2011里芋収穫動画1 2011里芋収穫動画2
毎年、里芋のタネイモは株のまま地下に保存しておき、翌年の春にその中から
えりすぐったタネイモを選んで植えています。こんなことを10年も繰り返すうちに
特別な遺伝子を持った里芋に進化したのかもしれません。(2011/11/23)
サトイモ、ジャガイモ、長芋など根物野菜は収穫もとても楽しみな野菜です。
外見である程度予想はつくのですが、実際に掘ってみないとわからず期待と不安で
いつもドキドキです。
2008年11月15日、今年初めてサトイモを収穫しました。
いままで最高が2006年の小芋65個でした。
今回は期待で、ドキドキしながら、茎を切り、マルチをはがし、鍬で掘りすすめる。
途中から鍬を持つ手に、今までにない異常な手ごたえ。
いくら深く掘ってもなかなか小芋のかたまりの株全体が見えず。
一人では持ち上がらない。
最後は2人がかりで、大きなかたまりを持ち上げて畝の外に出す。
結果は ビックリ! ビックリ! ビックリ! ビックリ!・・・・・
なんと1株に123個もの小芋がびっしり。
例年だと最高でも1株にトレイ1杯分の収穫が今回はトレイに2つ半。
普通、30個ぐらい採れれば上出来といわれています。
今回は株の成長具合から65個ぐらいは獲れるかもしれないと期待をしていたのですが・・・
期待を大きく超えた123個。これ全て1個の種芋が半年で増えました。
Lサイズ(44個?) Mサイズ(63個)
Sサイズ(14個) 中央の親芋とそこから分岐した子株2つ
2,3日してビックリの気持ちがおさまったら、
今度は、なぜ? なぜ? なぜ? なぜ?・・・と謎はますます深まるばかり。
いろいろその理由を考えて、畝の前作の過去の履歴を調べたり、
眠れぬ毎日が続いております。
里芋づくりも奥が深い。
12月に入り、寒さで茎も葉っぱも枯れました。この頃が最も株も大きくなっています。
釜で茎を切り落とし、少しマルチをめくると、特に土寄せもせず放任であるため、マルチの下から小芋が姿を現す。
このように鍬を入れて株の半分だけ掘り下げ、少し、株の下にも隙間を入れる。
株の反対側から鍬を入れて引き寄せると、ポロンと大きな株のまま、下の隙間に落ちます。
こうして小芋を1株分バラさず、堀上げた時は、楽しいですよ。イモ類の収穫の醍醐味。
最初の123個にはおよばないものの、
この株でLサイズ25個、Mサイズ42個、Sサイズ24個の合計91個でした。