参考文献
講談社ポケット百科シリーズ53 戦え! 超ロボット生命体 トランスフォーマー大百科 |
講談社 | ¥480 | 1986年10月発行 |
初作後期に出版された書籍で、当時としては最重要文献。スカイファイアーを除く初作に登場した全TFを網羅。巻頭のカラーページではストーリーや基本設定を紹介し、各キャラクターについてはモノクロページで玩具パッケージイラストとアニメ設定画を交えて紹介されている。さらにテックスペックの数値も掲載。スタジオOXのイラストを多数収録しており、表紙は大張正巳氏によるものである。海外の展開にも触れられており、オメガスプリームや海外版メガトロンの玩具写真や海外版のカタログなどもモノクロで掲載されている。全商品リスト、全話リストも収録されており、次回作2010についても既に触れられていた。執筆は金田益美氏、杉田篤彦氏等による。 |
ケイブンシャの大百科別冊 トランスフォーマー2010 |
ケイブンシャ | ¥580 | 1987年5月発行 |
2010放映中に発売された書籍。アニメだけでなく、玩具や玩具CMの写真も駆使して、スラッグフェストとオーバーキル以外の全2010キャラクターを紹介。TVの重要エピソードであった「マトリクスの秘密」と「コンボイの影」のストーリー紹介も収録されている。他の文献と異なり、文章が「だ、である調」ではなく「です・ます調」で書かれている。 巻末には、トランスフォーマーがバトルロイヤルで闘うという変なマンガが収録されている。 |
ソニー・マカジンズ コミックス 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ 公式ガイドブック |
ソニー・マカジンズ | ¥780 | 1997年12月発行 |
ビーストウォーズ初期に発売された書籍。テレビの画像および玩具写真を使ってBWシーズン1の全ビースト戦士を紹介。テックスペックの数値や、身長と体重、武器の名前も紹介されており、玩具のみのキャラクターも掲載されている。海外展開にも触れており、日本版との名称の違いも表にして比較している。また、当時はまだ日本で発売されていなかった玩具も紹介。タカラ開発スタッフへのインタビューも掲載されており、一緒に掲載されているコンボイやメガトロンの開発スケッチ共々、これは非常に貴重な資料である。プロデュースはイオンで、企画・編集は石川裕人氏等による。 |
エニックスミニ百科14 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ大百科 |
エニックス | ¥933 | 1998年3月発行 |
ビーストウォーズ・シーズン1放送末期に発売された書籍。テレビの画像および玩具写真を使ってBWシーズン1の全ビースト戦士を紹介。身長と体重、武器の名前も紹介されており、玩具のみのキャラクターも掲載されている。基本設定やBWシーズン1全話の粗筋も紹介。海外展開にも触れられており、日本版との名称の違いも表にして比較している。玩具写真を使ったそれまでのTFの歴史(主にマーヴル版に準じた)の紹介もなされており、この時期に過去の作品まで紹介してくれた功績は大きい。また、当時日本未発売だったノーマルビースト全玩具の解説も収録されている。プロデュースはイオンで、企画・編集は石川裕人氏等による。 |
不滅のスーパーロボット大全 | 二見書房 | ¥1200 | 1998年9月発行 |
ロボットアニメについて総合的に扱った書籍だが、その中でもトランスフォーマーに関して結構なページが割かれている。杉田篤彦氏(スタジオOX)や五十嵐浩司氏(スタジオたるかす)による座談会がメインの内容であり、当時のテレマガスタッフの裏話的内容が楽しめる。初作、2010の放映リストも収録。五十嵐氏による2010最終話「コンボイの復活パート1・パート2」のストーリー解説も掲載されている。他のロボットアニメについての記事にも見所のある内容が多い。 |
変型・合体ロボット完全攻略書 | フットワーク出版社 | ¥1300 | 1999年3月発行 |
