ゾイド年表
中央大陸統一以前 |
〜ZAC1600年頃 | 天変地異の時代 | 約50ほどの部族がゾイド星の中央大陸に広く散らばり生活していたが、度重なる天変地異によりそれぞれ孤立して生活していた。 |
ZAC1600年頃 | 天変地異鎮静化 | 天変地異がおさまり、小規模の火山活動のみになる。 |
ZAC1700年頃 | 火山活動鎮静化 | 火山活動も沈静化し、ゾイド星人や動物が増加し始める。 |
ZAC1800年頃 | 地殻変動完全に終息 | ゾイド人は数が増えた為、ひとつのテリトリーにとどまっていたのでは生活できなくなってきた。 |
ZAC1850年 | 中央大陸部族紛争 | 部族間で協力して食料の増産を図るべく、共同体が生まれはじめた。しかし、それに伴い部族間の紛争も頻発する事となった。 |
ZAC1900年 | 部族間紛争激化 | 部族紛争は日常茶飯事へ。大陸西側と東側の経済格差が明白となり、西側諸国は東側諸国を羨むようになった。 |
ZAC1920年 | 二大勢力誕生 | 中央大陸は西側諸国を糾合したガイロス率いる連邦軍と、東側諸国をまとめたヘリック・ムーロワ率いる平和連合軍とに二分された。 |
ZAC1955年 | ヘリック1世中央大陸を出る | ヘリック1世は鳥型メカに乗って中央大陸を後にする。平和連合軍は影武者を立てて、戦闘に耐え抜く。 |
ZAC1957年 | ヘリック1世帰還 | 謎の軍団が中央大陸に侵攻(後に暗黒大陸の軍団と判明)。帰還したヘリックはガイロスを説得し、共同でこれを撃退した。 |
ヘリック王中央大陸統一 | 全ての部族がヘリックの元に集い、ヘリック共和国誕生。部族紛争は遂に終結した。王となったヘリックは民主政治体制を敷き、平和な時代が訪れた。 | |
ヘリック2世誕生 | ヘリック王に長男ヘリック2世誕生。夫人は王と同じ風族の出身の女性。 | |
ZAC1959年 | ゼネバス誕生 | ヘリック王に次男ゼネバス誕生。母親は第二夫人で、地底族出身のガイロスの妹。 |
ZAC1978年 | ヘリック王死去 | ヘリック王死去。王制は廃止され、ヘリック2世が初代大統領に、ゼネバスが最高司令官に就任する。 |
ゼネバス帝国建国 | ゼネバスはその血の滾りを抑える事が出来ず、ヘリック2世と決裂。ガイロス家の一部を連れ中央山脈を越え、中央大陸西部にゼネバス帝国を建国した。 |
中央大陸戦争時代(前期) |
ZAC1980年 | 中央大陸戦争勃発 | 「レッドリバー戦役」。帝国軍が遂に共和国領に侵攻し、中央大陸南方クーパー湾にそそぐ川・レッドリバーで両軍が正面から激突、中央大陸戦争の幕が上がった。戦闘は4ヶ月続き、帝国側が兵を引く事により終結した。 |
ZAC2018年 | 砂漠の戦い | 帝国の侵攻を察知した共和国軍は、先手を打って帝国領に侵攻。帝国軍は首都決戦を避け、砂漠地帯でこれを迎撃。砂漠を血に染めて戦いは長期化していった。 |
ZAC2029年 | グローバリーIII不時着 | 「地球人とのファーストコンタクト」。地球人の開拓船グローバリーIIIが船内での暴動により、グランドバロス山脈に不時着。乗組員は両軍に分かれて捕虜となった。この事件により両軍は兵を引き、砂漠の戦いは終結した。 |
ZAC2030年 | ゾイドゴジュラス ロールアウト |
両軍共に地球人の技術供与により、飛躍的に軍備を増強。新兵器であるビーム砲やミサイルを装備し、メカ生体を兵器として進化させる。のどかでさえあった戦闘は、一気に苛烈な近代戦に移行した。 |
中央大陸戦争時代(中期) |
ZAC2031年 | 第1次ゾイド開発競争 | それまでのゾイドは完全に旧式化し、両軍は総力を挙げて新型ゾイドの開発に取り組み始めた。それに伴ない陸上戦から空中戦、海上戦へと戦場は拡大した。 |
ZAC2032年 | アルダンヌ会戦 | 近代ゾイド同士によるゾイド星初の会戦が起きる。結果はゴジュラスの力で共和国軍が勝利。この戦いはそれまでと異なる、より厳しく凄惨な戦いの時代の幕開けを実感させた。 |
アイアンコング ロールアウト |
帝国軍が初の巨大ゾイド、アイアンコングの開発に成功。150機が共和国領内に侵入し、200機のゴジュラスと激突した。結果、帝国軍は撤退したものの、ゴジュラスの損害はアイアンコングを上回り、ここにゾイドゴジュラス無敵時代は終わりを告げた。 | |
ZAC2033年 | ゴジュラス強化改造指令 | アイアンコングの威力にショックを受けた共和国軍は、開発局所属の9つの研究所に改造強化型ゴジュラスの開発を指令。テストの結果、オギータ研究所の長距離砲装備タイプが正式採用され、後にゾイドゴジュラスMk-IIと名付けられた。 |
ZAC2034年 | 第2次ゾイド開発競争 | 新型ゾイドの開発がさらに加速し、サイカーチス、スネークスなどが次々と開発される。一年前につくられたゾイドが旧式化する程の進歩ぶりであった。 |
ZAC2035年 | ゴジュラス秘密指令 | 帝国軍が新たな大型ゾイドを開発したとの報を受けた共和国軍は、ゴジュラスによる帝国特殊工場への単独強行偵察を実施。作戦は成功し、帝国の新ゾイドはトラ型の高速ゾイドである事が判明した。 |
ZAC2036年 | サーベルタイガー ロールアウト |
帝国軍が史上初の高速大型ゾイド サーベルタイガーを実戦投入。この赤い稲妻が、長きに渡って共和国軍を苦しめる事となる。 |
