ゾイド・コラム


第12回: バスターイーグルのキャノン砲とゴジュラス

   実は私はCPのゴジュラスキャノンを買いそびれてしまっていて、ウチのゴジュラス君は発売日(あの記念すべきゾイド復活記念日)に買ったにもかかわらず、ずっとノーマル形態のままだったんですよ。ゴジュラスキャノンはゴジュラスMk−II限定型を完成する為に必要な、ミサイルポッドとエネルギータンクが発売された暁に一緒に買おうと思っていたのですが、まさか限定型パーツが再販されないばかりか、ゴジュラスキャノンまで生産中止になるとは思ってもみませんでしたわい。気が付いた時にはゴジュラスキャノンは全く見当たらないという有様でして・・・。
  で、いい加減なんとかしたいなぁと思っていた矢先に、発表されたのがバスターイーグル。なんと背部にバスターキャノンを装備しており、取り外して他のゾイドのCPとして使用できるというではないですか!  遂に我がゴジュラス君にもキャノン砲を装備出来ると期待に胸を躍らせた私は、発売日にバスターイーグルを買いに行きましたよ。ええ。
  その結果待ち受けていたのは……コジュラスには装着不可能という現実でした(;´Д`)。ゴジュラス側のジョイント棒の長さが足りず、しっかりくっ付きません。私の目論見はものの見事にハズレてくれました。CP-10バスターキャノンはゴジュラスギガにも装着出来るとの事なんで、てっきりギガ用に開発されたバスターイーグルのバスターキャノンも、ノーマルゴジュラスに装着可能なものと思い込んでましたがな(汗)。 まさか付けられないとはのぅ。
  だがここで諦めるのは非常に癪に障る( ̄▽ ̄)……という訳で、結局悪戦苦闘の末、他のバスターイーグルのパーツも組み合わせてジョイントをでっち上げ、なんとかゴジュラスにバスターキャノンを装着する事に成功。ようやくウチのゴジュラス君もキャノン砲装備になりました(パチパチパチ)。 レシピは近日中に技術研究所に掲載予定です。
  しかしながら、キャノン以外のパーツも使用してしまったので、バスターイーグルをちゃんと組み立てたまま飾っておく事は出来なくなってしまいました(苦笑)。
(2002/12/8)

第13回: ゴルヘックス復活への期待と不安

   ゴルヘックスの再販が決定した事は非常に嬉しい事でありますが、一体なんなんでしょあのカラーリングは(汗)。胴体がミリタリーっぽい緑で、クリアパーツは現行の共和国ゾイドのキャノピーと同じクリアオレンジですか〜。う〜む、率直に言って昔のままの方が良かった。昔の白い胴体に紫のクリアパーツというカラーリングも、確かに当時のゾイドとしては多少異端ではありましたけど、そのデザインとクリアパープルの背鰭が醸し出す「より進化した未来的ゾイド」というクールな雰囲気で、あの時はすんなりと受け入れられたのですけどねぇ。今度の配色はどうにもドギツ過ぎるというかなんというか。出来れば昔と同じ成型色で再販して欲しいのですが。特にクリアパーツは塗装での修正が困難ですからね。
  現在のゾイド開発陣としては、昔と同じ成型色では芸がないと思っているのかもしれませんが、新ゾイドになってからの再販で成型色を変えた事で昔より良くなった物って、正直ほんの一握りに過ぎない気が(汗)。私としては、なんだってこんな変なカラーリングに変えるのかと首を傾げる事が多いですわ。コロコロの写真にチョロっと写っていたアロザウラーも、なんかカラーリングがかなり変更されている様子で不安であります(汗)。
(2002/12/10)

第14回:復活時に成型色が変わったゾイドに思う事

   復活時に成型色が変更されたゾイドに関してですが、私の受けた印象で良かったもの悪かったものを分類してみました。あくまで私個人の基準によるものですのであしからず・・・。保守派の戯言と片付けてもらっても結構であります(笑)。

再販時に成型色が変更されて、昔より良くなったと思うゾイド
ウオディック(これは文句なしに昔より良くなったと感じます。これで紫の部分がもっと暗めだったら完璧だったのですが。)
ハンマーロック(独特な色合いですが、このカラーリングも結構良いと思います。)
シールドライガーDCS-J(旧シールドMk-IIよりも圧倒的に格好良い! 限定販売だったのが非常に残念です。こういう優れたものこそ一般販売してもらいたかったです。)

再販時に成型色が変更されたけど、まぁ昔と同レベルのクオリティかなと思うゾイド
ステルスバイパーバリゲーターガイサック(局地戦用といったカラーリングで、これはこれで良い感じ。カラーバリエーションとして、昔と同じ成型色のものも出して欲しかったというのはあります。)
ガンブラスター(個人的に、ガンブラスターとサラマンダーF2のメッキは認めていたので、昔より格別良くなったという印象は受けなかったです。悪くもなってないですけどね。)
ゴジュラス(パッケージ写真のシルバーは、まるで海外版のメッキ仕様の様で違和感がありましたが、現物の成型色は灰色に近い感じだったので良し。旧Mk-II量産型の白い成型色よりは間違い無く良いかと。)

