其の1  プロローグと北京之巻


3度目の海外は中国。前の2回同様職場の旅行。なので、あんまり自腹は切ってないという。ほんとにこんなんでいいのかなと思いつつ、でも今回は前とちょっと違うことが。行き先の企画を出して通れば、好きな所に行けるんですねこれが。当然わたくしも出しましたよ、企画を。もうずっと子供の頃からの憧れの中国企画を。上司に根回し、参加者をかき集め、無事行けることになりました。ただ、上司の方針で他の企画(あと3つ、北海道×2とセブの企画も通っていた)と合わせてJTBにお任せすることになったので、ちょっと考えていたのと違う内容になってしまいました。でも、お金を出してもらって行くんだからあまり文句は言わないです。

ということで、言い出しっぺの私がツアーリーダーで総勢11名の旅を決行したのでした。
とりあえず最初に一言、

     2度と社員旅行のツアーリーダーはしないぞ \(><@)/

つまらん愚痴はこれだけにして、旅日記の始まりです。


それにしても、海外がたかだか3回目の人間がツアーリーダーなんてやってもいいんだろうか。でも、予算がギリギリで添乗員は頼めなかったからしょうがないし、現地ガイドはいるからとにかく北京に着けばなんとかなるだろうってことでGO!

でも心配性なもんで、旅行用の中国語ガイドなんか買いこんで、入国審査で聞かれるだろう中国語を勉強してました。が、

          団体ビザを出す雪實
          審査員:とぅ
          雪實 (“とぅ”ってどんな中国語だ?これは予想外困った)
          審査員:とぅ(指を二本立てながら再び言った)

なんのことはない、事前に2枚渡されていたビザは入国用と出国用なんだけど、入国時に2枚とも出さなきゃいけないのを1枚しか出してないから、もう1枚出せってこと。英語か(^_^; アハハ…
ホテルの名前も聞かれたけどやっぱり英語でした。言うより見せるのが早いから名前を文字で見せて無事通関しました。

現地ガイドさんとも無事合流、早速北京市内観光へGO!
ちなみにこのガイドさん、ペイさんといいました。「非」の下に「衣」と書くんですけど、日本語にはない漢字です。中国でも珍しい苗字なのだそうです。でも、これがあとでちょっとした笑い話になるんですが……。


右は空港から北京市内に向かう高速の料金所。なんだかいかにもな作りにちょっと感動物だったけど、他の料金所は日本みたいな味気ない建物ばかりだったから、目に付くところだけ綺麗に作ったらしい。
ちなみに、本当は帰りに撮った写真だったりします。行きはガイドさんと打合せであれこれやってるうちにシャッターチャンスを逃したもので。



まずは景山公園へ。

よくテレビで紫禁城の遠景を写すことがありますが、それはここからの映像ってことを聞いていたので、絶対に行けるようにと日程を設定していました。おかげで関空に行くために大阪の家(当時)を5時起きで出発したんですけど、いや〜、早起きした甲斐があったというもの。とてもいい眺めでした。

パノラマで撮った画像をこちらに置いてます
この景山公園は紫禁城の堀を掘ったときなどの土を盛り上げて作った人口の山なのだそうですが、けっこう標高があるんですよね。逆に紫禁城側から見上げたほうが高さを感じるかもしれません。

帰りに、東側の門を入って右手にある茶店に連れて行かれました。中国式のお茶の煎れ方を実演してくれるんですけど、ようは実演販売のお店ね(^^)
こういう観光客向けの茶店はあちこちにあるそうです。でも、少なくとも茶器の値段はぼってます。もっと安く買えます。お茶も少々高めだったけど、こっちはきっと品物に間違いはないんじゃないかな。


続いて天安門広場へ。
最初は「車窓から」の予定だったのが、時間に余裕があったので降りて歩けることになりました。
とにかく広い、ひたすら広い。南北880m、東西500mだとか。凧上げしてる人がけっこういたし、なにかと話題になる場所だけに、公安もウヨウヨいました。左の写真は、半分くらい来たところ、まだあんなに遠い……

