『はじめに』
「THE GREATE DEBATE」
落ち着いた曲調から徐々にテンションを上げていき、ボーカルのシャウトで一気に炸裂するまでの流れが実に素晴らしい。起伏の緩やかなメロディーの要所で、ギターの激しい旋律を挟むものだから、弥が上にも気分が高揚してしまう。「III.WAR INSIDE MY HEAD」
激しくなる次への布石となる曲の為、テンポは控えめであるが、ヘビメタとして抑えるべきツボは十分抑えている。「IV.THE TEST THAT STUMPED THEM ALL」
プログレとヘビメタが化学反応を起こすことで生まれた、激しさを前面に押し出された独特のメロディーは、最期まで衰えることなく突っ走っていた。「VII.ABOUT TO CRASH (REPRISE)」
普通にヘビメタサウンドとして良いのだが、一番の聴き所は、何度も溜めを効かせて、最後に次の曲へ橋渡しするまでの流れが最高である。「VIII.LONG TIME / GRAND FINALE」
前の曲を受けて感動のエンディングで締めくくるのはとても良かったけれど、最後の余韻からフェードアウトしていくまでの時間は、正直長過ぎ。「Endless Sacrifice」
前半はバラードのような曲ではあるが、要所でギターの重低音が響き渡るところは流石といったところだろう。そして、中盤からは一転してヘビメタな曲と共にBPMが上昇すると、最後まで突っ走るという展開も、判ってて聞いてると、結構快感だったりする。それにしても、前半のスローなバラードよりも、後半のハードなヘビメタの方が時間が多いという常識破りな構成も、よくよく考えるととんでもないことである。タイトル | メーカー | 発売年度 |
SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE | イーストウェスト ・ジャパン | 2002年 |
TRAIN OF THOUGHT | ワーナー ミュージック ・ジャパン |
2003年 |
OCTAVARIUM | ワーナー ミュージック ・ジャパン |
2005年 |
METROPOLIS PT.2 :SCENES FROM A MEMORY |
イーストウェスト ・ジャパン | 1999年 |
Falling Into Infinity | イーストウェスト ・ジャパン |
1997年 |
IMAGES AND WARDS | イーストウェスト ・ジャパン |
1997年(再販) 1992年(初版) |
WHEN DREAM AND DAY UNITE | ビクター | 1992年 |
AWAKE | イーストウェスト ・ジャパン |
1994年 |
タイトル | アーティスト | メーカー | 発売年度 |
・・・AND JUSTICE FOR ALL | メタリカ | CBS/SONY | 1988年 |