7日目
パロ近郊




7日目も朝食前に起床。パロ・ゾンまで散策してきました。白米と赤米が実った田んぼの間の道を30分ほどでゾンの入り口に到着です。夜の間に騒ぎ疲れたのかぐっすり寝込む犬があちこちにいました。中には塀の上で寝る犬も(笑)





食事後、タクツァン僧院へ向かいます。
標高2600メートルほどの登山口から3100メートルの僧院まで、ミニトレッキングです。ミニとはいえ初めてなので、荷物を軽くして挑みました。天気がいまひとつですが、なんとか降られずにすみました。
左は登山口への途中に車からの一枚。中央付近に芥子粒のように僧院が写ってます。



道はけっこう急でした。僧院への荷物を運ぶ馬や驢馬も大変そうです。
途中でいくつかビューポイントがあり僧院が見えます。崖にへばりつく様に建っています。よくまあこんなところに造ったもんだという感じです。



不思議なことに、ずっと一緒に歩いてくれるわんこがいました。一緒にというよりも、「なにやってんの、早くおいでよ」と言うかのように軽快に先行しては振り返ってみていました。まるでガイド犬です(笑)

日本人団体が登山口にいたので、僧院をゆっくり見学しようとガイドさんと二人で一所懸命登りました。レストハウスの休憩もパスしてもらってひたすら僧院を目指します。左は第二展望台から、あと一息です。その一息がけっこう怖かったですね。左下の写真のように急な崖に穿たれた細い道を1度降りて、さらに登って到着です(右下)。

登り始めて1時間40分。普通は2〜3時間かけてゆっくり登るそうなので、我ながらいいペースで登りきることができました。このとき僧院にいた観光客は他に2人だけでした。

中では、東から来たという別のお寺の一行がお祈りをしていました。偉いお坊さんの転生だという少年僧もいました。しばらくお祈りをしたり、安置されている像を見学したりと、団体が着くまでの1時間弱をゆっくりすることができました。




僧院の入り口にいた猫です。
なんか達観したかのような表情で近づいてもまったく動じませんでした。



さっきの展望台に戻ってガイドさんと記念撮影。日本人の友達もいるガイドさんで、サッカー日本代表のTシャツを着ていました。


帰りは別のガイド犬がふもとまで一緒に下りてくれました。






昼食後、チベットとの戦勝記念で作られたというドゥゲ・ゾンへ行きました。火災にあって焼け落ちてしまったために、いまでは廃墟になっています。


再建の話は何度か出たそうですが、いろいろあって進まないそうです。そのいろいろが何なのか……、最前線でたくさんの戦死者が出たみたいですし……、まあいわくがありそうです。怖いので追及しませんでした(汗)





ブータンでもっとも古いお寺の一つ、キチュ・ラカンで建物の見学は最後です。とても由緒のあるお寺なのだそうで、ここでもガイドさんにならってチャツァルをしてきました。
本堂の床には木の床に深く掘りこまれた足の跡がありました。毎日同じ場所で祈りを捧げるので、立つ場所に足跡がついたのだそうです。何百年の歴史を感じさせる跡でした。






夕食前にお風呂に行きました。その途中、たくさんの飛行機が離着陸をしています。臨時便を飛ばしているのかと思ったら、じつは1機だけで離着陸訓練をしているところでした。谷間の難しい空港なので、余裕があるときに練習するのだそうです。





ブータン名物の石焼風呂、ドツォです。入ったのは観光用のドツォなので綺麗に作りこまれていますが、原理はどこも一緒だそうです。石を焼き(右下)、風呂に投入(左)するとお湯になってお風呂のできあがり。なかなかいい湯加減で、山登りで疲れた足腰には嬉しかったです(笑)



最後の夜は、民家訪問で夕食をいただきました。御飯にエマ・ダツィにパク・シャパ。特にエマ・ダツィのチーズがとても美味しかったです。お母さんの自慢のチーズで近所の人にも分けるくらいの逸品なのだそうです。もちろんナチュラルチーズなので癖があるせいか食べられない日本人も多いそうですが、私は平気でした。美味しかったのでお代わりもいただいてしまいました。
食後はお茶をしながらおしゃべり。ダショー西岡の思い出とか、丈夫な子を授かるためにチミ・ラカンに行ったお話しとか、たくさんお話を聞いてあっというまの楽しい夜でした。