3日目
ペシャワル⇒カイバル峠⇒タフティバイ⇒チャクダラ⇒スワート


カイバルゲート
今回の旅の最大の目的は、憧れの二つの峠へ行くこと。その一つがカイバル峠です。

前日に許可の確認をしていた部族警察のオフィスに寄って同行の警察官と合流後、峠を目指します。部族地域に入ってまもなく、有名なカイバルゲートを通りました。写真ストップです。

道中は自由に停まったり散策したりすることは許されていません。そしてこの部族地域では、パキスタンの法が幹線道路上以外には及ばないそうです。でも部族規範(パシュトゥヌワレイ)があるため、パシュトゥンのルールに従っていれば巷で言われるほどの危険はなさそうです。

私達のツアーに関して言えば、パシュトゥヌワレイの中の「客人歓待」と「復讐」が重要なのだそうです。私達は同行のパシュトゥン警察官の“客人”となることで、私達に対する攻撃=彼への攻撃となり、それは不名誉な攻撃であり、反撃あるいは復讐の対象となるのだそうです。また警察官の彼にとっては、私達を歓待することが大事なことになります。
実際、想像していたよりも彼やチェックポイントのパシュトゥン警察たちは愛想良く接してくれましたし、写真や話などに気軽に応じてくれました。おそらくせいいっぱいの歓待をしてくれたのだと思います。観光で行くのと実際に住むのとではまったく違うとは思いますが、少なくともツアーでルールを守って行く限りにおいては問題なく楽しめる旅です。

カイバルエリア途中で、写真と青空トイレタイム(左)。よく写真で見る場所ですがまだ峠ではありませんでした。パキスタン側から登ってくる九十九折の道が見えます。たくさんのトラックが行きかっていました。

そしてカイバル峠(下左)。観光客が来られるのはここまででした。山肌に数字が書いてあり、それを結んだのが“国境”のデュアランドラインです(下右)。ほんの10キロ弱も行けばアフガニスタン、いつか行ってみたいです。夢をかなえて、また夢ができました。
カイバル峠カイバル峠



タフティバイ



ペシャワルに戻って昼食をとってから、スワートへと移動です。途中で、タフティ・バイへ寄りました。

タフティバイタフティバイ
タフティバイタフティ・バイは1世紀〜7世紀の僧院址で、もちろんガンダーラ遺跡の一つです。山肌に建設されていて、僧院や塔院、住居などが立ち並んでいます。まだ発掘の途中なのだそうで、発掘品はペシャワルやラホールの博物館に展示されていました。ちなみに上左の仏像は観光客向けのレプリカです(笑)

塔院のドーム(上右)や、禅堂(左)は蝙蝠ちゃんの巣になっていました。
タフティバイ

裏山をがんばって登ると、僧院、塔院、禅堂など主要施設や、麓に広がる景色を一望できます。



チャクダラ


タフティ・バイからマラカンド峠を越えてスワートに向かう途中、チャクダラのPTDC(Pakistan Tourism Development Corporation)で休憩。
裏のスワート川から見える夕陽が綺麗でした。