ZAC2037年 | ウルトラザウルス ロールアウト |
共和国軍が史上空前の決戦用超大型ゾイド、ウルトラザウルスを完成。恐怖した帝国軍は、凄腕のスパイコマンド 「エコー」を投入しウルトラザウルスを奪取した。 |
ウルトラザウルス奪回作戦 | ウルトラザウルスを奪われた共和国軍は、ロイ・ジー・トーマス中尉の発案による作戦で、ウルトラザウルスを奪回する事に成功した。 | |
大氷原の戦い | エコーのアイアンコングMk-IIが、中央大陸最北端の氷原地帯にウルトラザウルスをおびき寄せて撃破しようとしたが、トーマス中尉のゴジュラスMk-IIが来援。Mk-II同士の戦いはコングMk-IIの敗北に終わった。 | |
ZAC2038年 | ウルトラザウルス脱出作戦 | 帝国軍の大進攻作戦が開始。国境線上を流れるバーナム川付近の共和国無線基地が帝国軍精鋭部隊に包囲されるも、基地の要員はウルトラザウルスで脱出。追いすがる帝国軍を、最後の切札である全方位攻撃(後に地球でNOVAと呼ばれるものと同じか?)で返り討ちにして脱出に成功した。 |
ウルトラザウルス上陸作戦 | 5つの精鋭師団からなる帝国軍の進撃はレッドリバー西岸で停止し、戦線は膠着状態に。共和国軍はウルトラ部隊を帝国南部のミーバロス湾に上陸させ、帝国の前線司令本部を直接攻撃する作戦を立案。作戦は成功し、帝国軍は大打撃を被った。 | |
ZAC2039年 | ゼネバス帝国首都陥落 | 共和国軍が帝国首都を包囲。幾日にも渡る砲撃と爆撃で「白い町」と呼ばれた大理石の都、帝国首都はガレキの山に。ウルトラザウルスを中心とした共和国の大部隊が帝国首都に突入。ゼネバス皇帝はシュトルヒで大陸北部海岸のバレシア基地に脱出した。 |
ゼネバス皇帝暗黒大陸に脱出 | ヨハン・エリクソン大佐のウルトラザウルスを中心とする共和国軍が、帝国軍バレシア基地を攻撃。ダニー・「タイガー」・ダンカン将軍の犠牲により、ゼネバス皇帝は暗黒大陸ニクスへ亡命。 |
中央大陸戦争時代(後期) |
ZAC2041年 | ゼネバスの逆襲 | 暗黒大陸ニクスを領土とするガイロス帝国の支援を受けたゼネバス帝国軍が、バレシア湾に逆上陸。中央大陸に帰還したゼネバスは、新型ゾイド軍団の力をもって瞬く間に共和国軍を撃破し、旧領を回復した。これ以降の戦いは第二次中央大陸戦役とも呼称される。 |
ZAC2042年 | 国境の橋争奪戦 | ゼネバス皇帝は共和国進行作戦を発令。国境線上を流れるバーナム川にかかる橋の中で、共和国首都に最も近い町「アルメーヘン」の橋を確保する為に、フロスト中佐率いる改造イグアン空挺部隊「赤い鳥(カージナル)」が奇襲作戦を実行。部隊は全滅するも作戦は成功し、橋は帝国軍の手に渡った。 |
シールドライガー ロールアウト |
戦場は中央山脈を越え共和国領森林地帯へと移った。エリクソン大佐は共和国初の高速大型ゾイドシールドライガーを開発。自ら高速機動部隊を率いて戦線を支え続けた。 | |
ZAC2043年 | シールドライガー奇襲作戦 | 共和国コマンド部隊「ブルーパイレーツ」が、襲撃した帝国軍トラックから新型大型ゾイドのパーツを発見。恐怖した共和国軍は、エリクソン大佐率いる高速機動戦闘隊をもって帝国領内の研究所へ奇襲攻撃を仕掛けたが、帝国軍は研究所を爆破し作戦は失敗。 |
ZAC2044年 | デスザウラー ロールアウト |
帝国軍優勢の中、帝国は遂に対ウルトラザウルス用の最強ゾイド デスザウラーを完成。軍事バランスは一気に帝国側に傾いた。デスザウラーはゴジュラス部隊、ゴジュラスMk-II部隊、シールドライガー部隊と立ち塞がる敵を悉く撃破し、共和国首都目指して進撃する。 |
ウルトラザウルス 対デスザウラー |
首都に迫るトビー・ダンカン少尉のデスザウラーを、エリクソン大佐のウルトラザウルスが迎え撃つ。戦いはデスザウラーの勝利で終わり、エリクソン大佐は死亡。ダンカン少尉も心に深い傷を負った。 | |
共和国首都陥落 | 共和国首都に帝国軍が突入。しかしヘリック大統領はトンネル作戦を敢行し、既に民衆、兵士と共に脱出した後であり、決着をつけようとした帝国軍の目論見は空振りに。改造シールドライガーがトンネルを破壊し、デスザウラーの追撃を遮断した。 | |
12月 | 共和国軍反撃開始 | 首都陥落後行方をくらましていた共和国軍が、帝国軍占領下の共和国北部海岸クック海軍基地を、改造ゴルヘックスを使用して奇襲攻撃。停泊していたシーパンツァー、ウオディックからなる帝国北洋艦隊を殲滅した。さらに追撃してきた帝国軍部隊を、大統領専用ウルトラザウルスを「2台」使った「ウルトラザウルス替え玉作戦」で撃滅した。 |
ZAC2045年 | 替え玉ヘリックの活躍 | 共和国軍はデスザウラーに苦戦しつつも、幾人ものヘリック大統領の替え玉の活躍により士気を鼓舞。各地でゲリラ戦を展開した。共和国海軍は、共和国領海岸地帯および周辺の島々の海上輸送ルートを確保し、海を通って部隊を自由に行き来していた。 |
3月 | デスザウラー捕獲作戦失敗 | 共和国軍の将軍達がウルトラザウルスとサラマンダーの共同攻撃によるデスザウラー捕獲作戦を実施したが、そもそもの作戦がおそまつすぎ、連携が上手くとれずに失敗に終わった。 |
