円なのだ。 往復で13,000円弱かかる。 単独釣行にはちょっとお高い気がするが、仕方ない。 とりあえず、体験してみないコトには始まらないのだ! 出発じゃ〜!! 6時20分発土庄行きの始発便に乗り込み、小豆島に向かう。 約70分で到着する。 島ではちょうど出勤時間らしく、道路が意外に混んでいてイライラさせられた。(←平日だもんね) 土庄からどんどん東へ移動することにして、車を走らせる。 途中、良さそうな場所を見つけてタックルを準備する。 少し水の色が悪いがもうガマンできない。 記念すべき第一投!! エギを少し沈めてから、しゃくり上げダートさせて手前に寄せてくる・・・。 「ほ〜ら!後ろからワラワラと小イカの群れがついて・・・こない?」 今度は底まで沈めてからしゃくってみるが、やはり同じようだ。 「こ、これはもしかして完全なる選択ミスかっ???」(--;) 気を取り直し、水質の悪いエリアを捨てて一気に東へと移動することにした。 次に入った港の水は・・・透明だった♪(^o^) よく見ると、小イカが浮いているのも見える。 エギを見せると寄ってくるが、なかなか抱かない。 意外にもスレている感じだ。 エギのサイズを落とすとやっと抱いてきた。 様子を見に来た地元のおじちゃんの話では、姫路・岡山から結構エギングに来ているらしい。 スレているのはそのためか。 ちょっぴりがっかりである。(-_-) ま、みんな考えることは同じなワケだもんね。 昼前から吹き始めた風が次第に強くなり、午後からの釣りは諦めるハメになってしまった。 朝のうち続けて釣れた後は、ポロポロと拾っていく感じのみでちょっぴり不完全燃焼・・・。 なんとか10パイを超えることができた程度だった。 相変わらず、天気に恵まれないなあ・・・。 サイズはどれもコロッケサイズどまりで、ちょっと時期が早かったのかもしれない。 風が吹かなければ、まだまだやりたい場所があったのだけれど、仕方ない。 まだ日も高い3時半、フェリーに飛び乗って岡山へ帰ることにした。 走行距離は100km以下、移動の疲れが少ない「小豆島の旅」 これからもきっと、疲れてるのにどうしても釣りに行きたいときの強い味方になってくれそうである。(^^) 風が吹かなかったらなあ・・・・・・。 |