4日目  麗江近郊




4日目。この朝は、あのアメリカで起きたテロの翌朝。でも前夜はテレビを見ないで寝たので知る由もなく。雨季にしてはいい天気になった朝の風景を撮っていました。

泊まったホテルのテラスから玉龍雪山が見えますが、頂きに雲がかかって全体は見えませんでした。



ホテルを出てしばらくはいい道です。この片側三車線の道には「香格里拉大道(シャングリラロード)」という名前がついています。じつは、道沿いにいまや中国国内では数体しか残っていない毛沢東像があったんですけど、撮りそこないました。別に悔しいってほどじゃないんだけど、カシュガルは撮ってあるだけにちょっと残念(汗)




麗江市街地を抜けると道は細くなり、いわゆる中国の一般道です。このあたりでは17キロも直線が続いています。






玉龍雪山のロープウェイは、従来の3200メートルの雲杉坪行きのほか、数年前にできた4500メートル行きがあります。4000を超えると高山病の危険がさらに増すので、日本のまともなパックツアーでは今のところ雲杉坪にしか行きません。今回はパックツアーではないので4500メートル組も作られ、高いほうに参加することにしました。いつか行きたいチベットの予行演習もかねて(笑)


途中、甘海子(ここで3000メートルくらい)で二手に別れ、4500メートル組は専用バスに乗り換えてロープウェイの駅に向かいます。山麓駅には3356メートルの碑があります。防寒着の持ち合わせがない人は借りることが出来ます。空気缶も買えますが、容量少ないな〜。空気枕のほうがかさばるけど使いでがあります。



ロープウェイのゴンドラはこんな感じです。6人乗りで、ドイツ製なのだそうです。


上の駅を降りると4506メートルの表示が。ここから先は自己責任、倒れても文句は言えません。ツアーになかなか組み込まれないのはそのせいなのでしょうね。
でもほんとに空気が薄い感じ。なんていうのかな、たしかに酸素が足りない感触があるんですよね。


麗江から見えていた雲は晴れず、ガスがかかっていました。でもこの日はそんなに寒くありませんでした。

そして、時々広がる晴れ間から除く深青の空。左の写真の色そのままのすばらしい青空というか紺空です。カシュガルのときも感動でしたけど、日本ではまず見られないこの色に再び感動です。

それから、玉龍雪山には万年雪があり間近に見られます。



駅を出ると桟道があり、4680メートル地点まで行けるそうです。当然てくてく歩いていくわけですが、個人差にもよるでしょうけどしんどいです。休みながらゆっくり登りましたが、左の4571の看板から少し登ったところでやめる事にしました。登れないことはなかったけど、降りる余力をなくして迷惑をかけてはいけないので。



ちなみに、4570付近で気圧は600を切ってます。地上の平均が1013ですから、4割薄いってことですね。これは息切れするはずですね(汗)



もっと上まで登った人を待っている間にじっくりマンウォッチング。日本人は1人も見当たらないけど、欧米人はちらほら、イタリアからきた女性もいました。一番多くてしかも元気だったのはやはり中国系の人達。桟道からササッと駆け上って記念撮影してるんだもんな(笑)







山を降りて昼食をとってから、麗江方面へ戻ります。時々見かける人をクラクションで蹴散らしながら車は走りますが、さすがに動物にはきかないので通り過ぎるのを待ちます。動物優先(笑)


当初は白沙に寄る予定でしたが取りやめ。なんでも白沙は悪質な物売りが増えて環境が悪化しているのだとか。買い物をしないと道を通さなかったり、ガイドが殴られる事件があるとかで我々のガイドさんもできれは行きたくない場所だそうです。そのかわり、まだ比較的マイナーなナシ族の村に案内してもらえることになりました。



やってきたのは束河村。2200年の歴史をもつ100%ナシ族の村です。左上の写真の橋は800年前のものだとか。ナシ族建築の民家が建ち並び、川や水路も綺麗でとてもいい感じです。日本語の看板もすでに出来ていたのでそれなりに観光客も来ているようですが、我々が行ったときは日本人以外の観光客もほとんどいないし、しつこく売り込んでくる物売りもいないし、いい時間を過ごすことが出来ました。




ガイドさんの知っている一軒で一休み。リンゴとヒマワリとカリントウ、それからカイドウをいただきました。





麗江市街地に戻って再び古城を散策。玉龍雪山は相変わらず見え隠れでした。翌日朝には一瞬綺麗に晴れたらしいのですが、見逃してしまった……。
いつかリベンジのつもりです。

それから新聞を購入。中国の出入国に問題はないとの当局発表は出ていましたが、やはり心配でテロの記事を読みました。「美国世界貿易中心、世紀襲撃」の文字が大きく出ていました。