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闇の森のスランドゥイル王です。彼のイメージは薄い色の金髪に、緑の目。
世紀のおもしろエルフであるレゴラスのお父上というだけでポイント高いのに、「ホビットの冒険」を読んだら、なんてへんくつで楽しげで誇り高くて慈愛深い王なのかと///王専用の強い葡萄酒という描写も可愛いくって、しかしシルマリルでドリアスの都の滅亡(…涙)を読み、なんだか中つ国の歴史の過渡期のなかで、最後のエルフの日々を享楽にすごし、終りの時のちかづくのをゆるやかに見つめて楽しんで笑い飛ばせる、その強靭さみたいなものに思い至り、・・・ふきんしんなたとえをゆるしていただけるなら、なんだか己の死にいたる病をしずかに見つめているような、そんなエルフ王のような気がするのです。