『はじめに』
『序盤で抱いた印象』
幻想的な雰囲気の漂うオープニングにちょっとばかり引き寄せられた。流れる映像こそシンプルながらも、どことなく「痕」(リーフ)を彷彿させる儚くも美しい音色に、何かが起こりそうな予感を抱かせた。
『雪エンド(1、3)について』
「雪エンド2について」
雪エンド1でベタな幸福を目の当たりにしていたからか、雪エンド2を見ていたら無性に切なくなった。たった一つの選択で、雪という名の少女の存在が抹消されたままなのかと思うと、あまりにも悲しすぎる。例え、透矢が生み出した幻であったことが事実であったとしても、自分は雪がこの世に存在していたことを頑なに信じたい。『花梨エンドについて』
『【マヨイガ】は実在するのか』
『【マヨイガ】の秘密に迫る』
『システムについて』
読み返しの量が少な過ぎる(8ページ分)ことと、文章履歴で誰の台詞か判らないのは、ちょっと不親切ではないかと思った。各種環境設定も大まかな変更しか出来ないものの、必要なものは概ね揃っているので、まずは先に挙げた部分の改善が当面の課題であろう。『まとめ』
この作品で優れていたのは、いろんな意味で謎めいていた【マヨイガ】に対して、納得のいく回答に辿り着かせるヒントを提示したことである。これによって、【マヨイガ】とは何かというのをある程度浮き彫りにしたことは、大いに評価したい。『最後に』
とはいうものの、【マヨイガ】と呼称される世界には不思議な魅力が一杯詰まっていた。おそらく、ゲームが始まった時点ですでに【マヨイガ】に引きずり込まれていたのだろう。あくまでも本人の意思次第とはいえ、様々な超常現象に手助けしてもらうことで、望む結果に導くことが可能な世界が本当にあるのならば、溺死する前に一度は伺ってみたいものである。そして、もし自分が【マヨイガ】に紛れ込むことに成功したら、是非とも琴乃宮雪に逢って彼女の膝枕の上で夢心地な気分を満喫してみたいものである。
タイトル 【メーカー】 |
対応機種 | 発売年度 |
水月 【F&C(FC01)】 |
win98/Me/ 2000Professional (Service Pack 1以降) |
2002年 |
タイトル 【メーカー】 |
対応機種 | 発売年度 |
痕 【リーフ】 | win95 | 不明 |