おまけ
泊まったところ


泊まったところの紹介です。
ブータンでは旅行代金(2006年現在ハイシーズンの一人旅で1日240ドル)に宿代も含まれているので、よほどの贅沢をしない限り追加料金なしで泊まれます。極端なことを言えば、民宿にしても野宿にしても値段は変わりません。目的をどこに置くかで泊まり方を選べるのは嬉しいのですが、なにしろ情報が少ないので迷いに迷いました。本やネットで何とか調べて決めた基準は次のようなものでした。

  今回は民宿にしないでゲストハウスを探す
  眺めのいいところ
  街から多少離れても静かなところ
  可能であればインターネット設備があること
  上記以外の築年数や設備の良し悪しは問わない

ということでティンプー以外は宿指定でエージェントに依頼しました。申し込みが早めだったおかげか部屋番号指定もしたパロも含めて希望通りのところが取れました。


各種ガイドブックにも書いてあるように、日本のホテルと比べると設備面で落ちるのは確かです。しかし基本的にお湯は出ますし、アメニティーは持っていけばいいだけのこと。湯沸しがないことも多いようですが、携帯用のミニクッキングヒーターを持っていったのでまったく問題ありませんでした。ちなみにこのヒーター、コップ一杯なら数分で沸いてしまうので侮れないパワーです。空焚きするとすぐに壊れるそうですが、かさばらないので便利です。


防寒対策は必要かもしれません。薪ストーブは慣れていないと喉を痛めるそうなので、冬場は寝るときに寒い思いをしないように着込めるようにしたほうがいいと思いました。

また、野犬が非常に多い国なので夜は吠える声がうるさいかもしれません。特に町なかに泊まるときは一晩中悩まされる可能性があるので耳栓必須だと思います。

食事はたいていツーリスト向けのものなので、地元料理を期待するとつまらないと思います。



ウォンディポダンでは「ドラゴン・ネスト・リゾート」に泊まりました。数部屋単位のコテージ形式で、目の前を川が流れています。近くにウォンディ・ポダン・ゾンがあり、私の部屋からは陰になって見えませんでしたが部屋によってはゾンが綺麗に見えると思います。レストランからのゾンビューも綺麗でした。
ウォンディポダンの検問所まで歩いて15分くらいなので、景色を眺めながらゾンの対岸までの散歩を楽しむこともできます。

部屋の飾りはブータン風でかわいい感じです。水が大きなペットボトルで一本ついていました。
ただし川沿いのせいか蚊が多そうです。私の部屋は窓をあまり開けないようにしたのとカトリス持参だったので大丈夫でしたが、ガイドさんの部屋は暑いのと蚊で悩まされたそうです。


フロントにインターネットルームがあって有料のパソコンが1台あります。ただし、ダイヤルアップ回線なのでADSLや光に慣れた方には遅くて大変 かもしれません。自分としては遅さとモデムの音でなんだか10年以上前のパソコン通信時代を思い出し、ちょっと懐かしかったりしましたが(笑)

ドラゴン・ネスト・リゾート(ウォンディポダン)
  コテージ形式
  内線電話あり
  アメニティは石鹸のみ
  お湯の出問題なし
  水あり(湯沸しレンタル可)
  インターネットルームあり(ダイヤルアップ、15分40Nu、追加1分2Nu)



ジャカルで泊まったのは、ミーファム・ゲストハウスです。

お寺の経営で、収入をお坊さん達の生活にあてているそうです。まだできて数年で、管理も丁寧にされているのか綺麗でさっぱりした印象でした。フロント業務をしているのはお坊さんではありませんでしたが、パリッとした青年で好印象でした。 食堂の壁にはお寺らしく吉祥紋がたくさん描かれていてかわいい感じです(左下)。

ジャカルのメインストリートからはだいぶ離れるので街歩きには少し不便ですが、徒歩なら近道を使えば20分もあれば行けそうです。逆に中心から離れるので犬や人の声がせず、夜は静かに休めるメリットがあると思います。

部屋の設備は、テレビや電話はなく暖房は薪ストーブと最低限ですが、お湯は出ますし壁も木で柔らかい印象なので私は気に入りました(下2枚)。

眺めはよかったです。谷を挟んで向かいの山にジャカル・ゾンが見え左手の平地にジャカルのメインストリートが見えます。朝日が昇るととても綺麗です。

夜遊び派でなければオススメできるゲストハウスかと思います。

ミーファム・ゲストハウス(ジャカル)
  内線電話なし
  アメニティは石鹸のみ
  お湯の出問題なし
  水なし
  湯沸しなし
  テレビなし




トンサでは、トンサ・ゾンの眺めを期待してヤンキル・リゾートを選びました。

期待通り、トンサ・ゾンと谷を挟んで向かい合うのですばらしい眺めでした。逆にトンサ・ゾンからもしっかり見えます(左)。

部屋は2〜4部屋ごとのコテージ(左)で、バルコニーに椅子があって眺めを楽しめます(下)。おそらく全室トンサ・ゾンビューだと思います。泊まった日はゾン のライトアップが無かったですが、もしやっていれば谷の向こうにゾンが浮かび上がって綺麗なんでしょうね、残念。それでもこの日は夜も比較的よく晴れたの で、降るような星が綺麗でした(雲が流れて星景写真には駄目な夜でしたが)。