5月 | フロレシオ海海戦 | ヘリック大統領は主力部隊の中央山脈への移動を計画。第一段階として中央大陸南部のフロレシオ海から帝国海軍を一掃する作戦が実行された。おとりの無人小型海戦ゾイド部隊にひっかかった帝国艦隊は、リンデマン提督率いる空母改装型ウルトラザウルス艦隊とプテラス艦撃隊により壊滅。援軍のレドラー部隊も、迎撃に来たプテラス艦戦隊に打撃を与えるもウルトラ艦隊への攻撃には失敗。共和国軍はフロレシオ海全域の制海権を獲得した。 |
6月 | ヘリック大統領誘拐作戦 | 帝国陸軍のフランツ・ハルトマン大尉がデスザウラーを餌に、ヘリック本人が隠れ住むフロレシオ海の小島の秘密基地に潜入。大統領を誘拐しようとしたが、間一髪新鋭の24ゾイドを駆る大統領親衛隊に阻まれ、誘拐作戦は失敗した。 |
7月 | 共和国軍、 中央山脈への移動開始 |
共和国軍は、中央大陸南端のゲルマンジー半島への上陸作戦を実行。これに先立ち駐留するデスザウラー1台をおびき寄せる為、「ウルトラザウルス陽動作戦」が実施され、ウルトラザウルス1台を中心とする陽動部隊がゲルマンジーの対岸のディエップに進出。陽動部隊は壊滅するも陽動作戦は成功。デスザウラーも果敢に戦ったが最終的に上陸部隊本隊に撃破され、共和国軍はゲルマンジー半島を占領した。 |
8月 | 共和国軍、中央山脈へ進出 | 共和国軍は海上ルートで続々と戦力を中央山脈へ移送。戦いの舞台が平原地帯から山岳地帯へと移ると共に、戦いの主役も小回りのきかない大型ゾイドから軽快な中型ゾイドへと変わった。 |
9月 | 共和国軍、 中央山脈を北上 |
共和国軍は中央山脈の南から北へ前進。帝国イリューション市と共和国エツミ港を結ぶ南部山岳道路を支配下においた。 |
10月 | 共和国軍、 さらに北上 |
共和国軍の北上は続く。大陸中央を横切るミドル・ハイウェイの分断にも成功した。 |
冬 | 帝国軍山岳基地包囲戦 | 共和国軍が中央山脈にある、帝国最大の山岳基地を包囲。ゼネバス皇帝は冬将軍の来援に期待を寄せるが、共和国軍は「ヘリック・ルート」と呼ばれる秘密の山道を補給路とし、冬にも拘わらず長期戦を挑み、皇帝の目論見は外れた。補給線を絶たれた帝国基地の物資は欠乏。救援に向かったデスザウラーも、寒冷地戦用ゾイドマンモスに前進を阻まれてしまう。 |
ZAC2046年3月 | 帝国軍山岳基地陥落 | 共和国軍は包囲戦に決着をつけるべく、「ヘリック・ルート」を通って分解した5台のウルトラザウルスを輸送。帝国山岳基地は雪崩とウルトラの巨体に踏みにじられ、遂に陥落した。 |
8月 | レッドリバー包囲陣突破作戦 | ヘリック大統領は中央山脈に総司令部を移動。そこには巨大改造ゾイド
ケンタウロスの姿もあった。 中央山脈南部の共和国軍が、帝国占領下の平原地帯へ進撃を開始するも、レッドリバー沿いに進軍した部隊が深入りしすぎて逆包囲されてしまう。この危機にヘリックは自ら親衛隊長ローザと共にケンタウロスに乗り込み出撃。部隊を脱出させる事に成功した。 |
ケンタウロス 対デスドッグ |
手薄となった総司令部は、ヘリック殺害の為敵地奥深くへと侵入してきたフランツ大尉の改造デスザウラー「デスドッグ」の奇襲攻撃により全滅。帰還したケンタウロスとデスドッグの戦いが繰り広げられた。最後は両者相打ちになるも、パイロットは生存。 | |
10月〜11月 | 共和国軍、 平原地帯に進撃 |
帝国占領地で「共和国首都陥落2周年祭」が行われる記念日の朝、共和国軍が全土で反撃作戦を開始。2年間にわたる敵地での戦いに疲れ切った帝国軍は後退を続け、本国との補給線は中央山脈最北部の山道のみとなってしまった。 |
12月31日 | ヘリック大統領結婚 | ヘリック大統領が89歳で女親衛隊長ローザ・ラウリと結婚。長寿のゾイド星人ならではの話。 |
ZAC2047年4月 | チェスター教授救出作戦 | 共和国軍は、共和国首都で捕虜になっているウルトラザウルスの開発者ハーバート・リー・チェスター教授の救出作戦に着手。密かに首都に潜入した救出部隊は、脱出途中でデスザウラーに遭遇するというアクシデントがあったものの、見事チェスター教授の救出に成功した。この後、教授は対デスザウラー用新型ゾイドの開発に着手した。 |
6月 | グレートサーベル ロールアウト |
帝国軍は、共和国駐屯軍の命綱である中央山脈北部の補給線を死守する為、サーベルタイガーの改良型の山岳戦用ゾイド グレートサーベルを完成。ベアファイター、シールドライガーを返り討ちにし、共和国軍の行った帝国補給線分断作戦は失敗に終わった。 |
7月〜 | 共和国軍、 「かまどとツバメ」作戦を計画 |
新型ゾイド開発には、チェスター教授の身の安全の確保が不可欠であったが、ルイス大尉とマーチン少佐という2人の変わり者の将校が「かまどとツバメ」作戦を大統領に提出。この大統領曰く「ばかげた作戦」は認可され、2人は「かまど」作戦を担当。「ツバメ」作戦は大統領直々に担当する事となった。 |
「かまど」作戦発動 | ルイスとマーチンは将軍となって「かまど」作戦に着手。土木工事担当の設営部隊の「大軍」を率いてフロレシオ海の小島に乗り込み、爆撃機基地やら地下工場やらの施設を建設し、更に1万人分の屋外トイレが島中に建ち並んだ。基地の完成後、設営部隊は密かに島を脱出していった。 | |
