フィルム

豊積窯通信抜粋

* 今年のチャレンジ(つうしん1・2月、2002より)
 十五年目、三十三歳で豊積窯やりだして、十五年目の年になる。そして、今年私の年。十五年間、早いようで長い年月。今年四十八歳になるんだと思うと、今年も仕事面で充実した年にしたい。毎年恒例となった和歌山も北海道もいきたい。新しいホタテ釉も完成したが、もっともっとそれを成長させたい。新しい表現にもチャレンジしたい。その発表の場もたくさん持ちたい。そして、できればこの私の技法を本に残すか、誰かに伝えたい・・・・。力も技量も今がピーク、そう感じる。独学でつらぬいた私のやり方、日本中に個展でチャレンジして来た。それは日本中の陶芸への私の挑戦そして確立しつつある豊積窯の技法一つ一つ が私でしかできない作り方もたくさんある。そんな思いが頭をかすめる。この一年、まだまだチャレンジャーでありつづけたい。そして時間を大切にして、作品づくりの出来る一年でもありたい。ともすれば金や納品に追われ、人の世話ばかりして・・・と妻に笑われ作品づくりを考える余裕すらない・・・でも又、それも私なのだ。仕方ないかな。さて今年は・・・・・ 
* 野洲北中、陶芸指導へ (つうしん6・7月、2001より)
 一昨年前から、校長先生より美術の選択指導で陶芸をやりたいと打診があり来年度からの国の指導に先立つ形で今年五月より中二(週一時間)、中三(週二時間)教えることになりまして、新しいことですので楽しみにしているのでが、サテ、どうなりますことやら。   
* あの多田さんが教頭先生 (つうしん6・7月、2001より)
 ひさしぶりに、あのポエムの多田さんにTELした。と言うのも今回、北中の先生を受けるに当り、一番色々と話を聞きたかった人であり、話していて、彼は今、教頭先生になって「色々大変です。」と言っていた。ホンニ年やなぁー。と言う訳で私も47才に5月20日で成りました。5月20日は期せずして、私の心の先生、相田みつをさんと同じ日、なんか、それだけでうれしいのも子供みたいでかわいいでしょう。あと王貞治さんと一緒だったことは、子供の頃はうれしかったなぁー。 



トップ

豊積窯作品集

豊積窯作成風景
フィルム