時間の記憶・プロジェクト
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スカイ・プロジェクト サムター(Sumter)
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インスタレーション スカイプロジェクト ミクストメディア 銅版(直径450mm 厚さ1mm、 12枚) 2003年9月27日−10月1日 サムター郡裁判所 前 (サウスカロライナ) アメリカ合衆国 2003年 ・ View of the
installation "Sky Project in Sumter" Media: Mixed media installation
with copper plates.
This installation is on the front lawn of Sumter County Courthouse. |
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私は、12枚の銅のディスクをサムター市の地面の上に設置しました。 鏡のように磨かれた銅板は、 空、変化する雲、天体の運行、木々や周囲の建物などを映し出すでしょう。 また、時折、その場を訪れた人や鳥や動物を映し出すでしょう。 時間が経過すると共に、銅のディスクは水や空気中の成分により酸化し始め、 今まで鮮明に映し出していたイメージが、徐々に曇ったように、 まるで印象派の絵画のように、映し出されるでしょう。 |
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2003年 7月1日 山崎由美子
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左上、右上共:インスタレーションビュー
Photo by Booth Chilcutt |
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「スカイ・プロジェクト」は、地面の上に特定の選ばれた場所に取り付けられた反射性の銅板によるインスタレーションです。 |
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ディテール: 設置直後、銅板設置直銅板は空を映し出す。 |
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ディテール: 時間の経過と共に変化した銅板の表面。(2週間後)
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また、時間と共に変化する銅板の様子をサムターの住人、Booth Chilcutt さんが撮影しました。その写真からは、彼独自の視点でその様子が捉えられています。 | ||
この銅板設置にあたり、サンターに住んでいる人々(4人)が、個々の銅板の具体的な設置ポイントを選びました。 | ||
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アクセシビリティー2003-外部から内へ 2003年9月27日−2003年11月1日 スムター サウスカロライナ アメリカ合衆国 山崎由美子による「スカイ・プロジェクト」 山崎由美子はスムターのインスタレーションアニュアル、アクセシビリティーに参加するために、この展覧会のキュレーター、ジェーン・イングラム・アレンによって選ばれました。テーマであるアクセシビリティー展は、開催都市、スムター(サウスカロライナ)の文化、歴史および環境に関係のある特有のインスタレーション・アートが特徴です。アレンはそのテーマ「外部から中へ」に応じた提案をよびかけ、個々の芸術家の目を通して見るスムターの解釈を示しました。 Yumikoの提案「空プロジェクト」は概念深く、繊細でした。「空プロジェクト」は、12枚の光る反射する銅のディスクによるインスタレーション作品で、スムターの大通りに面する郡裁判所の芝生の地面の上に置かれました。山崎が選択した位置はスムターの地理的な中心にあり、さらに、私たちの地方自治体の中心および私たちのコミュニティーの「中心」です。 銅のディスクの表面は、空のイメージを、木、鳥、市民、また角度によって、裁判所やダウンタウンの建物をも映し出しました。また、ディスクの裏面は露出した土との直接の接触で、サウスカロライナの中央、スムター周辺の特有の土の成分によって時間の経過とともに腐食されはじめました。山崎の作品は時間に基づいたリアルタイムの構成要素を持っていました。 私はプロジェクト共同ディレクターとして、個々の芸術家と大切な時を過ごす機会と、山崎由美子そして彼女のインスタレーション作品「スカイ・プロジェクト」と一緒に仕事をする特別の光栄な機会をもちました。彼女は素晴らしいいわゆる「大使」でした。彼女は常にプロジェクトについて説明し、彼女の文化および伝統を私とそして彼女がスムター滞在中に出会った人々と共に分かち合いました。私たちはすべて彼女の知性および芸術的未来像に非常に感動しました。私は彼女を友達と呼ぶことを光栄に思います。 ブース キルカット サウスカロライナ州スムター市文化部ディレクター |
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