11月 | 火山島攻防戦 | 帝国軍がこれ程の大工事を見逃す訳はなく、この小島こそチェスター教授の秘密研究所だと睨んだ。帝国軍は屋外トイレの数から、共和国守備隊の数を1万人と計算し(実際には守備隊と呼ぶのも躊躇われる程の小部隊しかいなかったのだが)、デスザウラーを先頭とする4万人もの大軍を派遣。ルイスとマーチンはデスザウラーを火口に突き落として撃破。帝国軍は望み通り基地を破壊するも、帝国領から遠く離れた火山島を占領し続ける力はなく、膨大な時間と物資を浪費して帰っていき、「かまど」作戦は大成功のうちに終了した。 |
ヘリック大統領に息子誕生 | ヘリック大統領とローザ夫人に男児誕生。ゼネバス皇帝はこの甥に、子供の頃兄ヘリックより譲り受けた腕輪を送った。この腕輪にはこう彫られていた。「最も愛する者にこれを贈る」と。 | |
12月 | 「ツバメ」作戦発動 | チェスター教授は、機内を研究室に改造した特別仕様のサラマンダーで大空へ退避し、帝国の目を逃れる。機内で作られた設計に従って、地上の3つの研究所が新型ゾイドの試作機を製作するのだ。 |
改造ゾイド部隊激突 | 両軍共に最強部隊であるMk-II部隊を編成。熾烈な戦闘を展開した。 | |
ZAC2048年1月 | 共和国研究所空爆作戦 | 帝国のマイケル・ホバート技術少佐が開発したデスザウラーの爆撃機仕様機 デスバードが、共和国の秘密研究所の1つを空爆した。 |
デスバード基地奇襲作戦失敗 | 空爆から2日後、共和国軍はデスバードの基地に改造サラマンダーを中心とする空挺部隊を差し向け、デスバードを破壊しようとしたが、改造デスザウラー デスシャドーに迎撃され部隊は全滅してしまった。 | |
9月 | 帝国軍大反撃開始 | 帝国軍はホバート少佐の開発した24ゾイド ゴーレムを戦線に投入し、中央山脈奪回の為の攻勢を開始。危機を感じたチェスター教授は地上に戻り、直接新ゾイド開発の指揮をとった。 |
10月 | マッドサンダー ロールアウト |
共和国軍は、チェスター教授の手により対デスザウラー用超大型ゾイド マッドサンダーの開発に成功。ヘリック大統領は、中央山脈で帝国軍に包囲され危機に陥った山岳部隊を空軍の全力をあげて支援しつつ、マッドサンダーを共和国首都へ進撃させるという危険な両面作戦をとった。 |
帝国軍前線基地陥落 | マッドサンダーは首都への関門である、首都北方の帝国軍前線基地に突入。「塔の上の悪魔」と恐れられた改造コングもろとも要塞を粉砕した。 | |
12月 | 共和国首都奪回 | 共和国首都目前で、マッドサンダーとホバート少佐の駆る改造デスザウラー デスファイターが激突。戦いはマッドサンダーの勝利で終わった。そのまま共和国軍は首都に突入し帝国軍を撃破。ついに首都解放に成功した。同じ頃、中央山脈で包囲されていた共和国山岳部隊も空軍の支援により包囲網を打ち破り、反撃に転じていた。 |
ZAC2050年年末 | 共和国軍、帝国首都を包囲 | 帝国軍は共和国軍の攻勢に各地で敗れ敗走。共和国軍はついに帝国首都に到達し、マッドサンダー師団が帝国首都を包囲した。 |
ZAC2051年1月8日 | 帝国首都二度目の陥落 | マッドサンダー師団が帝国首都に突入。ゼネバスは首都を脱出し、帝国首都は陥落した。 |
3月 | ゼネバス帝国滅亡 | ゼネバス皇帝は帝国残存部隊を率いてダラス海のニカイドス島に立て篭もった。ニカイドス島に上陸した共和国軍は帝国軍を撃破し要塞を占領。だがその前に突如、未知のゾイドを駆る謎の軍団が出現。それこそがゼネバスが救援を要請していた、暗黒大陸を支配するガイロス帝国軍(暗黒軍)であった。しかし暗黒軍は共和国軍を一蹴すると共にゼネバスのデスザウラーをも攻撃。帝国残存部隊を吸収して暗黒大陸へ去っていった。中央大陸戦争はここに終結した。 |
大陸間戦争時代 |
ZAC2051年 | 大陸間戦争開始 | ゼネバスから2人だけの暗号で託された、暗黒軍が開発中の「最終兵器」の情報を得たヘリック大統領は、暗黒軍との交戦状態突入を宣言。中央大陸征服の野望に燃えるガイロス帝国は、暗黒大陸奥深くから謎のエネルギーを中央大陸に送り込み、異常現象を発生させる。共和国軍は未知の暗黒大陸への進軍を決定した。 |
10月 | 暗黒大陸上陸作戦開始 | 共和国軍は第一次暗黒大陸上陸作戦を発動。シーマッド、マッドフライを中核とする上陸部隊が進発した。だが上陸部隊はガイロス帝国軍の強力なゾイド部隊の迎撃を受け全滅。作戦は無残な失敗に終わった。 |
ZAC2052年6月 | 共和国軍暗黒大陸上陸 | 共和国軍は撃墜したホエールカイザーの解析データを元に、大型飛行母艦タートルシップを開発。第二次暗黒大陸上陸作戦を開始した。ガンブラスターの活躍により上陸作戦は成功し、共和国軍は上陸地点をエントランス湾と名付け橋頭堡を築いた。 |
11月 | 共和国軍、 「最終兵器」を探索 |
暗黒軍が開発しているという「最終兵器」を追い求める共和国軍は、エントランス湾から800kmの山中の兵器工場を攻撃。工場の中から出現した暗黒軍仕様のコングは巨大な光輪を発射し、シールドライガーMk-IIを一撃で真っ二つに。「最終兵器」の力の片鱗に、共和国軍は戦慄した。 |
ZAC2053年 | 共和国軍 暗黒大陸内陸へ進撃 |
共和国軍は、軍団を再編し軍旗も一新。暗黒大陸の複雑な地形に悩まされつつも、マッドサンダー師団を先頭に奥地へと進撃を続けた。 |
10月 | ギル・ベイダー ロールアウト |
