久しぶりの釣行である。 1月の初釣りからずっと冬眠状態だったので、ご無沙汰していたワケだ。 久しぶりなだけに期待も大きく、何を釣りに行くか悩ましいところである。 そんな時、高知の小原さんからタチウオジギングのお誘いがあり、合流させてもらうことにした。 昨年初体験して以来、その魅力にハマってしまったタチウオジギング。 11月には専用タックルも購入してしまい、ますますお気に入り度上昇中のゲームだ♪ 前回はエギングメインだったため(2004年11月)せっかくのニュータックルもあまり出番は無かったので、 タチウオオンリーの今回は、思う存分専用タックルを楽しむことができるだろう。 前日の土曜は日中汗ばむくらいの陽気で、いよいよ春本番を思わせるような天候だった。 「きっと明日もイイ天気で暖かいに違いない♪」 勝手に決めつけ、カッパどころかTシャツの準備を考えたくらいである。(笑) 「どうかイイ天気になりますように・・・。(−人−)」 さて当日。 9時半という遅い出船は、夕マズメ勝負になるというこのところのパターンによるものらしい。 空はというと、夜明けから時間がたってもいっこうに太陽が出てくる気配がない。 春を感じられるとばっかり思っていたのに・・・。 なんかこうパッとしない空気の中(←超個人的感覚・・・笑)出撃となった。 しばらく走ってポイントに着いたので、期待を込めてジグを投入する・・・。 着底した後、ゆっくりとしたリズムでシャクリ上げてくる。 シャカッ・・・シャカッ・・・ん??? 何度目かのシャクリの後、フッと軽くなった。 やられた・・・。 1投目からジグロストである。(T_T) ついさっき譲ってもらった2本の桜花タチウオSPのうち、1本は何も仕事をしないまま消えていった。 あと1本しかない。 悲しいスタートとなった。(苦笑) タチウオにはこれがあるのがタマに傷である。(^^;) 船中ポツリポツリと釣れる中、私にもなんとか1本目がヒットして一安心。(安堵) それにしても、本当に渋い。 小さなアクションにゆっくりな巻き上げで、そ〜っとやるとバイトしてくる。 しかも、口の先っちょにギリギリ針掛かりしている。 活性が低いのか、小さなベイトに夢中なのか分からないが、 速い動きにはバイトしてこなかった。(午前中) その上、潮が緩いせいなのか、底付近ではエソの猛攻に悩まされた。 「やっぱりギア比かなあ?200番だとやっぱりまだまだ速過ぎるかなあ?」 と、となりの南山さん。 南山さんが持ってきたタックルがダイワのブルーバッカー(200番)だったらしく、 スローな釣りに苦戦している様子だった。 (私もオシアジガーを使っていて、スローなパターンに苦戦した覚えがある。←リズムが取れない。) ・・・・今回ご一緒した大阪組の方の1人はソルティガブロスの南山さんだった。 とても気さくな方で、関西のイカ事情の話を楽しく聞かせてくれた。 同船したメンバーは小原さんら高知組3名、愛媛から2名、大阪から2名、そして岡山から私だ。 違った地域の方々とご一緒させてもらうと、その地域独特の釣りの話などが聞けて面白い。 また南山さんの連れの方は、GTに精通していると知り、もっとお話が聞きたかったが、 帰りの時間となってしまい、あまりお話ができず・・・。残念!(>_<)・・・ 昼過ぎてから、やや大きめのアクションにも反応がよくなったようだが、さほど状況は変わらないようだった。 夕方までの釣りは、こんなセレクティブな状況でとても明るく楽しい釣りとは言えなかった。 みんな2ケタに達していない非常に寒い状況の中(天候も釣果も!)、夕方を迎えるコトになった・・・。 このまま終わってしまうのだろうか??? しかし、そうではなかった。(^o^) 船長をはじめ、地元松山の常連さんの予言通り、夕マズメにドラマが待っていた♪ 夕方になり、雲の切れ間から太陽がやっと顔をのぞかせた頃、それは始まった。 ジグが落ちていかないのだ!(驚) まるで船の下でタチウオが一面に口を開けて待っているかのように、水面から10〜20m辺りでラインが止まる。 どうやら爆釣モードへ突入したようだ♪ 釣れる→針を外す→落とす→釣れる→針を外す→落とす→釣れる・・・ の繰り返しである。(笑) 昼間釣れなかった分、釣れる喜びもひとしおだ。 釣れるって素晴らしいですね!!(感動) 前半戦のセレクティブなゲームと最後に訪れた陽気なゲーム。 これが同じ魚かと疑うくらい相反する2つのゲームがセットで楽しめた。 タチウオジギングは本当に面白い。(^o^) ひとしきり釣ったところで、辺りも暗くなり終了となった・・・。 爆釣モードの中でも、入念にリーダーチェックを繰り返し、 傷を見つけては結び直したおかげで、朝イチ以後のジグロストは0というオマケ付き♪ 伊予灘万歳〜!!(^^)/ 遅くまでがんばってくださったサンマリン船長ありがとうございました! 今回誘ってくださった小原さんをはじめ、同船して下さった方々にもお礼を申し上げます。 楽しい釣りをありがとうございました!<(_ _)> |