2日目  大理近郊




2日目、この日も雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でしたが、肝心なときには小止みになったりしてこの時期にしては恵まれていたほうだと思います。


ということで、出発前にまず撮影タイム。昨晩と同じ現地ガイドの仲さんを撮らせていただきました。衣装の解説は別のコーナーで。


最初に向かったのは沙平という場所のバザールです。有名なバザールで、各社のツアーコースにもなっています。日本人だけじゃなく西洋人の姿も見かけました。
ちなみにここのバザールは白族がほとんどなので、よく旅行パンフで書いてる「様々な民族が集い……」ってのは嘘です、ご注意を。


日用雑貨や食料品の屋台が並んでますけど、ついつい食べ物やに目がいく自分(汗) 米の麺に載せる具材がうまそうだったな〜(上左)。上の右は大理のそばにある湖のジ海(「ジ」は、さんずい+耳)で取れる水草です。昼食に出てきました。

そして、ひときわ甲高い悲鳴が聞こえたと思ったら、買われていく子豚ちゃんたち。なんだか可哀想なような、でもおかしい風景(笑)





続いて、白族の村の周城へ。
家内工場で作る藍染の見学です。製造工程を聞いて、そのまま展示即売会。説明より販売に熱が入る白族のお姉さん(?)でしたけど、物は確かでしょうからよしとしましょう(笑)



でもやっぱり物よりも食い気。っていうか、出してくれた藍茶がちょっと不思議な味で美味しかったです。色もほんのりと淡い藍色で綺麗です。藍染よりこれのほうが欲しかったけど、たぶん自家製で売り物ではないようです。残念。


訪ねた家は観光客向けに2階を販売所に改造してありましたが、藍染作りはそれ以前から続けているようで、左のような見事な刺繍は「おばあさんのデザイン」と話していました。それぞれの家に伝わる文様の一つなのでしょう。それにしても、写真では分かりにくいですけど細かくびっしり刺繍されていて、いい仕事って感じです。

昼食には、大理名物の砂鍋がでました(下左)。野菜やハム、ジ海で取れた魚が入っています。塩味がきいていて美味しかったです。下右はバザールで売っていた水草の料理です。スープになっていて、とろみがあってこちらもまた美味しかったです。ちょうどジュンサイのとろみみたいな感じです。








午後はまず喜州へ。
こちらも白族の村で、周城よりは大きな街になっています。古い家並みが残っています。


この喜州に住んでいた富豪の厳家の住まいが公開されています。「三方一照壁」といい、中庭の北側が白壁で明るくなっています。他にも、四方とも回廊になってその中庭の四つ角に小さな庭が繋がっている「四合五天井」という様式もあります。
回廊は歩けるんですけど、中庭に面した窓がすべて開けてあって左の写真のようになっていました。なんとなくこういう雰囲気が好きなんだよね〜。


厳家は大きくて、その庭の一つで三道茶を出しています。三道茶は白族のもてなしのお茶で、左から順に、苦い茶、甘い茶、不思議な味(っていうか変な味)の茶です。それぞれ人生の苦味、甘い思い出、これからの人生という意味があるのだとか。



白族のショーもあって、歌や踊りを見せてくれます。でも、ちょっとやる気なさそうなお嬢様たちだったな〜。まあ毎日毎日同じことの繰り返しじゃしょうがないか(汗)





有名な大理三塔。内外の観光客で溢れていました。雨模様でも込んでたから、これが乾季で晴れていたらどうなることやら。
この三塔、過去に何度かあった大地震でも崩れることなく残っている、大理のシンボルです。でも小塔はちょっと傾いてます。広角レンズのせいかと最初は思ったけど、ほんとに傾いてたんですね。



敷地内の鐘楼は、香港返還を記念して建てられたもので、高さは返還の年にちなんで19.97メートルだそうです。上まで登ると大理の町も見渡せていい眺めです。





夕食の場所は大理古城の中です。
南門から入りました。南門が最初に作られたのは1382年だそうです。

大理は、764年の南詔国に始まり、元の時代にフビライに滅ぼされるまで雲南地方の中心都市でした(その後、昆明が中心になります)。

ちなみに南詔国のころは雲南には六つの国があり、唐に公認された南詔国が生き残るわけですが、六国時代の名残で今でも白族の縁起のいい数字は6なのだそうです。たとえばご祝儀は66元とか、666元とか……、666って某宗教じゃとんでもない数字だよね〜、それからダミアン(汗)



買い食いだ〜(笑)
ジャガイモの炒め物が美味しかった。まるで団子みたいに串に刺して売ってくれてます。
そして夕食。砂鍋がふたたび登場。こんどのはトマトが入ってました。やっぱりうまかったです。右は八宝飯。縁起物料理ですが、激甘で夕食にはちょっと……。でも以前は(日本もそうだけど)砂糖は貴重品だったわけですから、これもまた高級料理だったんでしょうね〜。