オーナーがチベット系だそうで、夕食の1品目はモモでイズィがつきましたが、それ以外は客層を意識してか欧米人ツーリスト向けの食事でつまらなかったです。

部屋の設備は、テレビと電話はありません。バスルームが無駄に広くて冬は寒そうです。
フロント横にビジネスセンターがあってインターネットができます(3Nu/min)。ウォンディポダンのドラゴン・ネストよりは早いですが、せいぜいISDNレベルの速度なので日本の一般的なネット環境に比べれば数十分の一の遅さですから覚悟がいります。でもメールチェックくらいなら支障はあり ません。

トンサのメインストリートからはだいぶ離れます。歩くと20分以上かかりそうです。そのかわり犬や人の声はないのでとても静かです。買い物や喧騒よりも静かな眺め優先の方におすすめです。


それから、トンサに限らずどこでもそうでしたが、部屋にはろうそくが置いてあります。停電が多いのでその対策です。トンサでは燭台がちょっとゴージャスでした。

でも火をつけるのに手間取るので懐中電灯は必須だと思います。今回もトンサの夜に活躍してくれました。

ヤンキル・リゾート(トンサ)

  内線電話なし
  アメニティは石鹸、シャンプー
  お湯の出問題なし
  水サービスなし
  湯沸しなし
  テレビなし
  暖房はオイルヒーター







ティンプーの宿はエージェントにお任せしました。よしあしが分からなかったのと、他のところのホテル選びでいいかげんくたびれたのでもういいやと投げやりに(笑)

泊まったのはドラゴン・ルーツでした。かなり新しくエレベーターも設置されたブータンでは最上ランクのホテルのようです。日本人がよく泊まるようですね。

さすがに首都のホテルだけあって、地方のゲストハウスに比べると設備や清潔さは上だと思います。でも今回泊まったところはどこもさっぱ りしていて綺麗だったので不満はないです。むしろ、ここドラゴン・ルーツがブータンらしさがなさすぎてつまらなかったくらいです。
でも、湯沸しと水があるのは嬉しかったです。半分はお茶を飲むのに使って、半分は念のため湯冷ましにして次の日に持って行きました。

夕食は外に出たので分かりませんが、朝食は完全にツーリスト向けでブータンのブの字も感じられません。朝はしょうがないですけど夜は外で食べたほうが楽しいかもしれません。

それから、悪名高い夜の野犬。首都だけあって犬や人の騒ぐ声はうるさかったです。耳栓持参だったので、ティンプーの夜だけは使いました。

テレビは海外向けのNHKが映ります。ちょうどタイでクーデターがあった日で、情報収集のためにずっとつけていました。でもNHKからはほとんど 情報が取れず、CNNばっかり見てました。緊張感の少ないクーデターだったようなのでしょうがないんでしょうけど、最初はさすがに心配しました。もっと も、心配半分、残り半分は「これでブータンに足止めになると嬉しいかも」でした(笑)

ドラゴン・ルーツ(ティンプー)
  内線電話あり
  アメニティは石鹸、シャンプー
  お湯の出問題なし
  水サービスあり
  湯沸しあり
  テレビあり(NHKも入る)




パロも眺め優先で探しました。元パロペンロップの居城を改装したというガンテパレスが気になったので選びました。某ガイドブックで301号室がいいと書いてあったのでリクエストして取れました。左の写真で突き出して見える3階の右端の部屋です。

部屋に入った瞬間、「うっわ、ひろっ!」。普段泊まったことのない広さに面食らいました。
7メートル四方はあるんじゃないでしょうか、狭い我が家の1階と2階をあわせたくらいありそうです。テーブルやソファはおろか、鏡台までありました。豪華ホテルに泊まったことがないのでなんだかむずむずして居心地が気持ちわるいです(笑)
暖房はオイルヒーターしかなかったので、冬は寒そうです。それとも追加でなにか入るのかな。その他の設備は最低限のものしかありませんが、お湯もちゃんと出ますし石鹸やシャンプーもありました。

期待通り、パロ・ゾンの眺めは最高でした。2面ある窓の一つがゾン側で、夜のライトアップもばっちり見えました。もう一つの窓からはパロのメインストリートが見えます。

ちなみにここまで豪華な部屋は2つ3つしかないはずです。 次も301号室に泊まるかですか?眺めはいいけどやっぱり自分にはもっとこじんまりした部屋のほうがいいのでやめておきます(笑)


ちなみに部屋の外はロビーのようになっていて、ここまでは誰でも入れます。窓はパロ・ゾンビューになっています。

パロのメインストリートからは少し離れますが、徒歩用の近道があるので20分もあればつきます。パロ・ゾンのたもとの橋まででも20分強だったので歩いて行けます。また、メインストリートから離れるので夜はとても静かです。

ただし、エレベーターなんかありませんので3階に泊まるときは荷物運びの根性が必要です。着いたときは宿の人が持ってあがってくれましたが、帰りはいちいち呼ぶのも面倒なので自分で持って降りました。あとタクツァンに登ったあとは階段がこたえました(笑)

ガンテパレス(パロ)

  301号室
  内線電話なし
  アメニティは石鹸、シャンプー
  お湯の出問題なし
  水サービスなし
  湯沸しなし
  テレビなし
  暖房はオイルヒーター