そうそう、ぼったくりの写真屋がいるそうです。小人数の旅行では気をつけたほうがいいみたいです。地元テレビでも話題になってたとか。

ということで、とりあえず中国の初日は終わり、夕食は当然中華をいただきました。予算が予算だけに名店ではないと思いますけど、でもなかなか美味しかったです。


二日目は故宮博物館、つまりかの有名な紫禁城からスタートです。

朝早めにホテルを出て、開門前に南側の午門に到着しました。ガイドさんがチケットを買って来るのを待つ間に耳に飛び込む歌……、おいおい、なぜジュリーがここで?ガイドさんが言うには最近流行っている曲だそうです。でも、北京在住の知り合いにきいたら、そんなもん流行ってないらしい……。きっと日本人観光客向けに土産物屋かどこかが流していた客寄せの曲なんでしょうね。
午門を入ると次にあるのが太和門なんですが、それを見た日本人観光客たちがみんな言っていたのが、「ほら、ここがラストエンペラーで子供の溥儀が降りてきたところだよ」 ……

       ちっが〜う \(><@)/

ほんとうは太和門をくぐってからの太和殿の前の広場が、ラストエンペラーで誰もが目にした群集シーンの場所になります。しっかしほんとに広い。建物でかい。広場からだと太和殿を見上げる感じになっていて、これがまた皇帝を崇めさせる感じに繋がるんでしょうね。でも、溥儀が歩いていたあの階段の真中の部分は立ち入り禁止です。やはり下賎の者は歩いちゃいけないんでしょう(汗)
ちなみに、太和殿前のパノラマ画像はこちらです
で、この紫禁城、城全体が故宮博物館になっていて、建物や調度品などが保存・公開されています(非公開部分もあり)。ざっと観て回るだけで半日、じっくり見るんだったら1日かかるんじゃないでしょうか。我々は日程が厳しいのでざっと回りました(汗)

右は保和殿の玉座です。本当は太和殿の玉座のほうが見栄えがいいんですが、撮影に失敗してしまいました(涙)

城内のいたるところに龍の彫刻や調度品があるんですが、これに触ると縁起がいいとかなんとかあるみたいで、特に窓枠の龍の細工なんか錆がとれてピカピカになっているところも。なんだか似たような話は日本でも聞きますよね。
えっ、あんたはどうしたのかって?当然触ってきてます(笑)


午後からは万里の長城へ。
長城はいくつかの観光スポットがあるそうですが、我々が向かったのは一番オーソドックスな八達嶺です。

長城を自分の足で歩くというのが特に楽しみにしていたことだったので、けっこうな登り下りにヒイヒイ言いつつも楽しんでました。
でも、残念ながら今年の中国は黄砂がとてもひどかったそうで、かなり砂っぽい中での旅でした。左は長城の遠景を撮ったんですけど、やはり黄砂の影響でちょっともやがかかったみたいになってます。稜線に続く長城が分かりますでしょうか?


今回の北京は、これで終わりです。

本当はじっくり滞在してもっとあちこち観て回りたかったんですが、なにしろ社員旅行なのでいろいろ妥協しなければなくて、3都市巡りになってしまいました。天壇公園とか明十三陵とか、頤和園も行きたかった。次回におあずけがたくさんできてしまいました。でもまいっか。また来るネタが残ってるってことですもんね。

左の写真は北京2日目の夕食にて。JTBのツアーでは「天橋楽」という店に行くパターンが多いのですが、その店です。北京ダックの夕食と、それからショータイムがセットになってます。

料理のほうは、北京ダックを食べるのすら初めての私には十分美味しかったです。

ショーは、一流の劇場で観る雑技や京劇には当然かなわないでしょうけど、いろんな芸を凝縮して観る分には問題ないんじゃないでしょうか。損はないと思いますよ。仕掛けが全部見える手品以外は(笑)