さて、プレステ2も発売されましたが、皆さん今まで使っていたプレステはどうしておられるのでしょう?
プレステはライバル機であったサターンに比べて壊れやすいというもっぱらの評判で、おかしくなったプレステの代替という事もあってプレステ2を購入なさった人も多いかもしれませんね。従来のプレステは電源部がピックアップの側にあり、熱の影響で読取性能が劣化するそうです。(最近のモデルはピックアップが反対側に移動しましたが)初期モデルとか使用している方のなかには、全く起動しなくなったものがあるのではないでしょうか?
私の友人にも初めに買ったプレステの調子が悪くなってしまい、2台目のプレステを買った人がいます。修理となると、これはこれでソニーから結構な金額を取られるんですよねぇ。(^^;)
代替機を買った後は壊れたプレステは廃棄という事になるのでしょうが、ちょっと待って!
私の知り合いから聞いた話ですが、以下の手順で不具合を解消でき、復活出きる可能性があります。。
蘇生術とは、要するに可変抵抗をいじるんです。
1.PSを裏返してネジをすべて外します。
2.表を向けてカバーを外します。
3.初期型の場合は金属シールドで囲われた基盤が見えますが、右手前の方に基盤が直接見える窓が空いていると思います。(CDモーターのケーブルが生えてるとこ)そのなかに2つの可変抵抗が見えますので、その下(手前)の方の可変抵抗を心持ち(1/8回転くらい)右に回して下さい。
これだけです。カバーを開けた状態でも、CDをセットして右奥のボタン(蓋から突起が出て、それが当たる部分)を押すことでゲームは起動しますので、試しながら調整して見てください。
工具はプラスチック製の精密ドライバーで行うのが理想的ですが、金属製でも静電気を抜いてやればOKでしょう。あまり気を遣わなくても大丈夫なようです。
ただ、プレステは型番によって中身の構成が結構違うので、お持ちのプレステでは上記の方法が通用しないかもしれません。
もしそうでも安心してください。他の可変抵抗をいじれば良いのです。
ピックアップの基部から出ているコードの根元にも、可変抵抗らしきものがあります。
これは全てのプレステに存在すると思われ、ここをいじくる事によっても復活します。円の一部が欠けたダイエーのマークの様な形をしているのですが、欠けている部分が左下にくる様にすると蘇生する可能性が高いそうです。
ここの部分は、エイっとばかりに指で回して調整してしまっても問題無いと思われます。(実際にそれで問題ありませんでした。)
さらにそれでも上手くいかなくても、まだ手はあります。
前方から見て左に位置する初めから剥き出しになっている基板上に、白いプラスチックの可変抵抗があります。
これを具合を見ながら調整してください。
ただ、これは型番によって位置がバラバラなんですよ。
また、現在発売されている新型のプレステには残念ながら存在しなかったです。
それでもいまいちなら、ピックアップが移動する部分を分解します。可動部にはグリースが塗られていますが、汚れていたり、寄っていたりしています。綺麗に拭き取って、新しいグリース(低温でも硬くならないタミヤ
セラミックグリスがお薦め)を塗布してください。
この可変抵抗を緒製するという方法を教えてくれた知り合いは、この作業で全く動作しなかった初期型PSを蘇らせ、しかもその機械はより後に買ったPSより安定動作しているとの事です。
さらに、別の知り合いからはこの白い可変抵抗の調整でも復活するとの報告を受けました。
これらの蘇生術を他の知り合いに教えて試しに私自身が調整してみたところ、死んでいたプレステが見事に蘇りました。
調子のおかしくなったプレステ廃棄する前に、これらの一度方法を試してみる事をお薦めする次第です。
これらの蘇生術はあくまで自己責任の範囲で行ってくださいね。失敗しても、もちろん当方は一切関知しません。(^_^;