再販時に成型色が変更されて、昔より悪くなったと思うゾイド
ゲーター(最悪の極み。今からでも遅くないから成型色を変更してもらいたい)
レドラー(暗黒仕様のカラーバリエーションとしてなら良いのですが・・・。名前にREDという綴りも入っているんだから昔を知る身としてはどうにも違和感が。昔通りのカラーのものも一般販売してくれたら良かったのですけどね)
モルガ(胴体の一部のみ成型色を変えられ、カラーのバランスが崩れてしまった。明らかに昔の方が良いと思うのですが・・・)
シンカー(胴体とコクピットのカラーバランスが・・・(汗)。胴体のカラーはそう悪く無いんで、コクピットの成型色を何とかしてもらいたい。)
ウルトラザウルス(ゴジュラスとの統一感を狙ったのでしょうが・・・どうにも昔の方が良かった感が拭えません。キャノピーのクリアパーツは特に。ゾイドコア・ドットコム限定商品で昔と同じ成型色のものを出せば、それなりに売れる気がします。)
(2002/12/16)

第15回: ジェノブレイカージェットについて

   予約が終了しましたが、最終的にホントにホント3千個しか受付無かったのでしょ〜か? 流石に大方の限定DVDの様には(個数限定でも結局注文数は生産されるケースが多いんスよ)いかなかったかな(汗)。
  写真で見る限り、カラーリングが非常に格好良くなっていて良いですね。実際の成型色も、出来るだけこの写真に近い仕上がりになる事を望みます。パピネット限定の方と違って価格も通常のものと変わらないのも有り難い。こういうカラーバリエーションならば大歓迎です。また、付属する設定も私としては納得のいく仕上がりになっているのも見逃せません。他メディアでの展開が無い訳ですから、ちゃんと製品に細かい設定を付属させ購入者のイマジネーションを刺激する事は重要な訳で、ここら辺も手を抜いていないのは流石です。ゾイドコア・ドットコムの限定品は、これからもこの方向性で進めてもらいたいものです。第2弾の発売に期待したい。

  しっかしハピネットJP限定の方は、結局グリーンホーンにアタックブースターが付かなかったのが真に残念です。そのせいか、私がよく行く店では直ぐには売れてなかったなぁ。次はブレードライガー・アタックブースターとカノントータス・ヘビーガンの色変えらしいという噂ですが、一体どれぐらい値上がっているのかがひたすら気になります(苦笑)。
(2003/1/28)

第16回: 春までの新製品雑感

   ビージェイにて新製品の写真が公開されていますね。
  新プロックスゾイド  カノンダイバーは、甲羅パーツはシェルカーンと同じものなのですかねぇ? 亀型ゾイドはカノントータスが有名ですが、こちらは陸亀がモチーフ。海亀がモチーフのゾイドとしてはこのカノンダイバーが初となります。カノントータスを海亀型に改造した作例というのも、旧シリーズ時も含めてあんましお目にかから無いので、海亀型ゾイドの発売には遂にきたかという感があります。

  アロザウラーは昔とは結構カラーリングが異なる様ですが、もう少し様々な角度からの写真が欲しいところです。取り合えず現段階では私としては断定は避けたいところ。頭部のカラーリングに関しては旧版を尊重している様に見受けられますが、見方によってはかなり浮いて見える恐れもありますしねぇ。まぁカードゲームの全身真っ青な機体よりは良いんじゃないかと思いますけど。

  シュトルヒのカラーリングも昔と異なりますが、私としてはこちらは全く問題なし。シュトルヒはゼネバス皇帝の親衛隊も使用する為か、旧版はツインホーンと同じく明るいレッドでしたが、今回普通のゼネバスレッドになるみたいですね。我が軍に実戦配備するのが楽しみです。
  アロザウラー、シュトルヒ共に旧版と完全に同じ価格になっていますから、トミーとしてはこれからは復刻ゾイドは完全に昔と同じ価格で売っていく方針の様ですな。まぁ良いけど。

  ディアントラーは、ゾイド風AT−STウォーカーというかゼントラーディ軍戦闘ポッドという趣きですなぁ。こりゃあブロックスでなくては出来ないデザインだわ(笑)。昔の海外版で変なタイヤが付いたようなゾイドが発売されていましたが、国内で完全に実在物からも神話物からもモチーフが離れたモノが出るのはこれが初めてではないですかね? これはあんまり……という方もおられるでしょうけど、私としては全肯定。積極的にリスペクトしたいとさえ思ってます(^0^)。多分ねぇ旧ゾイドに動物をモチーフとするという縛りがなければ、80年代前半の時点でこういうガウォーク風ゾイドが発売されていたと思うのですよ(笑)。そもそも旧ゾイドってスター・ウォーズの完全な影響下にあった訳だし。つ〜訳で、久々の80年代前半的デザインが私としては非常にツボに嵌まった次第であります。我が軍に実戦配備された暁には、パイロットはチューバッカとイウォークという事で(笑)。
  また、忘れていけないのは角がシュトルヒのCPになるという点ですね。まさかこの期におよんでシュトルヒ用のCPが出ようとは思いませんでしたよ。昔のキット用のCPが発売されるのは、トミーのゾイド戦略で非常に良い点ですね。コマンドウルフやカノントータス用のCPが発表された時、まさか10年以上も前に発売されたキットの改造パーツが発売されるとはと大変驚かされましたもの。他社で同じ様な真似をしているところは殆ど無い訳で、この方向性は断固として堅持していって欲しいところであります。
(2003/1/31)

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