暗黒軍は遂に「最終兵器」ギル・ベイダーを完成。マッドサンダー師団は大打撃を受け、共和国先鋒部隊は退却を余儀無くされた。 |
ギル・ベイター、 共和国首都を空爆 |
ギル・ベイダーが海を越えて共和国首都を空爆。暗黒大陸に主力を送っていた共和国軍は有効な反撃を加えることが出来ず、8万人の共和国人民が犠牲となった。 | |
ZAC2054年2月 | ギル・ベイダー破壊作戦 | ギル・ベイダーの基地の位置を割り出した共和国軍は、帰還直後のギルを破壊しようとしたが、ギルの圧倒的パワーの前に作戦は失敗した。 |
5月 | マッドサンダー艦隊敗れる | 制空権をガイロス帝国軍に奪われ、共和国軍の空の補給線は完全に途絶。暗黒大陸派遣軍はエントランス湾まで追い詰められ、最大の危機を迎えていた。 大陸派遣軍を救う為、ベルガー提督の提案によりヘリック大統領は、中央大陸に残されたマッドサンダー全35機を海戦仕様に改造。海を渡って一気に劣勢を覆そうとした。更に万全を期す為、かつてヘリックとゼネバスが作った最終暗号「HZ」暗号を使用した。しかし、それにも拘わらず出撃したマッドサンダー艦隊は、待ち受けていた改造ギル・ベイダーに迎撃され壊滅。この事から、ヘリックはゼネバスが暗黒大陸で生存している事を知る。 |
6月 | オルディオス ロールアウト |
危機的状況の中、共和国軍はオルディオスを開発。暗黒軍は遂にギルの大部隊による共和国主要都市空爆作戦を発動し、6月2日夕刻、次々とギル・ベイダーが離陸していった。だが、その時ロイ・ジー・クルーガ空軍中尉駆るオルディオス試作1号機が帝国領に進入、迎撃に出たギル・ベイダー1機と相打ちとなる。ヘリック大統領は「オルディオス500機実戦配備完了」という偽の通信をHZ暗号で打電。ガイロス皇帝は中央大陸へ向かったギル大隊を引き返させ、空爆は阻止された。 |
ZAC2055年 | 共和国軍反撃 | オルディオスの実戦配備によって、ギル・ベイダーへの対抗手段を得た共和国軍は反攻に転じ、再び暗黒大陸奥地へ向けて進撃する。 |
ZAC2056年 | ゼネバス救出作戦 | ヘリック大統領はゼネバス救出作戦を展開。オルディオス中隊を中心に、トランスファイターゾイド部隊や新型ゾイドから成るゼネバス救出部隊が、暗黒首都へ向け進撃を繰り返す中、ガイロス皇帝もガン・ギャラドを中核とする暗黒軍団を投入した。 |
キングゴジュラス ロールアウト |
ヘリック大統領は一歩も退かぬ覚悟見せ、残存部隊を結集し暗黒軍に最終決戦を挑んだ。そして遂に共和国軍は史上最大のゾイド キングゴジュラスを完成。一進一退の戦いは、キングゴジュラス投入により一気に共和国軍優勢に傾いた。暗黒首都の目前に迫るキングゴジュラスの前に、暗黒軍親衛隊が操るデスキャット部隊が立ちはだかった。 |
ゾイド星大異変 |
ZAC2056年 | 巨大彗星飛来 | 巨大彗星がゾイド星の3つの月のひとつを直撃。破片は中央大陸の反対側に落下。中央大陸は3つに引き裂かれ、暗黒大陸は一部が水没しニクス大陸とテュルク大陸に分断。両軍とも戦闘不能に。 |
11月 | ゼネバス死去 | 共和国軍のゼネバス救出作戦は頓挫。大異変の最中、ゼネバスはひっそりと息を引き取った。 |
両軍休戦へ | 数千万人単位で人命が失われる大災害に、両軍とも最早戦争どころではなく、未決着のまま大陸間戦争は終結した。 | |
グローバリーIII地球へ | 大異変の最中、グローバリーIIIは地球人とゾイド星人を乗せ地球への帰還の途につく。 | |
ZAC2056年〜 | ゾイド星の名称が惑星Ziへ | 大異変により大型ゾイドは大半が死滅。両勢力とも復興計画に忙殺される。星の名称がゾイド星から惑星Ziへ。人工衛星の技術は進歩する。ガイロス帝国は帝都をダークネスからヴァルハラへ遷都。 |
ルイーズ・エレナ・ キャムフォード 共和国大統領に就任 |
ゼネバスの遺児エレナが共和国大統領に就任。旧共和国民衆の感情を考慮し、彼女はゼネバスの遺児である事を明らかにしなかった。 | |
ZAC2097年 | ガイロス皇帝死去 | 一代で暗黒大陸を統一し、強力な軍事国家を作り上げた覇王ガイロスが死去。幼い皇太子ルドルフ・ツェペリンが後を継ぎ、摂政プロイツェンが後見人となる。 |
ZAC2098年10月 | ルドルフ皇帝戴冠式 | ガイロス帝国首都でガイロス皇帝一周忌を兼ねた、新皇帝ルドルフの戴冠式が壮大に執り行われた。幼帝ルドルフはわずか10歳であった。 |
第二次大陸間戦争時代前期(西方大陸戦争時代) |
ZAC2099年6月 | ガイロス帝国、 共和国に宣戦布告 |
軍と議会を掌握した摂政プロイツェンが共和国に宣戦布告。西方大陸に軍を上陸させた。共和国も西方大陸への派兵を決定。ここに40年に渡る平和は終わりを告げ、新たなる戦いの幕が開けた。第二次大陸間戦争の、そしてその中で西方大陸戦争と呼ばれる戦いの開戦である。 |
8月 | 第一次全面会戦 | 北エウロペ大陸中央に位置するメリクリウス湖およびオリンポス山を巡って、共和国軍と帝国軍が遂に激突。3対1の戦力差の前に、共和国軍は敗退し、開戦一週間でメリクリウス湖は帝国軍の手に落ちた。 |
9月 | 共和国軍反攻作戦 | 劣勢の共和国軍はオリンポス山山頂の古代遺跡を制圧する為、エル・ジー・ハルフォード中佐率いる独立第二高速戦闘大隊の派遣を決定。全戦力を挙げての大反攻作戦を開始した。 |
