| ５月１８日 足摺沖ジギング 釣行の１週間前に「足摺沖ブリ爆釣」のニュースが飛び込んできた。 ついに待ちわびていた足摺沖の春のゲームが始まったのだ・・・。 これはもう何がなんでもブリを釣りたい！ ぜひともこの手に１０ｋｇオーバーのブリを！！ しかし、天気予報にはハラハラさせられた。 ちょうど奄美・沖縄地方が梅雨入りになり、梅雨前線が南海上に停滞していた。 １日ごとに１８日当日の天気予報はコロコロと変わった。 晴れだったり、曇りだったり、雨だったり・・・ そのたびに一喜一憂させられた。（恥） 出たかった。本当に出たかった。 なんとかしてブリの泳ぐ海へジグを落としたかった。 今回は日曜日が釣りのため、現地に前日入りし宿を取ることにした。 事前情報では、潮が速く、４ノット近く出ているとのこと。（！） 去年の苦い教訓が頭をよぎった。（２００２年５月１８日釣行記参照） ちょうど１年前、４ノットの潮に叩きのめされたコトは忘れてはいない。 「今度はあらかじめ重いジグを・・・。」 そう思ったが、手持ちに４００ｇのジグなど存在しなかった。 このままでは１年前の二の舞である。（汗） そこで、今回同行するｇａｃｈａｐｉｎ氏と相談し、前日入りの利点を生かして 高知市内にてジグを物色してから現地へ向かうコトにした。 （あらかじめ用意しとけっつうの！！笑） 「黒潮洗う土佐の国の釣具屋には、当然ビッグなジグがあるだろう。」 そんな希望的楽観的な憶測で岡山を出発した。 そんな我々を待っていたのは、キビシイ現実だった。（汗） 高知市内のお店には４００ｇ超のヘビージグはなかったのだ！！（驚愕） いかに黒潮洗う土佐の国でも、 ４００ｇ以上の文鎮のようなモノを力任せにシャクリ倒すような釣りは 決してフツウではなかったのだ。（笑） そんなアブノーマルな世界にいつの間にか足を突っ込んでしまっていた自分・・・（涙） ・・・だいじょうぶか？？？（爆） 結局、４００ｇジグは入手できなかった。 こうなったら、手持ちの３００ｇが通用する潮を期待するしかない。 我々は次のコトを天に願いながら、車を走らせた。 １．お願いだから、波は穏やかに！（←１．５ｍ程度希望） ２．頼むから、雨は降らさないで！（←カッパ着て釣りするの嫌い） ３．願わくば、潮は速すぎないで！（←３００ｇまでのジグで釣りがしたい） ４．できることなら、ブリ爆釣！（←今回の本命だもんね） どれもこれも釣り師中心の身勝手な内容である。（笑） さて、どうなるのだろうか？？？ 波は？天気は？潮は？魚は？ ・・・結果は出来過ぎだった。 やや風は吹いたものの、波はほどほどで、釣りに影響はなかった。 天気は曇りだったが、ほとんど雨は落ちてこなかった。 そして、潮！！ ３００ｇでも何度か底がとれて、ゲームが成立した！！（嬉） ほとんど全てが思惑通りに運んでいったのである！！ しかし、ブリだけは違った。 残念ながら、ブリは食ってこなかったのだ。 代わりに、六の瀬では初めてとなるネイリ（３ｋｇクラス）をゲット！（嬉） 朝のまだ体に元気があるころ、 ロッドを脇に挟んで、３００ｇをシャクリ上げていたときのバイトだった。 小さかったけれど、六で釣ったコトがとても嬉しかった。 日が昇ってから、場所を移動すると、魚探にハガツオの反応が出た。 なかなか口を使ってこなかったが、 同船していたはしさんがファーストハガツオをヒットさせると、 一気に補食スイッチが入ったのか、船中入れ食いモードへ突入していった。 途中フックアウトしても追い食いするほどの高活性を堪能することができた。 （・・・といっても岡山組の２人は１本釣ったら休憩入れて、効率は最悪・・・恥） 結局、ブリはダメだったが、ハガツオを爆釣して、 船中 カンパチ（小）２本、ハガツオ２２本、メジロ１本、ビンタ１本、ハタ１本などと 十分に楽しいゲームとなった。 帰りに漁協へ立ち寄り、氷を買っていると漁師のおんちゃんがやってきて、 「何が釣れたか？」と聞きながらクーラーの中をのぞき込んだ。 「お！ハガツオ釣れたか？！」と明るいトーンの反応が返ってきた。 そして、 「他は・・・ネイリかあ・・・。」と暗いトーンの言葉が・・・。 ここでは、ハガツオこそがステータス！（笑） 食べるならハガツオって感じのようです。 ブリにはフラれましたが、 そんなおんちゃんの言葉がなぜかちょっぴり嬉しかった一幕だった。（笑） 最後に 今回も楽しい（苦しい？）釣りをさせてもらった加栄丸船長をはじめ、 同船させていただいた方々（稲井さん、はしさん、けんちゃん、さなちゃん）、 本当にありがとうございました。m(_ _)m ぜひ、またみなさんとご一緒したいです。 そのときはどうぞヨロシク！！(^^)/ あ、一緒に長い道のりを走ったｇａｃｈａｐｉｎさん、お疲れ様でした。 今度はもっと大きなクーラー用意しといてね！（笑） |
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