矯正治療

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目的 :歯列不正並びや不正咬合の矯正および予防
一般的な治療方法
ブラケットという装置を歯に接着し、それにワイヤーをつけ、その弾性力を利用して歯を動かします。
他の治療方法
取り外しの装置で動かす方法も場合によっては、可能です。

治療方法の利点(効果)欠点(危険性)
利点 欠点
ブラケットの方法
歯の移動をコントロールしやすい 歯磨きが難しくなる              
治療費用が高い

取り外し装置の方法
ブラケットの方法 より痛くない    歯の移動をコントロールしにくい
ブラケットの方法 より治療費用が安い 適応症や治療効果に限界がある

治療方法の費用
ブラケットの方法 :50200万円  取り外し装置:1050万円
治療方法の予後
どちらの方法でも治療後は、後戻りをおこしやすいので後戻り防止の装置をある期間使うことが重要です。場合によっては固定(数本の歯を連結)します。
治療方法の選択がどう生活に影響を与えるか
矯正はほとんどの場合、病気を治療するのではないので、患者さん御自身の希望があるかどうかが重要な点です。  矯正を開始する前には、必ず虫歯、歯周病、歯の治療状態の検査を受け問題がみつかれば、そちらを先に治療してから矯正をはじめるようにすることを知っていてください。問題のある歯に矯正力が加わると悪化する場合があることが、報告されています。

参考文献
Thilander
 (1986)

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