11/21
早起きの癖がついてしまったのか9時前にはみんな起きていました。朝食はGeeさんが買ってきてくれたパンとコーヒー。今日は昼間は何も予定がないので観光に行こうとRobさんとともにエンパイアステイトビルへ。しかし上に昇るにはチケットが必要らしくものすごい行列、我々皆どうしても昇りたいという訳でもなかったので早々に諦めました。そしてお目当てのレコード店Other Musicへ。壁にはラリーズのブートが飾られており海外でもラリーズが流行っているんだなーと思いました。中古を中心に物色、しかし本当安い。荷物(とお金)を気にせず買いまくりたいところでしたが、結局例の"tuck tuck tuck"、Trad Grasのツアー物販オンリーというアナログ、他CDを数点で我慢しました。で、少し遅い昼食をとピザ屋さんに入りました。ピザを2種、志村さんはソーダ、僕はコーラ、西村さんとRobさんはビールと何ともアメリカらしい食事。ピザは生地が薄いタイプで僕の好みで美味しかったです。Robさんのアパートに戻りしばし休憩、Robさんがゲットした 韓国ロックのレコードを聴かせてもらいました。韓国ロックに興味があるというと他にも数点聴かせてくれました。夕方になり楽器を持ってRobさん、Geeさんと一緒に地下鉄でTonicへ。しかし2駅ほど過ぎだところで線路内に人が立ち入ったとかで電車が停止し数十分間立ち往生、やっと動き出すも次の駅で降ろされました。Geeさん曰く「これがNEW YORK」とのこと。違う路線に乗り換えなんとか最寄の駅に到着、この時点で入り時間はとうに過ぎていました。まあ仕方ないなと思いつつTonicに到着するとWayneさんKateさん達が荷物を降ろしているところでした。この日は1部にボルビトマーグスともう1バンドが出演、2部が僕等のショーです。今日はサウンドチェックもないし、ボルビトマーグスの出演までにも時間がまだあるとのことでみんなで食事に出かけました。またしてもピザ屋です。僕は一人で家にいる時でもどうにも出かけるのが面倒だというときはピザをとって食べたりするくらい好きなのでまあよかったのですが。こっちのピザは生地がわりと厚めでボリュームのあるタイプでした。さて会場に戻ってみるとボルビトマーグスはすでに演奏中でなんと30秒位で終わってしまいました、残念。Kateさんが店の人に聞いた時間より随分早く戻ったのに。でもそんなこと言っている暇はありません、次は僕等の出番です。セットチェンジを終え、ライブスタートです。この日もギターアンプはWayneさんのを借りたのでばっちりだし広い会場でPAもあるので演奏しやすく、個人的にはツアー中で最高だったと思います。お客さんも70人位の入りで盛り上がってくれ、CDもこの日が一番の売上でした。(ツアー中ずっと録音していたのにこの日に限って録音に失敗、そういうものでしょうか)。演奏を終えるとDaveさんがすごく興奮して声をかけてくれました。Wayne Rogers Unitは今日も3ギターで爆音ロック、あまりの音のでかさに逃げ出す人もいたとか。終演後僕も物販スペースにいると以前日本に住んでいてライブにも来てくれていたJimmyさんとお会いしたり、「明日のPhiladelphiaも行くよ」という人がいたりと嬉しかったです。Wayneさん一行はそのまま車でBostonへ、僕等は贅沢してタクシーでRobさんのアパートへ向かいました。僕は道が分からないので気づきませんでしたがRobさんがちょっと居眠りしている間にかなり遠回りされたとのこと、むかつくなー。アパートへ戻ってすぐに寝ました。

11/22
この日もわりとゆっくりと眠って9時頃起床。シャワーなど浴び荷物をまとめてから朝食を食べにRobさんGeeさんと近所のダイナーへ。メニューは色々選べますが我々はみなトーストと卵料理と肉料理とじゃがいもとコーヒーのセットを選択、さらに細かく選べて僕は目玉焼きとソーセージにしました。しかし普段だったら午前中から肉(といってもソーセージだけど)を食べるなんで考えられないな、と思いながらもツアー中は体力勝負、食べれる時に食べておこうということでほぼ完食。いったんアパートに戻り2日間お世話になったRobさんGeeさんともお別れです。Robさんはせっかくの長期休暇中だったのに2日間ずっと僕等に付き合ってくれて本当に感謝、バスの中で食べてとGeeさんお手製のパンケーキまでくれました。お二人に見送られ地下鉄でバスターミナルへ、Philadelphiaへの移動もグレイハウンドバスです、僕はこのバスがすっかり気に入ったので移動も楽しみ。チケットは昨日のうちに買っておいたし時間的にも余裕です、というか時間がかなり余っていました。ただ荷物があるので身動きがとれず待合室で待つことに。バスに乗り込むとほぼ満席の様子、2時間ちょっとでPhiladelphiaへ到着しました。会場入りは18時30分、ついたのは16時30分頃でしたがとりあえず会場まで行こうとタクシーに乗りこみました。本日の会場Mill Creek Tavernは真新しいおしゃれな建物でした。まだ誰もいないだろうと外で待っていると隣のパブはもう営業していて、中で休んでいていいということに、ラッキーでした。しかしまだまだ時間があるので僕はその辺を散歩、大学周辺で静かな所でした。クラブに戻ると隣のパブスペースは週末ということもあってかすでに大いに盛り上がっていまし た。しかも若者というよりは中年から年配の方(ようするにおっさん連中)でロックもサイケも縁の無さそうな酔っぱらいばかり、本当にここでライブをやるのかとちょっと不安になりました。しばらくして本日のPA氏が登場、彼の話によると隣のパブスペースはかなり昔から営業しているがライブスペースは最近できたばかりで今回で4回目のライブとのこと。そのうちPlastic Crime Wave御一行も到着しサウンドチェックがスタート。Steveさんは店の様子など気にする様子もなくいつもどうり爆音ギター炸裂、僕もようやく気分がでてきました。本日機材をお借りするBardo Pondも到着しみみのことのサウンドチェックも終了、徐々にライブ目当てのお客さんも集まってきました。ライブはFURSAXAからスタート、女の子がサンプラーなどを効果的に使いつつ歌われる歌は素晴らしかったです。しかし曲が終わって音が途切れるごとに隣の部屋の大騒ぎが聞えてくるのが…。しかもヘイジュードとか合唱してるし。PA氏は何度か文句を言いに行ってたみたいですが。2番目はPlastic Crime Wave、Steveさんは弦切まくり、気合が入っていたのか単に弦を張り変えていないのか分かりませんがこの日もかっこよかった。3番目はみみのこと、何と西村さんの旧友でマヘルの初期メンバー、現在Philadelphia在住の岩田さん(オルグレコードよりレコードも出ています)が来てくださっていました。ここから5分位の所に住んでいるとのこと、すごい偶然。みみのことは昨日と同じ曲順で演奏、この試み個人的にはとても面白かったです(結局最終日も同じ曲順でした)。最後のBardo Pondは女性ボーカルにツインギター、ベースは日系のタケダさんで日本語も上手でした。轟音に埋もれることなく聴こえてくる透き通った歌がとても綺麗でした。終演後はほぼ出演者全員でBardo Pondの住む大きなアパートへ。僕等の車ではビートルズがかかっていて、それに合わせて西村さんが何気なく口ずさんだコーラスがあまりにぴったりはまって大受けしていました。アパートの4階に荷物を運ぶとそのまま寝袋に入って寝ました。

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