10月 | デスザウラー復活阻止 | オリンポス山山頂は帝国軍の手に落ち、共和国軍主力も敗退し撤退を開始するも、ハルフォード中佐率いる高速戦闘隊はそのまま山頂に突入。トミー・パリス中尉一人を除き全員が戦死するという大きな犠牲を払って、帝国軍の進めていたデスザウラーの復活を阻止した。 |
11月 | 共和国軍東に撤退 | デスザウラーの復活を阻止した共和国軍は、北エウロペ大陸東端に撤退。ステルスバイパー、ガイサックを中心とする奇襲部隊が活躍し、ゲリラ戦を展開する。帝国軍も補給線が延びきり、戦闘は小康状態へ。 |
ZAC2100年1月 | ジェノザウラー ロールアウト |
帝国軍はデスザウラー復活計画時に得た、オーガノイド・システムのデータを元に、40年ぶりの新型ゾイド ジェノザウラーを完成。コンペでダークホーン、グレートセイバーを破り、制式採用される。 |
ブレードライガー ロールアウト |
共和国軍もデスザウラー復活阻止時に得られたオーガノイド・システムのデータを使ってブレードライガー、ストームソーダーを完成させた。 | |
3月 | ジェノザウラー 南エウロペ大陸へ |
帝国軍は新たなる古代遺跡探索の為、リッツ・ルンシュテッド中尉のジェノザウラー初号機を中核とする調査隊を南エウロペに派遣。共和国軍は1個大隊を先回りさせてこれを迎え撃つも、新型ゾイドの圧倒的パワーの前に壊滅した。 |
ガリル遺跡、 真オーガノイド争奪戦 |
共和国軍も、レオマスターの1人アーサー・ボーグマン少佐の駆るブレードライガー初号機を追撃に派遣し、ガリル遺跡で両軍の新型ゾイドが激突。真オーガノイドはジェノザウラーが奪取し、帝国軍の手に。 | |
6月 | 共和国軍制空権奪取 | 新型ゾイド・ストームソーダーを量産した共和国軍が制空権を奪取。帝国軍補給部隊に徹底した爆撃を実施し、帝国軍は補給不足に苦しむ事となった。地上ではブレードライガーや奇襲部隊を先頭にゲリラ戦を展開し、流れは共和国側に傾き始めた。 |
共和国軍、本土防衛部隊の エウロペ派遣を決定。 |
戦争の早期終結を望む、共和国のルイーズ・エレナ・キャムフォード大統領は、帝国に対して決定的な勝利を収め、一気に講和に持ち込むチャンスと考え、共和国本国を守る予備兵力のエウロペ投入を決断。強化型ゾイドで構成され最強軍団と呼ばれる精鋭「主力ゾイド部隊」や、大統領親衛隊を含む本土防衛軍20個師団を乗せた輸送艦隊が、中央大陸ユビト港を進発した。 | |
デルダロス海海戦 | 暗黒軍はただちに復活させたばかりの空海両用ゾイド、シンカーの大部隊を派遣。デルダロス海で待ち伏せた。シンカー部隊はまず洋上の輸送艦隊を壊滅させたが、これは囮のカラ船であった。空中輸送艦隊を構成するネオ・タートルシップは甲板を展開し、搭載中のゾイド大部隊の火力をもってシンカー部隊を迎撃。シンカー部隊は壊滅した。 | |
共和国軍本土防衛部隊、 エウロペに到着 |
共和国軍の大増援は、大きな被害もなくエウロペの土を踏む事に成功した。 | |
帝国軍、プロイツェンナイツを 西方大陸に派遣 |
共和国増援部隊のエウロペ上陸を許した帝国軍は、摂政プロイツェンの親衛隊である帝国最強部隊プロイツェンナイツを西方大陸に派遣した | |
7月 | ジェノブレイカー ロールアウト |
帝国技術陣はブレードライガー対策の為、ジェノザウラーの強化型ジェノブレイカーを開発した。 |
第二次全面会戦 | 補給不足に苦しむ帝国軍は短期決戦を目論み、PK部隊を先頭に共和国軍の拠点ロブ基地に総攻撃を開始。部隊再編中の共和国軍は苦戦を強いられたが、傭兵部隊が善戦。戦闘は長期戦に突入した。共和国軍を挟み撃ちにしようと、海側から進撃してきた帝国軍海兵隊は、新鋭ゾイド ハンマーヘッド部隊に迎撃されて上陸に失敗。武器弾薬の尽きた帝国軍はついに敗走し、共和国軍の反撃が開始された。 | |
デススティンガー ロールアウト |
ガリル遺跡から持ち帰った真オーガノイドを培養、強制成長させた、デススティンガーが完成。 | |
帝国軍追撃戦 | 二手に分かれて敗走する帝国軍を、共和国軍は追撃。南ルートを逃げる帝国軍は共和国追撃部隊に追いつかれてしまうが、間一髪ジェノブレイカーの来援によって難を逃れた。 | |
共和国軍迎撃作戦 | 追撃部隊を振り切れない北ルートを逃げる友軍を救うため、新鋭ゾイドから成る帝国軍特殊部隊が出動。しかし、戦闘中にデススティンガーが突如暴走。両軍に大打撃を与えた後地中に消えた。結果的に北ルートの部隊は脱出に成功。 | |
8月 | ブレードライガー改造計画 | 帝国軍の新鋭ゾイドの性能にショックを受けた共和国司令部は、ブレードの強化装備の開発を指令。アーサー・ボーグマン少佐によるテストの結果。アタックブースターが正式採用される事に。 |
9月 | ウルトラザウルス発進 | 共和国最高司令部は、大統領専用機であり共和国の象徴である、ただ1機現存するウルトラザウルスを西方大陸に輸送。巨大な1200mmウルトラキャノンを追加装備したこのウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーを中核に、西方大陸派遣軍は超重砲部隊「デストロイヤー兵団」を編成。エウロペにおける帝国の最大拠点ニクシー基地に向けて、進軍を開始した。 |
