博多リバレインは、博多川端地区の活性化をはかるため1999年3月6日にオープンした。かっては、商都博多といわれた川端地区も、天神地区の急速な発展の前に衰退の道を歩まざるをえなくなっていた。
3年前のキャナルシティの開業、そして今年のリバレインの開業と川端地区にとっては、巻き返しの条件が揃ってきた。福岡の中心街も、天神、キャナル、リバレインを軸にして発展していくのであろうか?
ちょうどこのオープンの日に、お隣のビルで眼科の講習会があったので出かけていき、運良く?初日にリバレインに行くことができた。記念すべき一日であった。5階のアトリウムガーデンは、明るい広々としたガーデンに木々の香りが漂って心地よい。ここのテラスでのビールもなかなかの居心地であった。
東洋の芸術を集めたアジア美術館、歌舞伎の見られる博多座、カジュアルから高級までグレードのあるレストラン街、外国のブランド品を集めたショッピング店が並んでいる。ホテルオークラ、西日本銀行も相次いでオープンした。
多額の債務を抱える福岡市にとって吉と出るのか凶と出るのか興味はつきないが、九州の都市の中で、また1極集中の吸引力は増したような気もする。