ロボット玩具について総合的に扱った書籍だが、その中でもTFにはかなりのページが割かれている。第1作からBWまでの流れが、年代順に詳細に解説されており判り易い。情報量が多く、当時かなり重宝した。今となってはBW全盛期の記録を留める資料でもある。TF関連の部分は、田中秀明氏(SAF)が執筆を担当。 |
ケイブンシャの大百科 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ大百科 |
ケイブンシャ | ¥780 | 1999年6月発行 |
ビーストウォーズ・ネオ中期に発売された書籍。ビーストウォーズ・ネオ23話までのストーリー紹介、およびその時点までの全登場キャラの解説を掲載。玩具写真を使用した歴代コンボイの紹介もなされている。ネオのキャラクターについては、アニメ用設定画だけでなく一部玩具開発用スケッチも掲載。トランスフォーマー第一作から劇場版メタルスまでの、その時点での全TFシリーズの解説と、TV放映リストが収録されており、BWネオのファンだけでなく、昔からのファンも必見の内容となっている。多少なりとザ・バトルスターズや合体大作戦について触れられていたのは有り難かった。惜しむらくは、一部誤植がある点であろうか。企画・編集は五十嵐浩司氏(タルカス)による。 |
ケイブンシャの大百科別冊 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ メタルス大百科 |
ケイブンシャ | ¥820 | 2000年2月発行 |
ビーストウォーズメタルス中期に発売された書籍。CG画像と玩具写真を駆使してビースト戦士達を紹介。玩具のみのビースト戦士も掲載されている。注目は、玩具を使った歴代コンポイとメガトロンの紹介である。モノクロページでは各戦士の身長・体重の設定と共にテックスペックのメーターも掲載。G1シリーズとの関係も、昔の画像を交えて解説されている。メタルス最終話までの各話のあらすじと、ビーストウォーズ第一シーズンを含む全放映リストも収録。アフレコレポートや出演声優へのアンケートは、他の書籍ではなされなかったもので貴重である。編集・構成は五十嵐浩司氏(TARKUS)等による。 |
ビーストウォーズ・ユニバース | ソニー・マカジンズ | ¥1900 | 2000年3月発行 |
ビーストウォーズメタルス放送末期に発売された、ビーストウォーズ原語版について詳細に解説した究極のBW関連書籍。見紛う事なき最重要文献で、まさにTFファン必携の書であると言える。基本設定から裏設定まで網羅されており、キャラクターの詳細な解説やエピソードガイド、用語集を収録。この本があればBWのLD・DVDを2倍楽しむ事が可能である。海外版全玩具のテックスペックも収録されており、玩具版の世界も解説されている。海外版放映リストや、海外版のスタッフインタビューなど、重要情報が満載である。プロデュースはイオンで企画・構成・編集は石川裕人氏、執筆は市川裕文氏等による。 |
トランスフォーマー・ジェネレーション | ケイブンシャ | ¥2480 | 2001年7月発行 |
フィギュア王に連載されていた「トランスフォーマー・ジェネレーション」をまとめた書籍。TF第1作からG2まで詳細に解説した、もう一つの究極のTF関連書籍である。TFファンなら必携の書である事は間違い無い。フィギュア王連載分+αとの内容で、海外版も含む玩具の写真とデータを完全網羅。その情報量は圧巻の一言である。それに加えてスタジオOXのイラストやアニメの設定画、更にマーベルコミック版のストーリー紹介等が収録されている。もう一つの最重要文献「ビーストウォーズ・ユニバース」と組み合わせれば、取り合えず殆どのTFの情報はカバーできると思われる。海外コミック版の情報が充実しているのが非常に嬉しい。スタジオOXの図版は、かの「ギルトール」のイラストも収録されている。巻末の玩具リストは値段まで記載されている上、ビーストフォーマーまでも網羅されている。企画はTARKUS、構成は五十嵐浩司氏が担当。 注:出版社が倒産したため、流通在庫が無くなった時点で絶版となってしまいます。まだ購入してない方には早急なる購入をお薦めする次第です。 |