『はじめに』
基本的には「魔法戦士スイートナイツ2−メッツァー叛乱−」についての感想であるが、シリーズ全体の魅力についても触れておくことで、作品自体の魅力をより浮き彫りにしていこうと思っている。『シリーズ最大の特徴』
「ヒロインが負けることを前提に話が進められていること」が『魔法戦士』シリーズ最大の特徴であり、強みであろう。基本的に敵側は「戦闘で敗れたヒロインを凌辱しても、何故か逃がす」し、魔法戦士側は「辱めを何度受けても、精神的なショックから立ち直るのが異様に早い」といった按配でゲームは進んでいく。普通に考えれば「矛盾した行動ばかりが目立つ駄目シナリオ」ということになるだろう。『企業努力が伺えた』
続編を出していく度に企業としての努力が伺えたことも、作品を通して評価する上で、重要なポイントになっている。『今後の展望』
メッツァーが異世界ロアを完全に支配したものの、一応続きを匂わして終わらせている。このシリーズは個人的には非常に気に入っているので、メーカーのやる気があるならば、さらなる続編を、それが無理なら、新たなシリーズでもいいから『魔法戦士』シリーズの流れを踏襲した作品を製作してほしいものだ。『最後に・・・』
いい意味でシナリオやゲーム性を排除して、変身ヒロインが肉体的、精神的に嬲られまくることを特化させたことに、メーカーの目の付け所の良さを感じた。確かに、内容を絞り込んでしまうことは、企業として危険な賭けであるかもしれないが、何をユーザーに訴えたいのかが判り易い作品の方が、個人的には好きだったりする。今後も同じようなコンセプトに乗っ取った作品が供給されるならば、購入し続けていきたいと思っている。タイトル 【メーカー】 |
対応機種 | 発売年度 |
魔法戦士 スイートナイツ2 −メッツァー叛乱− 【トライアングル チーム ラムダ】 |
win98/Me 2000/XP |
2004年 |
タイトル 【メーカー】 |
対応機種 | 発売年度 |
魔法戦士 スイートナイツ 〜ヒロイン凌辱指令〜 【トライアングル ビター】 |
win95 98/Me | 2002年 |
魔法戦士 プリンセスティア 【トライアングル ビター】 |
win98/Me 2000/XP | 2003年 |