共和国軍大進撃 | デストロイヤー兵団を中核にほぼ全戦力を用いて前進を続ける共和国軍に対し、帝国軍も全戦力を投入。しかし、帝国軍の第一陣はウルトラの120サンチ砲の砲撃の前に壊滅。帝国軍には最早、小、中隊単位の高速部隊でウルトラ撃破を狙う手しか残されていなかった。 | |
10月 | ジェノブレイカー 対ブレードライガーAB |
ウルトラザウルスへと進むリッツ・ルンシュテッド中尉のジェノブレイカーと、迎撃に来たアーサー・ボーグマン少佐のブレードライガーABと激突。熾烈な戦いを展開する両者は、いつしか異様な場所へと迷い込んだ。 |
真オーガノイドの脅威 | そこは、真オーガノイド デススティンガーが根城とする遺跡であった。リッツとアーサーは共同戦線を張り自己進化したデススティンガーを撃破。アーサーは戦死したが、リッツはデススティンガーの巣と幼体を破壊した後、ブレイカーと共に何処かへと去った | |
ウルトラザウルス、 ニクシー基地を砲撃 |
ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーが、ニクシー基地を射程内に収め砲撃を開始。ニクシー基地は大打撃を被ったが、ウルトラザウルスも砲身が焼けてしまい擱坐。 | |
帝国軍ニクシー基地陥落 | 暗黒軍司令部はニクシー基地、そして西方大陸からの全面撤退を決意。ゼネバス帝国出身兵を殿に帝国軍は暗黒大陸へ脱出を開始した。基地に突入した共和国軍の前に、新鋭のエレファンダー大隊が立ちはだかった。決死の覚悟のエレファンダー大隊は大善戦し、共和国軍は貴重な時間と敵の3倍ものゾイドを失った。更に共和国空軍の追撃もレドラー決死隊に阻止され、暗黒軍主力部隊は撤退に成功した。この戦いの最中、帝国軍は真オーガノイドのインターフェイスを回収。共和国軍はレオマスターの一人レイ・グレック中尉の手により、帝国が開発していた新型ライオン型ゾイドの奪取に成功した。 ニクシー基地は共和国の手に落ち、以後共和国側の重要拠点となった。 |
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11月〜12月 | 共和国軍、 西方大陸の帝国残兵を掃討 |
共和国軍はエウロペに残った帝国各拠点の掃討を行う。コマンドウルフACで編成された「青の軍」などが活躍。この時期にライガーゼロの開発、テストも行われた。 |
西方大陸戦争終結 | 共和国軍による帝国残存兵力掃討はほぼ終了し、西方大陸戦争は名実ともに終結。ルイーズ大統領はただちに帝国に対し停戦を勧告した。 |
第二次大陸間戦争時代中期 |
ZAC2101年1月 | 帝国軍、ニクシー基地を空爆 | 帝国摂政プロイツェンは、停戦勧告を黙殺。逆に勧告への返答期限日に、改造ホエールカイザー モビーディックと無人爆撃機ザバットを用いてニクシー基地爆撃を行った。共和国軍は復活させたばかりのサラマンダーを投入し、かろうじて撃退に成功したが、改装中のウルトラザウルスが中破するなど甚大な被害を受け、これにより後に発動される暗黒大陸上陸作戦は予定よりひと月以上も遅れたほどだった。 |
3月 | 帝国軍、ニクシー基地を攻撃 | 帝国軍は、オーガノイドシステムを用いて最強の海戦ゾイド ウオディックの量産に成功。ウオディック部隊はハンマーヘッドの防衛網を突破し、ニクシー軍港を破壊した。さらに改造デススティンガー キラー・フロム・ザ・ダーク10機がニクシー基地に突入。高速ゾイドによって編成された特殊部隊「閃光師団(レイフォース)」の活躍により迎撃に成功したが、暗黒大陸上陸作戦は更に遅れる事となってしまった。 |
6月 | アンダー海海戦 | 共和国軍は暗黒大陸ニクスへの上陸作戦の第一段階として、制海権の奪取を計画。ウルトラザウルス・ザ・キャリアを旗艦とする艦隊を出撃させ、これに対し帝国軍も大艦隊を迎撃に向かわせた。戦闘は空軍力で優る共和国軍優位で進行したが、帝国艦隊も大損害を受けながら粘り強く抵抗。そして空戦ゾイドの燃料が尽き空の守りが薄くなった隙をついて、海底に潜んでいたシンカー部隊が浮上し共和国艦隊を強襲。全滅の危機に晒された共和国軍は強電磁海域トライアングルダラスに逃走し、海戦は帝国軍の勝利で幕を閉じた。 |
鉄竜騎兵団出現 | トライアングルダラスで自滅寸前に陥った共和国艦隊は、謎の小型海戦ゾイドの案内により、魔の海域内に存在する安全な回廊を通って暗黒大陸南岸に到達。そこで帝国防衛部隊を粉砕する、未知の軍団「鉄竜騎兵団」を目撃する。 | |
7月 | 暗黒大陸上陸作戦開始 | ウルトラザウルスの艦載機プテラスがもたらした報告により、共和国軍はトライアングルダラス内の回廊を使った暗黒大陸ニクス上陸作戦を開始。暗黒大陸エントランス湾に、ホバーカーゴに満載された上陸部隊が上陸。閃光師団の活躍により、エントランス湾はわずか半日で共和国軍の手に落ちた。 |
8月 | 閃光師団VS鉄竜騎兵団 | ニクス奥地へと進撃する閃光師団だったが、あまりに順調な進軍に鉄竜騎兵団の影がちらつく。鉄竜騎兵団の真意を探るべく閃光師団は、ウィグリド平原に発見した鉄竜騎兵団の基地を攻撃した。迎撃に現れたプロイツェンの息子ヴォルフ・ムーロア大佐率いる鉄竜騎兵団と閃光師団の戦いは、技術力で上回る鉄竜騎兵団の圧倒的優勢で展開。共和国軍が復活なったガンブラスターを投入し反撃に転じると、鉄竜騎兵団も実験機ブラッディデーモンを投入した。双方多大なダメージを受け、壊滅的打撃を被った閃光師団は共和国勢力圏内へ撤退。鉄竜騎兵団は本隊と合流すべく大陸南のニフル湿原へ撤退していった。 |
