杉原千畝記念館(人道の丘公園)
岐阜県加茂郡八百津町


岐阜県八百津町にある、杉原千畝記念館に行ってきました。

八百津町は、名古屋から車で1時間半ほどのところ。山間の小さな町です。リトアニア共和国駐在領事だったとき、ナチスに終われたユダヤ人たちのため、日本政府の指示に反して日本の通過ビザを発給した話は、今では有名かと思います。映画通なら、数年前のアカデミー賞でオスカーを獲った「ビザと美徳」の元になった話としてご存知の方も多いはず。“日本のシンドラー” なんて言われ方もしていますね。杉原千畝の経歴や功績については、ネット上でもあちこちで語られていますのでそちらに譲ります(杉原千畝で検索できます)。

交通の便がいい場所ではありませんが、あの悪夢の戦争の最中にこういう日本人がいたことを忘れないために、それから、つい最近まで名誉回復が認められなかったというこの国のお役人たちの馬鹿さ加減を再確認するためにも、訪ねる価値があると思います。

残念ながら館内は撮影禁止ですので、道草コーナーでの紹介になりました。入場料は大人300円、小人100円。団体客が入っていなければ空いていてゆったり見学できます。小さな建物ですが、イスラエルから送られたヤド・バシェム賞などの各国から寄せられた書面やメダル、当時発給されたビザなどの資料がたくさんありますので、小1時間かけてじっくり見学できます。

なお、記念館のある一帯は「人道の丘公園」になっており、杉原千畝にちなんだモニュメントや、シュバイツァーとナイチンゲールの像があります(シュバイツァーに人道というのにはちょっと疑問がありますが。アフリカでは決して“密林の聖者”と崇められているわけではなさそうです。むしろ悪魔とする話すらあるので)。