免疫力のお話


ウイルスから体を守る術は「免疫力を向上させる」ことです。

もし感染しても免疫力が高ければ重症化しないと言われています。

高齢者に重症者が多いのは、免疫力が低下しているためです。

それでは、どうすれば免疫力を向上させることができるのでしょうか。

ポイント1「ホルモン」

免疫力を上げてくれるホルモンの代表がセロトニンです。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれていて、

心のバランスを整えて幸福感を高めてくれる働きがあります。

その幸福感を高めることが、免疫細胞の主力選手である

NK細胞を活性化する最強の方法のひとつなのです。

このセロトニンを体内で作るためには、

「朝日を浴びる」「一定のリズムで運動をする」ことが大切です。

逆に、免疫力を下げるホルモンがコルチゾールなどの

ストレスホルモンです。

もう一つ、睡眠中に分泌される成長ホルモンも

免疫力向上の鍵となります。

ポイント2「自律神経」

次のポイントである自律神経ですが、

交感神経の高ぶりを抑え、副交感神経を優位にすることが大切です。

なぜならNK細胞は副交感神経が優位な時に活性化されるからです。

そのためには「適度な運動をする」「体を温める」

「ぐっすり眠る」「よく笑う」ことが大切です。

ポイント3「深部体温」

最後のポイントは深部体温です。

体温は免疫力に直結しています。

体温が上がると免疫細胞の攻撃力が増します。

まず、体温を上げるためには運動が大事です。

熱を作り出す最大の器官は筋肉だからです。

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