共和国軍VS帝国国防軍 | 緒戦では裏をかかれた形となり、共和国軍の上陸を許してしまった帝国軍だったが、各方面軍は急ぎ戦場へ急行。トリム高地・ビフロスト平原全域で大規模な消耗戦が繰り広げられた。 | |
9月 | マッドサンダー復活計画 最終段階 |
対デスザウラー復活計画の切札であるマッドサンダー復活計画がようやく最終段階に突入。暗黒大陸の基地において組み立てを開始した。 |
ケーニッヒウルフVS ライガーゼロイクス |
トリム高地の共和国前線基地において、帝国陸軍カール・リヒテン・シュバルツ中佐と共和国陸軍ロブ・ハーマン中佐との極秘会談がもたれたが、シュバルツ暗殺を目論みライガーゼロイクスが来襲。ハーマン中佐のケーニッヒウルフが撃破するも、シュバルツ中佐は重症を負ってしまった。 | |
デスザウラー大隊復活 | デスザウラー50機が完成。ここに伝説のデスザウラー大隊が復活した。プロイツェンはこれを直下の部隊ではなく、帝国正規軍(国防軍)に供給。同時にプロイツェンは、全予備戦力に動員令を発した。 | |
10月 | ニクス各地で激戦が展開 | 暗黒大陸全域で激戦が展開される。恐るべき損耗率で壊滅する部隊が続出。カノンフォート、マルダー、ゲルダーなど、現在では生産されていない機体も戦場に現れた。 |
10月下旬 | マッドサンダー対 デスザウラー |
帝都ヴァルハラに向けて進撃する共和国軍に対し、帝国国防軍はデスザウラー大隊30機を投入。これに対し共和国軍もマッドサンダー部隊計20機を投入し伝説の激闘が再現された。戦闘3日目にはデスザウラー、マッドサンダーとも全機が損傷で戦闘不能に。 |
共和国軍、帝国国防軍、 戦闘停止 |
戦闘6日目の朝、シュバルツ中佐が重症を押して戦場に到着。ハーマン中佐と共に、戦闘を停止させた。 | |
11月 | プロイツェンの反乱 | 故ゼネバス皇帝の遺児ギュンター・プロイツェン・ムーロアがPK(プロイツェンナイツ)師団を率いて帝国首都ヴァルハラで反乱。アイアンコングPK、ハンマーロックから成るPK師団がルドルフ皇帝の官邸に攻め込んだ。 |
鉄竜騎兵団、 中央大陸へ向け発進 |
ゼネバス帝国再興の為、鉄竜騎兵団がドラグーンネストに乗り込み中央大陸へと発進した。 | |
共和国軍、ガイロス帝国軍、 共同戦線 |
PK師団に占拠された帝都奪回の為、帝国正規軍と共和国軍は共同戦線を張る事を決定。ガイロス・ヘリック連合軍が首都へ突入した。 | |
ヴァルハラ崩壊 | 首都へ突入したガイロス・ヘリック連合軍を道連れに、プロイツェンはデスザウラーのゾイド・コアを使い自爆。ルドルフ皇帝の活躍で多少被害は軽減されたが、皇帝官邸が消失するなど各所で甚大な被害がでた。 | |
12月 | 鉄竜騎兵団、 中央大陸に上陸 |
鉄竜騎兵団は中央大陸デルポイのクック湾に上陸。主力を暗黒大陸に派遣し、手薄となっていた共和国本土防衛隊を一蹴した。 |
ZAC2102年1月 | 暗黒大陸派遣軍、 中央大陸へ向け出航 |
再編成を終えた共和国軍暗黒大陸派遣部隊が、中央大陸へ向け出航。ガイロス帝国とは友好関係を築いた。 |
鉄竜騎兵団、 共和国首都を占領 |
鉄竜騎兵団は共和国首都を攻略。ルイーズ大統領は小型高速ゾイド セイバリオンに乗って脱出し、暗黒大陸派遣軍残存兵力と合流した。 | |
共和国首都奪回作戦 | 共和国軍は首都奪回作戦を発動。しかし技術力において格段に上回る鉄竜騎兵団の敵ではなく、ダークスパイナーのジャミングウェーブの前に共和国軍は沈黙。共和国軍は多大な損害を出し、作戦は失敗に終わった | |
ネオ・ゼネバス帝国建国 | 鉄竜騎兵団が中央大陸を制圧。プロイツェンの息子ヴォルフ・ムーロアが皇帝となり、ネオ・ゼネバス帝国を建国した。ヘリック共和国は西方大陸へ遷都した。 | |
共和国軍掃討戦 | ネオ・ゼネバス帝国軍は、中央大陸に残った共和国残存部隊の掃討作戦を実施。ダークスパイナーの前に、共和国軍はただの一度も勝利する事はなかった。 | |
ZAC2105年秋 | ゴジュラスギガ初陣 | 中央大陸に残る共和国軍の秘密基地は30以下に減少。その中の1つで共和国軍は新型ゾイド ゴジュラスギガの開発を行っていたが、その基地を帝国の「黒の竜騎兵団」が攻撃。共和国軍はゴジュラス・ジ・オーガの犠牲と、未完成ながら戦闘参加したゴジュラスギガの活躍により撃退に成功した。 |
ZAC2106年春 | 共和国軍反攻作戦予定 | 共和国軍は春までにゴジュラスギガを量産し、反攻作戦を開始する予定である。果たして・・・? |
※参考文献は「ヒストリー・オブ・ゾイド」「戦闘機械獣の全て」「ゾイド・バトルストーリー1〜4、新」「ゾイド公式ファンブック1〜3」の他、キットの箱裏や付属の冊子など。
※第一次大陸間戦争については「新バトルストーリー」の記述とキットの箱裏のストーリーの折衷。かなり描写が異なるため。
※「新世紀バトルストーリー外伝」よりも後の事柄に関しては、「ファンブック4」もしくはそれに準ずるものが発売された暁には細かく設定がなされると思われる。
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