9日目 西安⇒帰国




9日目、今回の旅もいよいよ最終日です。
当日の天気予報は晴れ、最高気温は23度の予想。途中の天水ではどうやら零下まで気温が下がったようなので、なんとも温度差の激しい旅でした。


西安市中心部から空港へ。
途中、渭水を渡ります。西安に入るときや西郊外の観光のときにも渡っているのですが、左は最終日に撮りました。渭水は黄河最大の支流です。だからどうってわけじゃないんだけど、やっぱりこの旅最後の渡河だからこれまたちょっと感慨に浸っていました。






飛行機は午後の便なのですが、最後に一箇所観光することになっていたので、10時過ぎには出発です。寄ったのは最近公開された陽陵、漢の景帝の陵墓です。景帝は武帝の父で、「文景之治」として知られる漢代でとてもよい治世といわれた時の皇帝の一人です。ちなみにもう一人は文帝だから文景です。
左の写真はほんとは帰りに撮りました。


陽陵の東には皇后の陵墓もあり、空港から西安に向かう高速道路沿いに二つ並んでいて目立つので、西安に行ったことのある人なら多分見ていると思います。かくいう私も去年の春に写真を撮ってました。そのときは公開時期未定と言ってたのにその秋には公開ですからね〜、中国って……(笑)
左は陽陵からです。


陽陵は今現在も発掘中です。発掘現場は撮影禁止で、警備員がかなり厳しく見張っていました。でもだいぶ整理がついたようで、陵墓本体付近の整備も始まっています。上の陽陵の写真右端には建設中の門も見えます。左は漢代の予想図で、同じように門を整備するつもりのようです。


高速道路をはさんで反対側(といってもちょっと離れてる)には陽陵博物館が出来上がっています。出土した文物を収めていて、まだピッカピカの博物館です。でも、出来上がったばかりのせいか警備も気合が入っていて、撮影も禁止です。もっとも、客が少ないから見張りでもして暇つぶししてるのかもしれないですけどね(笑)
上のパノラマ写真は、左の写真の博物館付近から撮った陽陵(左)と皇后陵(右)です。








陽陵博物館で衝撃だったのは、和服は日本固有のものではないということを知ったことです。私は和服は日本生まれの民族衣装だとばっかり思ってましたが、陽陵の出土品の中に和服姿の女性像が何対もありました。本物は撮れないので、たまたま撮った看板の写真を拡大しました(見にくくてすみません)。
Hさんいわく「呉服って言うじゃない」。たしかに呉って中国の地名ですよね。でもかなり衝撃でした。やっぱり中国は日本の老子。






そして西安空港へ。
国内線ターミナルで食事後、国際線ターミナルへ。と言っても、西安空港の国際便は数えるほど(日本直行は週2便)なので、国内線に比べると小さいです。まるでバスの待合室のような椅子が並んでいます。


免税店も左の写真の一角と入り口付近のちょっとだけ。帰るものも限られています。地元のお土産は空港に行く前にそろえておいたほうが無難です。

ということで、今回の旅も終わりです。旅行会社のツアーで行くよりも密度が濃かったし、バスや列車のハプニングもまたいい体験になって、とても楽しいツアーでした。それに何といっても気苦労がなくてよかったです。同行メンバーの皆様は海外旅行は百戦錬磨でしかもHさんのお仲間。一番経験値の低い私でしたがご一緒させていただきとても楽しい旅になりました。この場をお借りして心かり感謝申し上げます。もちろんHさん、それから陳さんはじめ中国側のスタッフ、各史跡でいろいろ説明してくれた皆様にも心から謝謝。またお会いできることを楽しみにしています。

さて旅行記本編はこれで終わりですが、おまけコーナーも用意してますのでお楽しみに(笑)