5日目
トンサ⇒プナカ⇒ティンプー




5日目、この日も朝はいい天気でした。こんどこそ峠で絶景かなと期待をもって出発。途中のチェヌデブジ・チョルテンは青空に白い仏塔が映えてとても綺麗でした。
ここは王族も訪れる重要なチョルテンなの一つなのだそうです。






下から見上げてどど〜んと一枚(笑)





ここにもチョルテンが。
写真の開けたところは川に挟まれて三角形になっています。両側から山が迫っているのでこのあたり一帯の空間も三角形になっています。この形は魔を呼ぶのでよくないそうで、だからチョルテンで抑えているのだとか。ブータン式とチベット式のチョルテンが見えました。






ペレ・ラ(峠)。
天気はまあまあ、でも早くも雲が……。私にしては珍しく、いまいち天気運に恵まれない旅でした。



プナカ・ゾンです。
ブータン旅行で一番よく紹介されているゾンではないでしょうか。まるで浮かぶ船のようで、今回見た7つのゾンの中では一番美しいゾンでした。
窓の装飾もとても凝っていて美しく、中庭の菩提樹も見事でした。とても丁寧に作られている感じです。それもそのはず、ここはその昔は冬の首都だったそうで、今でもティンプーのお坊さん達は冬になるとこのプナカに引っ越してくるのだそうです。なるほど重要なゾンならば手が込むのも納得ですね。

中にあった仏像もそれは見事でした。残念ながら撮影禁止なのでしっかり見てきました。
ところが、私の後に入った某E社の日本人団体の一人が無許可で撮って見つかったそうです。しかも「ラサのポタラ宮ではOKだった」と開き直ったそうです。そのツアーのガイドさんは「ここは中国ではなくブータンです」と怒ったそうです。それにポタラ宮だって内部は撮影禁止です。その人はポタラ宮では見つからなかったのか見つかってもしれっとしているのかは分かりませんが、ルールを破って見つかって開き直るような大馬鹿者がいるせいで、撮れる場所や入れる場所がどんどん制限されるのが残念です。またブータンでは無許可撮影が出たツアーのガイドも取り調べを受けることがあるそうです。最悪の場合は職を失う可能性もあるわけで、他人の人生をかけて撮影するのはどうかと思います。許可を取るとかもっとうまくやるべきでは?E社の団体と遭遇するとたいがい嫌な思いをさせられますが、今回もそうでした。
ちなみにその人は、翌日のタクツァン僧院行きで落馬して引き返したそうです。因果応報、ブータンの仏様たちはちゃんと見ていたんでしょうね。私のガイドさんに「こういうのを罰があたると日本ではいいますよ」と教えたら喜んでくれました。次からは「撮ったら罰があたりますよ」と話してみるそうです(笑)





プナカを出てティンプーへ向かいます。タシチョ・ゾンの入場時間に間に合うかもしれないということでした。翌日に外観観光の予定だったのが入れるなら嬉しいので、途中の峠の下車観光はやめて急ぎました。
左は走る車からの一枚、ティンプーの近くの山です。ここに巨大な大仏を作るのだとか……、え〜、きっと合わないからやめようよ〜(笑)



タシチョ・ゾン到着。閉門10分前に滑り込みました。
翌週のお祭りティンプー・ツェチュに向けて寺の中で夜に行われる秘儀「シャナ・チャム」を垣間見、さらにはブータン仏教界の最高峰ジェ・ケンポのお姿も見ることができました(もちろん撮影禁止)。峠をパスしなければ間に合わなかったはずなのでよかったです。ガイドさんとドライバーさんの努力が無駄にならずに済んだのも嬉しいです。出てきたらドライバーさんがガイドさんに「入れた?」と聞いていました。ナメサメカディンチェ(本当にありがとう)と言うととても嬉しそうでした。よかったよかった(笑)






夜はいよいよ本格的な辛さに挑戦。前日までは唐辛子の種を抜いた料理でそれでもじゅうぶん辛かったですが、この日の料理は種も入っていて一段と辛かったです。でも美味しかった、辛さにやみつきになりました。泊まったホテルの朝食が旅行者向けでぜんぜん辛くないのがつまらなかったです(笑)