ロッテ ジョイントロボ
ザウロン VS ???
今回のお題は、昔ロッテから発売されていたジョイントロボです。
左の恐竜型のロボがザウロン、右の顔がレッドミラージュ似のロボの名前は残念ながら既に記憶にありません。(^^;)
ジョイントロボはロッテが発売していた、1弾につき何種類かのロボットのミニキットがオマケとしてラインナップされていた玩果で、、
タイトルに「ジョイント」が掲げられているとおり、それぞれがなにかしら組み合わせて遊べる様になっているのが特徴です。
値段が安い小型のものと値段が高い大型のものの2つのラインが存在し、この2体は高い方「スーパージョイントロボ」のものです。
大型と小型2つのライン同士も、相互に組み合わせて遊べるようになっていたようです。
この2体は1986年頃に購入したもので、その頃は正義のジョイントロボ軍団と悪のエイリアン軍団という2つのグループに別れており、
それぞれの勢力に同数のロボットがラインナップされていました。
スーパージョイントロボはガムのオマケだった様に記憶しておりますが、大多数の大型玩果の例に漏れず、どちらかと言えばガムの方がオマケ的存在でした。(笑)
ザウロン「ここで会ったが十数年目。今日という今日こそ引導を渡してくれるわ!
くらえ、ハイパーノヴァブラスター!!!」
ザウロンはパッケージのイラストによれば、悪のエイリアン軍団の中心的キャラクターの様です。
私としては、当時から勝手にTFのメガトロン的な性格を想定しています。(^^)
足の突起などに、他のロボットのパーツを付ける事が可能です。
流石に食玩のオマケのキットなので、経年劣化で材質がもろくなってしまっているのが辛いところ。
デザインは、当時のゾイドの影響を受けている様にも思えますが、時期的にゾイドのブレイクの直前である事を考えると、全然関係の無い可能性も高いですね。
???「なんの、ならばこのメタ・エレクトロビームカノンを受けてみよ!」
パッケージイラストを見る限り、???は正義のジョイントロボ軍団のリーダーの様です。
スーパージョイントロボは、箱の穴から番号が見えて、中に入っているものが判る仕組みになっており、自分で選ぶ事が可能だったのですが、
このロボットは一番デザインが格好良かったせいもあってか、なかなか売っておらず、入手にはちと苦労させられました。
脚の付け根は一応ボールジョイントとなっており、自由度は高いです。
しかしながら、あまり動かすと体の側面の合わせ目が広がり、分解してしまうのですよ。(汗)
それに安定が悪くて、立たせるのも一苦労です。(爆)
頭部のデザインは、明らかにレッド・ミラージュの影響を受けている様に見えるのですが、これ如何に。
ザウロン「ええぃ! 砲撃戦では埒があかん。格闘戦でケリをつけてくれるわ」
???「よかろう。お望みのとおり、格闘戦で勝負してやろうではないか!」
???の方は、腕部の稼働範囲も結構広く、食玩のオマケながら、製作サイドが色々と知恵を絞っていた事が伺えます。
ザウロン「フフフ、莫迦め。このワシに格闘戦でかなう訳がなかろう。そうら、プラズマクラッシャークロー!!」
???「ウォォッ! しまった、こうなればもうあの手しかない」
尻尾のあるザウロンと異なり、重心の高い???は立たせるのも一苦労です。(^_^;
???「このヴァリアブル・マシンキラーライフルには、貴様も手も足も出まい!」
ザウロン「こりゃあ、かなわん。憶えておれ〜」
???の背部についている砲塔は、取り外して強引に手で持たせる事も可能。
手の可動範囲を生かして、両手持ちも可能です。ちょっと無理がありますが。
あ、武器の名前は全部私のオリジナルですので、本気にしない様に(笑)。
ジョイントロボは、90年代の前半あたりまでは、シリーズが続いていました。
その後は、食玩自体の価格も上昇し、量産品での彩色が可能となり、現在のハイグレードな食玩に至っていった訳です。
現在の技術で、新たなジョイントロボを展開してみるのも面白いかもしれませんね。