『はじめに』
『システムについて』
メニュー画面は最低限必要な各種設定のみがいじれるという至ってシンプルな設計は相変わらずで、これは別に悪くない。ただ、映画を意識したメッセージの2行表示で文字が相変わらず小さなフォントのみというのは戴けない。いくら難しい漢字の使用頻度が減ろうとも、細かすぎて読みにくいことには変わりがない。『演出について』
時折挿入される日差しや一部で瞬きするアニメーションが多少目新しいところか。CGにしろBGMにしろ全般的に好感の持てる丁寧な仕上がりになっている。あと、ねこねこソフト恒例とされるおまけシナリオはというと、正真正銘ただのおまけという程度の薄っぺらな内容だった。『声優について』
声は女性のみでしかも1週目はアラミスの声がないものの、演技力はみんな一定以上のレベルで安定していた。そのアラミスにしても2週目からはきちんと聞けるのだけど、初回プレイで彼女の声を外すことの演出意図は残念ながら見当たらなかった。自分なりに考えてみたが、他の女性陣に比べると彼女の技量はちょっとばかり劣っているように感じたので、それが原因だろうかくらいしか思いつかなかった。『結論』
深く考えさせられた四章と、ラッテに降りかかる残酷な現実に涙した○○○が見られただけでも個人的には十分満足している。後は、一〜三章のシナリオ及び、キャラ設定をもっと煮詰めていれば、ひょっとしたら記憶に残る名作になり得ていたかもしれない。タイトル | メーカー | 対応機種 | 発売年度 |
朱 [-Aka-] | ねこねこソフト | WIN98/Me/2000/XP | 2003年 |
タイトル | メーカー | 対応機種 | 発売年度 |
銀色〜完全版〜 | ねこねこソフト | win95、98、Me | 2001年 |