ハ〜パロ


ハはとても感じがよかったです。
なんだか、子供のころに初めて外国人を見た時と逆の感覚がある素朴な土地で、ああすごい見られてるって感じです。いぶかしげに見られてるのが、目があってどちらともなく「クズザンポ」と一言かわすと途端に笑顔がこぼれる。ああ、いいなあこの感じ。ティンプーよりも朝の散歩が楽しかったです。
また来るぞっと(笑)





ハからパロへ向かいます。高度を上げ始めて間もなく、インド軍駐屯地にあるハ・ゾンが見えます。ハの人の中には「うちにはゾンがない」と嘆く人もいるそうです。いつか自由に出入りできるようになりますように。




チェレ・ラに到着。
実際の標高は標識よりも低いようですが、それでも3800メートル位になるはずです。今回の最高地点はここです。ちょっと空気が薄いですが、この時にはもうかなり慣れています。




残念ながら天気は霧。
晴れていればとても山が綺麗なはずなのですが、今回もジョモラリを拝むことは叶いませんでした。




チェレ・ラを越えて少し下ると、ケラ・ラカンの入口です。




森を抜けていきます。
だいぶ慣れたとはいえ、富士山頂くらいの標高の所を1時間近く登って行くのでやっぱり息切れします。




森をぬけるとこんな道です。
ジュネ・ダと違って危ないところはありません。

途中で休みながら上を目指します。ドライバーさんが持ってきたリンゴやナシがとっても美味しかったです。




霧のむこうに建物が見えてきました。もうすぐです。




ケラ・ラカンは尼寺です。
この日は16日間続くお祈りの6日目、ニンネという会話を慎むお祈りの日だそうです。一部の尼さんを除いてみなお経以外は無言の行に励んでいました。

参拝後にしばらくお祈りを見ていましたが、ときどき印を結ぶ手の動きがとても優雅で、男性僧侶にはない華やぎがありました。



ケラ・ラカンから車に戻り、パロへ向かいます。途中のボンデ村に近くなると崖に見えるのが、ゾンダカ・ゴンパです。



ここもまた登らないといけません。今回はほんとよく登り下りしました。けっこう食べていたのにほとんど体重が変わらなかったのは、よく運動したからでしょうねえ(笑)



ゾンダカはこの日は管理人さん不在でしたが、留守番のおばあちゃんがお堂を一つだけ開けてくれました。なんでも泥棒がとても多くていろんなものが盗まれるので、用心しているとか。開けてくれたお堂も特殊な二重鍵でした。
私のことも最初は警戒していたようですが、ちゃんと参拝してお香をあげてきたので、安心してくださったようです。帰り際にお祈りの済んだリンゴを分けてくれました。山登りで疲れたところに果物は最高、美味!




ゾンダカからパロ方面。
この写真では縮小しているので分かりませんが、この後行くダショー西岡メモリアルチョルテンも見えています。




ゾンダカから下りて、今日は外でご飯です。




盛るとこんな感じ。
美味しい(笑)
西岡チョルテンは3回目の訪問です。
残念ながら旦那さんとお孫さんは留守で、おばあちゃんだけしかいらっしゃいませんでした。去年の写真を届けて、今年の写真を撮らせていただきました。


最初に行った時に旦那さんが「ダショーの写真がない」と悩んでいらっしゃったので、奥様の西岡里子さんに伝言しました。奥様から今年、写真が届いたとのお話をうかがったので楽しみにして行ったのですが……。

ダショーの写真がない!!

なんでも盗まれてしまったとか。ああ、残念。
パロ、特にボンデではいまでもダショーを敬愛する方がいらっしゃるようなので、持って行かれたのかもしれません(まさか日本人が持って行ったということはないと信じたいのですが)。そこで、残った小さいほうの写真は家の中にしまっているのだそうです。見せていただきました。ダショーの赤いカムニをつけた西岡さんでした。


続いて、聖地のひとつダ・カルポへ。

ラフロードを登って行くとすぐ近くまで近づけるとのことで、車は山の中へ。これがまたすごい道で、ドライバーさんいわく「マッサージロード」(笑)
ほんとに揺れるのでとても写真なんか撮れませんでした。近くまで行って、そこから歩いて10分ほどでダ・カルポ到着です。




ここは、グル・リンポチェが岩を動かした伝説のある場所で、お堂の中にはその岩が伝えられています。とても小さなお堂でしたが、いい雰囲気でした。ここまでの無事の感謝と最後までの無事をお祈りしてきました。そして、できればサッカーもよろしくと(笑)

ほんとうはお堂のほかにも見所があるのですが、谷のむこうから雨が迫ってきたので急いで車へ戻りました。それでも降り出してしまい、さっきのマッサージロードが今度はまるでアイスバーンのように滑る泥道になってしまいました。慎重に慎重に。ずるずる滑りながらも無事にふもとにおりることができました。

ドライバーさんにはハードな道ばかりで気の毒だなと思っていましたが、ダ・カルポに行くのは彼も初めてらしく、「Good、Good!!」と連発していました。喜んでくれてよかったです。

そして、パロ空港へ。
まだ帰国ではありません、サッカーです!!
パロ国際空港カップでガイドさんのチームが勝ち進み、警察チームとの決勝戦にコマを進めたのでした。私も調子に乗ってちょっとだけスポンサーしました(笑)

さすがに警察チームは強い。パワーでも連携でも格上です。それでもなんとかくらいついてわがチームも頑張ってます。
途中でカトマンズからの飛行機がやってきて着陸する間は休憩でした。いいなあ、のどかで(笑)

試合は一進一退。後半になんとか同点にしたもののすぐに失点して1−2のままロスタイムへ。これはもうだめかと思ったその時になんとゴール!!
PK戦へもつれこんだ試合はナイスセーブ連発で3−1!
優勝!!!
みんなベンチからフィールドになだれ込んで大喜びでした。

夕闇せまるパロ空港サッカー場で表彰式。
パロ・ゾンの偉いお坊さんから祝福とトロフィーを授与です。




記念撮影。
私のガイドさんもどこかに写っています。なんだか誇らしげに(笑)

夜は、泊っているホテルで祝勝会でした。せっかくなので少し仲間に入れてもらいました。ダンスミュージックにはインド映画の曲もあったので「お、これ知ってるぞ」と言ったら日本人のくせによく知ってるなとこれまた盛り上がり、大騒ぎな夜になりました(笑)

みんなが帰って落ち着いたところで、夜景撮影。パロ・ゾンの周りにずいぶん明かりが増えてます。もう10年もしたら首都と変わらなくなるんだろうか。観光客の勝手な言い分ですが、このまま止まって欲しい気がします。