Macと私その7
インターネットを始めて2年半、ホームページを起ちあげて1年半あまりになるとあちこちから問い合わせが来るようになります。今月のファルマシア-アップジョンという医療関係の会社が出版しているSCOPEという雑誌の、動きだしたアイデアという特集に私のインターネットの記事が掲載されました。この雑誌は全国の病院と医院に配られるそうですので少し知名度がアップしそうです。以下はその全文です。
ホームページに心を込める
患者さんや一般の人達に、的確な医療情報を素早く提供するために、全国の医療機関で、ホームページづくりが盛んに行われるようになってきた。15年前からパソコンが趣味で、インターネットもよく利用していた前田邦彦院長は、昨年1月、ホームページを立ち上げた。
スタッフや院内設備の紹介、白内障手術の現状、コンタクトレンズの説明などの眼科関連の医療情報もあるが、ホームページのほとんどの部分は、いままで接した患者さんとの思い出話、『対馬の想いで』『Macと私』といった先生自身のエッセイで占められている。
「2年前開院したばかりで、地域での知名度が低かったので、最初は宣伝のつもりで、医院の紹介を中心にしたホームページをつくろうと計画しました。それだけではおもしろくないので、親しみやすい内容を付け加えることにしました。ページの感想や質問を自由に書き込めるようにし、寄せられた質問にはすぐ返信しました。また、一度読んだものは誰も見ないので、多少手間がかかるのですが10日ごとに内容の更新をしています。」と、前田先生は読んでもらえるホームページをつくる努力をしてきた。
その成果があってアクセス数は月1,000件を超え、質問の数も徐々に増えてきた。質問の中から、眼科領域に関する内容を疾患ごとに分類し、Q&Aのページをつくった。このページを見た息子にすすめられて来院し、白内障の手術を受けた患者さんもいる。(http://www.asahi-net.or.jp/~mj9k-med/)