七転び八起き
(その2)


こ,こりは誰???
(笑)


              10月12日 山陰・島根半島沖ジギング 


さて,当日朝7時出港ということで6時に七類港に着く。
船には偶然同じ日に予約していたマーボがすでに乗り込み,手を振っている。
どうやら場所をキープしてくれていたらしい。(←優しい人だ〜)
今日は雑誌の取材だそうで,ミヨシは取材グループが使用するらしい。

またこさんのお兄さんたちとここで合流するが,(そう!またこさん参加なのです!)
なんとお兄さんたちはまだ食料&飲料水を調達していないらしい!
急いで車をUターンし,近くのコンビニへと買いだしに・・・。
間に合うのだろうか???

待っている間,船に氷を積み込む手伝いをする。・・・(帰ってこない)
全部積んだので,自分のクーラーにも氷を詰める。・・・(帰ってこない)
船長がやってきたので挨拶ついでにまだ3人いないことを告げる。・・・(帰ってこない)
もう他は全員揃ったようなので,いつでも出船状態となった。・・・(帰ってこない〜!)
コンビニは結構遠い・・・同船していた皆様,ホントにゴメンなさい!m(_ _)m

やっと帰ってきた車から,あわただしくクーラーや荷物を降ろして船に駆け込む。
なんとか無事(?)出船となった・・・。

全てはココから始まったコトは,後になって分かる・・・(涙)

隠岐まで走る船の中で,お兄さん達とも挨拶を済ませ,落ち着いた気分になった。
キャビンで横になりながら,今日の釣りの流れを考える。
お兄さんとそのお友達は今回ジギングが初めてだそうで,楽しみにしているらしい。
今日は,海峡でレンタルタックルで挑戦することになっている。
またこさんも今回ドタバタしたため,タックルは持参せず,レンタルの予定だ。

3タックルか・・・どんなタックルだろう・・・
私は利用したことが無いのでよく知らない・・・
ラインは?リーダーは?ジグやフックはもう付いているのだろうか???

!!!!・・・まさか(汗)
(ロッドは積んでいるんだろ〜なぁ・・・)

「もしかして俺たち指くわえて見てるだけになったりして〜笑」
お兄さん達が冗談半分に言って笑っている。
マジでいったいどうなっているのだろうか・・・

私は動揺を隠しきれないまま,操舵席に歩いて行き,
船長に恐る恐る尋ねてみた。

  私   「あの〜・・・お願いしていたレンタルタックルは・・・」
  船長  「ああ!聞いているよ!」
  私   「よかった!3タックルなんですが・・・」
  船長  「3つ〜???そりゃ知らんで〜?!」
  私   「へ???電話で確認したハズですが?」
  船長  「乗る前に店で言ってもらわんと〜!」

ガビョ〜〜〜〜ン!!!(爆死)

なんてことだろう!!
なんというヘマをやらかしてしまったんだ〜〜〜!!!(大泣)
私が持っているのは2タックル。
1タックル貸しても,2つもまだ足りないではないか〜〜〜!!!
出船前に確認するべきだった!!!

許されるなら,朝のあの慌ただしかったあの待ち時間に戻りたい・・・

 「船長!お願いしていたタックルだけど?」
 「ああ。それなら店から好きなのを選んでおいで。」
 「ありがとう。じゃちょっと選んで来るよ♪」

そんな会話をしてさえいれば,こんなコトには・・・(涙)
なんてマヌケなんだ・・・
バカ!バカ!バカ!!オレのバカ〜〜〜!!!(T_T)

しかし,
もう,戻れない・・・・・・・(涙)
そう・・・人生は後戻りができないドラマなのである・・・


いったい私たちは,どうなってしまうのか〜〜〜!!!



(その3)に続く




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